中世の町フィレンツェ

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私が一時期夢中になって読んだ作家辻邦生。
彼は、大作『春の戴冠』で、フィレンツェのドゥオモのことを、「花の聖母寺」と書き、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」とルビをふらせていた。辻邦生のこの寺院への思い入れが伝わってきて、私はこの本を読みながら、いつか赤い丸屋根のドゥオモを見てみたいと思いながら、そんな日がくるなんて、本当は思ってはいなかったような気がする。
ミケランジェロ広場から、フィレンツェの町を望み、中心にあの花の聖母寺の丸屋根を見たとき、本当に来たんだ! でもどこか夢のような気分だった。
ルネッサンスの華やかさを今に残し、町全体が中世そのままのたたずまい。
現代人の自分の居場所がないような、そんな錯覚を覚える町だった。
時間の関係で美術館めぐりはできなかったけれど、ルネッサンスの芸術作品をいっぱい鑑賞するべきだったと反省している。

ドゥオモはちょっと汚れが目立っていた。
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「最後の審判」
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洗礼堂の「天国への門」
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美しいサンタクローチェ教会。ミケランジェロやロッシーニなど有名人の墓がある。
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ヴェッキオ宮。かつての共和国政庁で、今は市役所。
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金だらけの天井。ちょっと豪華すぎ!
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ヴェッキオ宮からの眺め。こういう環境で、普通に暮らしている人々がいるのだ。
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ヴェッキオ橋 
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欠けた石は同じような石を探して取り替えるとか。維持するのも大変!
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by mint-de | 2009-08-01 16:51 | 旅する風

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