「サンシャイン・クリーニング」

「サンシャイン・クリーニング」 (2008年 アメリカ映画 監督クリスティン・ジェフズ)

元気をもらえる、私好みの映画。
ままならない人生でも、あきらめずに前向きに生きていけば、いつか道は開かれる。
そう信じて生きようよって、いわれてる気分になる。

ローズは、ハウス・キーパーとして働きながら、息子オスカーを育てているシングルマザー。
元カレの刑事マックと不倫中のローズは、マックから、事件現場の血などで汚れた部屋をきれいに掃除する仕事が、いいお金になると聞く。たまたま、想像力たくましいオスカーの行動が学校で問題になったので、ローズはオスカーを私立に転校させるべく、お金がもうかる事件現場のクリーニングを始めることに。何をやっても、すぐ仕事を首になる妹ノラを誘い、何とか仕事をこなし、「サンシャイン・クリーニング」として順調にやっていったのだが、ある事件が起きてしまう…

最初の事件現場で、普通、エプロンやマスクくらいつけるだろうと思ったので、しばらくしてから作業着を買ったり、いろいろノウハウを学びはじめて驚いた。まったくの素人が、こういう仕事をできるのかな? という疑問もあるけれど、ローズが仕事に誇りをもっていく様子が微笑ましかった。

高校時代は、チアリーダーの人気者だったのに、今はハウス・キーパー。
かつての同級生に見栄を張りたい気持ちは理解できる。
ローズが、現場の仕事には、死んだ人や今生きている人の役にたっているという自負があると、同級生たちに語るシーンは、ちょっと場違いでおかしかった。紙おむつのチョコには、ギョッ(笑)
姉妹の父親も、面白い。いくつになっても好奇心旺盛で、孫のオスカーといいコンビ。

姉妹には、母が昔、自殺したという悲しみも隠されている。
母の思い出のないノラは、そのことがずっと気になっていた。ノラは仕事場で、ある遺品を見つける。
そこには、亡くなった女性の娘の写真があった。ノラはその娘を捜しだす。でも、その娘は自分が母を思っているように、母親のことをよくは思っていなかったと知ったとき、ノラは吹っ切れたのだと思う。
人の死に方がさまざまあるように、生き方だっていろいろあると…。
いつも誰かに頼っていたノラは、やっと自分の足で生きていこうと思えるようになったのだと思う。

「24」のクロエが、ノラが捜していた娘役。彼女は、クロエのまま(笑)
素っぽい演技が、彼女の魅力なのかな。
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by mint-de | 2009-08-06 14:46 | シネマ(あ~そ) | Trackback

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