碧草の風

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「スウェーデン警察 クルト・ヴァランダー」 第1・2話

「殺人者の顔」

ヴァランダー役の俳優さんが、私が原作を読んでイメージした感じとはかなり違っていたけれど、ドラマとしては面白かった。
残忍な殺され方をした老夫婦の事件。
瀕死の妻の口からもたらされた「外国の」という言葉から、また別の殺人事件が発生してしまう。
スウェーデン国内の移民に対する問題や、人種への差別意識も浮き彫りになる。
原作のあとがきによるとスウェーデンは移民の多い国で、人口の五分の一が移民か外国生まれの人なのだそう。外国人の安い労働力によって、国内の人間が失業してしまうという話には、10年以上も前のことだけれど、日本にも通じるところがあって、どこの国も大変だなあと思う。
刑事の仕事はカンによることもあるといったヴァランダーが、実際に自分が銀行で両替したときのヒラメキで、事件を解決に導いたところが面白かった。地道な捜査も大切だけれど、推理力も必要。それも経験の積み重ねだろうけれど。
娘のリンダや父への心配には同情するし、離婚しても妻と会いたがったり、孤独を癒やすために性急に女性を求める気持ちが滑稽だったり、病気の同僚への気遣いなど、ヴァランダーの私生活には感情移入できる要素がいっぱい。
そして、あまり目にしたことのない北欧の風景が楽しめるのも魅力。
by mint-de | 2009-08-23 19:04 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback
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