「八日目の蝉」 第3回

「悲しき女たち」

希和子は、エンジェルの家で野菜やパンをつくり、規則に縛られながらも、薫の成長を喜び、薫との暮らしに幸せを感じていた。
1992年の春、ホームでは親と子どもは別々の部屋で寝ることになっているのに、薫が一緒に寝たいとやってきたのでそのまま寝てしまった希和子は、早速サライに怒られる。ホームではみんなが家族なので、本当の親子の絆はないということらしい。久美は、そんなのは不自然だと抗議する。罰としてトイレ掃除をすることになった希和子を手伝う久美。久美は自分も別れた5歳の息子と一緒に暮らしたいので、エンゼルの部屋にあるお金を持ち出して連れてきたいと話す。しかし、久美はお金をとったところを見つかってしまう。自分も息子と暮らしたいという久美に、サライは男はダメだと冷たく言い放つ。男は悪魔なんだって!(ビックリ。よっぽどひどい目にあった人なんだね)

久美の監視役として、バンで行商にでかけた希和子は、サライが自分の赤ちゃんをマンションの窓から放リ投げた女だという話を聞く。久美は、近くに息子が住んでいるのでちょっとだけでかけてきたいという。希和子はその願いを聞き入れ、車で待つことにする。久美は、息子に会えたけれど、自分を全然覚えていないと泣く。希和子は、自分のお腹をいためた子への久美の思いの強さに、複雑な心境になる。

ホームに、17歳の沙絵という妊娠している娘がやってくる。両親は中絶させようとするが、自分は産みたいのでここで産ませてくれという。沙絵はホームで出産したが、それから後で、ホームの存在が社会問題になっていて、沙絵の親たちやマスコミが、子どもを監禁している、解放しろと門の外にやってくる。たまたま希和子が乗っていたバンが撮影され、そのニュース映像に希和子を認める秋山。

ホームの印象をよくするために、マスコミに公開して内部を見てもらうことにしたと話すサライの言葉に、凍りつく希和子。1993年の春、久美の助けを借りて、希和子は金庫からお金を勝手にとり(自分の財産を差し出していても窃盗だよね)、薫を連れホームから逃亡する。薫と一緒に外出したことのなかった希和子は、遊園地へいき、楽しいひとときを過ごす。薫との暮らしに終わりがあることを知っていたからこそ、希和子は今のこのときを大事にしたかったのだ。

久美とサライの母としての思いは、対照的だ。久美の場合は、ごく普通の母性愛といえるだろう。サライは、沙絵の出産後に号泣していたけれど、自分の行為を悔やんでもくやみきれないはずだ。育児ノイローゼという言葉はあるけれど、子どもを傷つけたり殺したりするまで追い込まれるという心境は、私には理解できない。
希和子の、薫の実の親への気持ちは、どうなっているのだろう。
今後は、久美の実家にいくのかな。
トラックバックURL : http://mintmmks.exblog.jp/tb/10964935
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by mint-de | 2010-04-14 15:06 | 日本のドラマ | Trackback

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


by mint-de