「SPIRAL3~連鎖~」 第1話

第3シーズンが始まった。最初から思いっきり暗くて、ついていけそうにないかもとか思ったけれど、ベルト警部を見ていると、彼女を応援したくなるから不思議。カールソン弁護士が登場しなかったのは残念だった。来週から出番があるかな?

若い女性の遺体が発見された。ロープで念入りに縛られた黒いカバーの中には、胸をえぐられ内臓を切りとられた刺殺体が入れられていた。あまりにも凄惨なその姿に、捜査員たちも思わず目をそむけてしまう。面倒な仕事をしたくない警視庁の連中から仕事を「もらった」ベルト警部は、早速捜査を始める。
近くにとめてあった車から、被害者は18歳のカリーヌ・ラヴェルニュと判明。部下のジルが浮かない顔をしているのに気付いたベルトは、ジルから被害者の捜索願が2日前に出されていたことを聞かされる。祖母が心配してやってきたが、重大なこととは思わなかったので写真の手配もしていなかったという。ベルトは前回のファルークの事件でまた訴えられているので、部下の失態にウンザリ気味。

遺体を解剖した検視医は、生きながら傷つけられ、解剖学を学んだものの仕業で、子宮切除の技術は20年前くらいの知識だから、犯人は50歳以上ではないかと推測する。ベルトは、カリーヌの日記から友人のゾエが事情を知っていると判断して、話を聞く。カリーヌは、女としての「体験」を求めていたらしい。その体験の様子を撮った動画まで残っていて、それを撮影したのがゾエだった!驚きはまだあって、相手の男は、何とゾエの父親だった! この父親は、小児性愛者。ベルトたちは容疑者として疑っていたが、事件当夜は14歳の女の子と一緒にいたということがわかる。

捜査が振り出しに戻った矢先、新たにセリア・モローという19歳の女性が行方不明という情報が入る。兄の話から、タイソンという黒人がストーカーのようにセリアにつきまとっていたことがわかる。かなり暴力的な傾向のある男で、浮浪者たちと廃院となった外科医院にたむろしているという。ベルトたち捜査員が、その廃院に踏み込むと、タイソンは大量の血が残された部屋で、血まみれになったセリアの写真を手にして休んでいた。ベルトが見下ろすと、タイソンの目がカッと開いた!

ゾエと父親の関係は、なんとも理解しがたい。普通、ああいう趣味の父を知ったら、娘は父を嫌いになると思うけれど、彼女はかばおうとしていた。たった一人の父親だから? ある意味で寛大? この社会には理解しがたい現実があるということだけ、わかった気がする。

クレマン検事は、マシャール検事正から、ヴィルテュー市の祭りで8歳の子どもが犬にかまれて重体になっている事件で、担当のロバン判事から審理の様子を聞いてほしいと頼まれる。その事件は、祭りで警備員の飼い犬が子どもをかんだ事件で、子どもの両親は、警備責任は市長にあるとして、その市のクルセル市長を訴えていた。市からは、訴えをやめて和解に応じるようにという電話があったというが、両親は、あくまでも責任を追及したい様子。ロバンは、両親に向かって、8歳の息子を11歳の娘に任せて自分達がそばにいなかった責任はどうなるのかと聞く。その言葉に驚く両親。
クルセル市長は司法省の出身なので、市長が被告にならないようにマシャールは上から頼まれたらしい。仲のいいクレマンからロバンの情報を聞き出そうと思ったのだが、クレマンは、ロバンにそのことを伝え、ロバンはロバンでわが道をゆく態度にでたので、マシャールは、すっかりご立腹。クレマンの部屋を移し交通犯罪担当にしてしまう。生意気な若造に振り回されたくはない、そういう態度をとり続けると後悔するぞと脅すマシャール。二人のバトルはどういう結果になるのだろう?

警部ロール・ベルト
ジルが暴対班に異動を願い出たことにショックを受けた様子のベルト。彼女は部下がミスをしても、あくまでもかばって結束を強めようと努力していたのに、ジルはベルトに迷惑をかけたくなかったのかな?チームを家族のようにまとめたかったベルトに、ジルは家族とはもっと建設的なものだといっていたけれど、そういうことはないんじゃないかな。良い面も悪い面もひっくるめて支えあうのが家族だと思うけれどね。
ボスのオベール警視は、警視庁の犯罪部長を志望したらしい。自分の点数稼ぎのためにも、ベルトに事件を解決するようにはっぱを掛ける。上層部には信頼されていないベルトだが、ボスにはまだ少しの信頼感があると知り元気を出すベルト。

判事フランソワ・ロバン
ロバンの家族は母と弟のマルタン。その母が脳梗塞になって入院した。ロバンと母との関係は、いいとはいえない。ロバンは、手術をすすめるが母は嫌だという。弟に、母への説得を頼むロバン。ロバンは、母に嫌われていても、責任感からか週に一度は母と食事をしていたらしい。弟に無理をするなといわれる。ロバン判事はナゾの人だったけれど、今シーズンでいろいろわかるかも。親が子どもの面倒を見るのは当然のことだけれど、かなり厳しい持論があるようなので、その考え方は、あの母親との関係が原因なのかもしれない。

検事ピエール・クレマン
マシャールの怒りをかってしまったクレマン。マシャールは、検事の仕事より上層部との関係に神経を使うタイプ。そのマシャールに徹底抗戦の構えのクレマン。これからの行動に興味津々。
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by mint-de | 2010-06-09 19:21 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

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