「LOST」 第114話(6-11)

「目覚めの時」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
デズモンドは、迎えにきたジョージが運転する車で空港を後にする。向かった先はウィドモアの会社。驚いたことに、この世界では二人は深い信頼関係で結ばれていて、デズモンドはウィドモアの面倒な仕事を引き受ける「お気に入りの修繕屋」。今回の仕事は、ウィドモアの妻の慈善イベントに出演するロックスター(チャーリー)が麻薬所持で捕まったので、彼がイベントに出演できるよう面倒を見ることだった。

デズモンドは早速、釈放されたチャーリーに会い車に乗せようとするが、チャーリーはイベントに出たくない様子。わけを聞くと、チャーリーは愛について語りだした。飛行機のなかでヘロイン所持がばれそうになったので、飲み込んでないものにしようとしたところ、袋がのどにつかえて意識を失った。そのとき、ブロンドの美人を見た。ずっと彼女が好きだったと思い出した。その愛に身を任せようとしたとき、意識が戻ってしまったと。チャーリーにとって、その愛の幸福感を味わってしまったら、ロックのことはもうどうでもよくなってしまったらしい。それでも、デズモンドは選ぶ余地はあるといって、チャーリーを車に乗せてイベントへ。

車中、チャーリーは、デズモンドに今に満足しているようだが違う、今度は俺が選ばせてやるといって、デズモンドが握るハンドルをいきなりとり海に突っ込む。デズモンドは何とか車から脱出し、意識のないチャーリーを救おうとする。そのときデズモンドは、ウィンド越しにチャーリーが手に書いた「ペニーの船じゃない」というメモを見る。それは幻だったのか?
デズモンドはチャーリーを助け、二人とも病院へ。デズモンドは医師から幻覚はないかと問われ、すぐに返答ができない。その態度に、医師は異常がないかMRIで調べるという。MRIの検査中に、デズモンドは一瞬女性と赤ちゃんの姿を見る。その記憶を確かめたくなったデズモンドは、検査を途中でやめてチャーリーを捜す。チャーリーは病院から脱け出そうとしていた。逃げるチャーリーにデズモンドはペニーのことを聞く。チャーリーは知らないといい、「感じた」なら捜すべきだといって逃げてしまう。

デズモンドはウィドモアの妻エロイーズに謝罪するためイベント会場へ。音楽家の息子と共演するはずだったが、ロックスターに予想外の出来事はつきもので起きたことはしょうがないと、エロイーズはあっさりいって、許してくれる。会場からでようとしたデズモンドは、リストの名を読み上げる声に足を止める。「ペニー・ミルトン」と聞いたデズモンドは、リストを見せてほしいと頼むがやってきたエロイーズに断られる。調べるのをやめなさい、違反なの、準備ができていないからというエロイーズ。

がっかりしたデズモンドが車の中で酒を飲んでいると、息子のダン(ダニエル・ファラデー)がやってくる。そして、彼もまた愛について話し始めた。博物館に勤務する青い目をした赤毛の女性(シャーロット)に一目ぼれした、すでに知っていたような感覚で、彼女に会ったあとで、こんなものを書いてしまったといって、手帳を見せた。それは量子力学の式で、物理を専門にしている者にしか書けないので、音楽家の自分がなぜ書いたのかわからないのだという。そしてダンは奇妙なことをいうのだった。恐ろしい大惨事が起きかけていて、それを止めるため巨大なエネルギーを放出しなければならなかったら、この世界が本当の世界ではなく、われわれには別の人生があって、理由があって変えていたとしたらと。まだ知らないペニーのことを聞く君も、「感じた」んだというダン。そしてダニーは、ペニーは自分の異母姉だといって会える場所を教えてくれた。

競技場で、かつてデズモンドがジャックと会ったときのように、ペニーは階段を上り下りしていた。デズモンドはペニーと握手した瞬間、気絶した。1時間後にペニーと喫茶店で会う約束をしたデズモンドは、車に戻ると、ジョージにオーシャニック815便の乗客名簿を依頼した。乗客に見せたいものがあるといって。

<島・デズモンド>
目覚めたデズモンドは、自分がどこにいるのかわからない。やってきたウィドモアは、説明したら来てくれないので無理やり連れてきたと話す。自分がまた島に戻されたと知ると、デズモンドは怒りに任せて点滴スタンドをウィドモアにぶつけた。ウィドモアは、デズモンドがハッチの爆発で大量の電磁気を浴びても平気だったという情報から、デズモンドには特別な力が備わっていると考え、皆が生き残るため犠牲をお願いしたいという。

古い発電室に連れていかれたデズモンドは、機械のテスト中に死んでしまった男を見て激しく抵抗するが、部屋に閉じ込められ、強力な電磁気を浴びてしまう。そして、数秒間気絶していたデズモンド。彼は電磁気を浴びた後で、別人になっていた。デズモンドは、自分には重要な役割があることを悟ったのだ。ウィドモアにいつ始めるのかと聞くデズモンド。

デズモンドやゾーイたちが移動しているとき、サイードが襲ってくる。サイードは、彼らは危険だから一緒にいこうとデズモンドを誘う。デズモンドは「もちろん」といって、サイードについていった。
デズモンドは、気絶している間に何を見たのだろう?
そして、なぜサイードについていったのか?
サイードや黒ロックが危険だと知っているのだろうか?

今まで描かれたサイドウェイの世界では、ジャックたちは島での記憶をほとんどもっていないようだった。全然別の人生のようだったが、瀕死のジュリエットがつぶやいた「成功した」は、真実だったのかもしれない。
チャーリー、デズモンド、ダン、エロイーズ。彼らには島での記憶があるのだ。
しかし、準備ができていないと、記憶を知ることは危険なのだろうか。
デズモンドの気絶は何を意味するのだろう。
島で電磁気を浴びたデズモンドは、どこまでやるべきことを理解しているのだろうか?
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by mint-de | 2010-10-04 16:13 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

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