「女検察官アナベス・チェイス」 第9話

「ドラッグ殺人」

現実の検事には幻滅気味なので、ドラマの検事補アナベスの真摯に仕事に取り組む姿勢が、余計さわやかに思える。
実際の仕事は、もっと厳しいものなのだろうけれど、アナベスの被害者を守り悪を裁くという理念に基づいた仕事振りは、見ていて気持ちがいい。

今回の事件は、ドラッグ常習者が依頼されて、家にいた二人の女性を殺害した事件。
殺人を命じたのが、中西部のドラッグを仕切る大物だったため、大物を逮捕するために、実際に殺人を犯した男を15年の減刑にする司法取引をすることに。
しかしアナベスは被害者の夫の怒りに触れ、司法取引をせずに大物を逮捕する道を考える。
その捜査の過程で、殺人は犯人が家を間違えたことによってなされたことが判明する。
殺害された家の向かいの家庭が標的だったのだ。
そんな理由で妻と母を殺された夫にとって、間違えて殺された上に、犯人が減刑されるなんてとんでもないこと。
アナベスの執念が実り、取引なしで大物は逮捕された。
ほかのドラマでもよく司法取引がでてくるけれど、私はどうも納得がいかない。
罪を犯しても、重要な情報を教えたら刑が軽くなるというのは、おかしくないだろうか。
罪は罪なのに。悪いことをしても、情報を多く持っていれば有利になるということ。
それは、被害にあった者や遺族たちにとって、とても理不尽なことのように思える。
今回は、アナベスの努力が報われたけれど、納得のいかない事件はいっぱいあるのだろうな。
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by mint-de | 2010-10-07 15:58 | 海外ドラマ(A~G) | Trackback

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