「女検察官アナベス・チェイス」 第10話

「血塗られたバット」

少年野球チームでプレーする少年が、試合に負けた相手チームの少年をバットで殴り殺してしまった。スティーヴは殺人罪で起訴すべきだというが、アナベスは暴行で4年が相当だと考える。
アナベスは、二人の意見の中間をとり8年で話をすすめようとするが、犯人の少年サムの父親は取引はしないと主張。サムは殺すつもりはなかったのだから、こんな子どもを刑務所なんかに入れるのは間違っているといい、裁判で無罪に持ち込もうと考えたようだった。

アナベスは、サムになぜ被害者のベンを殴ったか聞いても、サムは負けてキレただけ、自分が悪いというばかりで真実が見えてこないので、証言を集めようとする。しかし、サムの母親に同情してなかなか証言が得られない。そこで、アナベスは子どもの試合だったら親がビデオで撮影しているはずだと考え、親たちからビデオを借り、そこから当日の様子を探ることに。

その中から、意外なシーンがでてきた。事件の直前に、チームの監督がサムに怒りながらバットを渡していたのだ。その監督は、ピッチャーだった少年に、ベンに打たれないようにするため球を当てろといっていたことや、過去にもチームに属していた少年が暴行で有罪になっていたことが判明する。

裁判でアナベスは、サムの弁護人に被告の弁護をするのかと驚かれながら、証人である監督の暴行教唆の罪を暴いていく。自分の立場を越えて、事実を検証しようとするアナベスの態度は立派。裁判の後で、サムと父親は少年刑務所で8年過ごすことに同意した。

少年野球なのに、勝つことにこだわりすぎた監督。試合で勝負するのに、負けた悔しさをバットで殴って晴らせといったのかどうかはわからないけれど、少年たちを追い込んだのは事実。
14歳くらいだったら、監督の考えが行き過ぎだと判断できるだろうから、サムの行為はやはり理解に苦しむけれど、突然キレてしまう子というか人って、結構いる。加害者の家族も混乱するだろうね。こういう被害者、加害者、その家族も、とてもつらいだろうなと思った。

審判をやっていた人が、昔は純粋に野球を楽しんでいたという言葉が印象的だった。今は奨学金や契約のためにやっているからと。確かにそういう面もあるだろう。アナベスの夫が父親とキャッチボールしたのを懐かしんでいたように、相手とのコミュニケーションやプレーすることの喜びは、今の少年野球にはないのかもしれない。

モリーンの妹キャシーが万引きで逮捕された。心に問題を抱えているらしい。保護観察と奉仕活動ですんだものの、その後すぐにモリーンの財布からお金を盗んでいた。優しそうな夫もいるのに、なぜなんだろう?
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by mint-de | 2010-10-15 15:07 | 海外ドラマ(A~G) | Trackback

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