「海炭市叙景」

「海炭市叙景」 (2010年 日本映画 監督熊切和嘉) 

詩的なタイトルから連想した世界が、そのまま描かれているような映画だった。
日々の暮らしを淡々と綴り、そこから切なさややりきれなさが波紋のように伝わってくる。
職を失った若い兄と妹、立ち退きを迫られている老女、水商売の妻が心配なプラネタリウム職員の男、経営も再婚した妻と息子の関係もうまくいかず悩むガス屋の社長、疎遠な父と息子。
オムニバス形式で描かれる5つの物語に登場する人物たちは、みな問題を抱えている。
それでもみな、それなりに生きている。
人生は喜怒哀楽。そんな風に生きるしかないっしょ。そうでないかい?
余白のある映画って感じかな。しみじみとした余韻が残る映画。
音楽が、ストーリーと函館の冬景色にとてもあっていた。
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by mint-de | 2011-01-25 20:32 | シネマ(あ~そ) | Trackback

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


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