碧草の風

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冒瀆罪

新聞を読んでいると、そんなことがあるのかと驚く事件はいろいろあるが、昨日の「イスラム冒瀆罪」に関する記事(朝日新聞)には驚いた。
イスラム教への冒瀆罪に問われた女性を擁護した州知事が暗殺された事件で、暗殺した容疑者が宗教界や市民から称賛されているという。
発端は、キリスト教徒の女性がイスラム教徒の同僚に「キリスト教徒がくんできた水は汚くて飲めない」といわれたことから、預言者を侮辱するような発言をして罪に問われ一審で死刑判決がでたこと。
この預言者への冒瀆の罰則は、規定上は死刑しかないのだという。もっとも実際には死刑になった例はないらしい。人権団体やローマ法王もキリスト教徒の女性の解放や法の改正を求めているという。
預言者さんは、自分たちの宗教を侮辱されたくないなら、ほかの宗教にも敬意を払いなさいと教えなかったのだろうか。売り言葉に買い言葉の口論で拘束され、死刑判決まで受けるなんて、甚だ恐ろしい。
これは極端な事件なのだろうけれど、個人的に信じる宗教は、どうぞご自由にって思うけれど、国や政治に利用される宗教は、いろんな意味で怖いなって思う。
by mint-de | 2011-01-28 14:58 | 社会畑