「ザ・タウン」

ベン・アフレックの監督作品は、以前、DVDで「ゴーン・ベイビー・ゴーン」を見ていて、好印象をもっていた。この作品も最初からスリリングな展開で、最後まで緊張感を持たせる描き方は上手いと思った。
私は派手な銃撃戦やカーチェイスは苦手なのだが、強盗グループの彼らが追ってくるFBIから逃げようとするシーンでは、彼らの必死さに悲壮感のようなものを感じた。
金儲けをするには強盗しかないと思わざるを得ないような環境で暮らしている身には、まっとうに生きるという考えは最初からないのかもしれない。
銀行強盗や現金輸送車強盗の一番多い街タウン。そこで育ったダグ(ベン・アフレック)とジェム(ジェレミー・レナー)は強盗仲間。だが、ある事件をきっかけに二人の進む方向が違ってくる。
ダグは銀行強盗で人質にとった支店長クレアと恋に落ちてしまい、強盗から足を洗うことを決意する。強盗をやめたいダグと、そんなダグを引き止めたいジェム。ジェムのラストが切ないのは、そんな生き方しかできない男が哀れに思えるからだろうか? ジェレミー・レナーはアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされているが、確かにいい演技だった。
その後のダグは、どう生きるのだろう?

ダグが人質にとったクレアと恋に落ちるというのは、ちょっと信じられない展開なのだが、それも、コインランドリーでクレアがダグに話しかけて二人の付き合いが始めるのだけれど、この辺の描き方はちょっと安易すぎる気がした。
強盗団を追い詰めるFBIの捜査官フローリーが「マッドメン」のジョン・ハム。彼もいい演技で存在感があった。AXNで始まる「マッドメン」は、男の物語という感じで私にはあまり面白そうに思えないでいるのだが、彼がでているのなら見てもいいかなと思っている。
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by mint-de | 2011-02-12 13:58 | シネマ(あ~そ) | Trackback

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