碧草の風

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美しい活字

NHK朝の「おはよう日本」で、電子書籍のこの時代に、昔の活版印刷の活字にこだわり、活版で短歌の同人誌をだしているという話が紹介されていた。
確かに、活版で印刷された字は紙面に凹凸のような立体感というか浮き上がった感じがして、文字が強調されていたような気がする。オフセット印刷の文字と比べると、彫られた文字は、私も美しいと思う。
でも、植字にはすごい手間がかかるから、膨大な資料などを印刷する場合は、やはりオフセット印刷が便利だろう。
昔の印刷所の職人さんたちは、そういう膨大な量の印刷物を一つ一つ活字を拾って作っていたんだね。
それを思うと、昔の人はすごかったと思う。集中力と根気がすべてだ。
スピーディーで便利なものばかりが好まれる時代だけれど、何かをつくるには、それなりの時間がかかって当然なのだ。
活版印刷の大変さを思いながら、そういう手間をかけてできたものが次第に失われていくことに、ちょっぴり寂しい思いがする。

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by mint-de | 2011-10-20 15:59 | 観て☆聴いて☆読んで