碧草の風

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不安にさせる?

昨日の朝日新聞夕刊の記事。
6年前に国の原子力安全委員会が、原発事故に対応する防災指針を国際基準の見直しに基づき改訂しようとした際、経済産業省原子力安全・保安院が強硬に反対していたことがわかったというのだが、その理由に憤りを覚えた。
彼らはこういっているのだ。
「社会的な混乱を惹起し、ひいては原子力安全に対する国民不安を増大するおそれがあるため、検討を凍結していただきたい」
それって、本末転倒だろう。
国民を不安にさせるからやめてほしいというのではなく、不安を解消させるべくここまで安全を考えて見直しに努力したいというべきだし、不安にさせるからやらないというのは、まずいことは隠しておきたいと暗にいっているようなもの。
今回の事故を受けて、国際基準に合わせて改訂することに決めたのだそう。遅いよね。
NHKBS1の「震災後を歩く 海外ジャーナリストの見た日本」のなかで、中国人のビジネスマンは、日本の政府も東電も事実を公表していない、日本人は精神的に強いのだから、事実をいっても対応できると思う、というようなことをいっていた。
他国の人間のほうがちゃんと日本人を見ているのに、原発を仕切っている方たちのほうが、国民を馬鹿にしていて、理解していないのではないか。私はそう思っている。
by mint-de | 2012-03-16 21:07 | 社会畑