碧草の風

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就活にフェイスブック

朝のニュース番組で、大学生の就活にフェイスブックが利用されていると聞き、違和感を覚えた。
企業が、面接だけではわからないその学生の個性を、フェイスブックから判断しようというもの。
確かに「素の顔」を知ることはできそうだ。でも、友達の数で社交的かどうか計れるとかいっていたけれど、それは、あくまでもネット上のこと。実際に会って付き合うのと、ネット上のやり取りでは質が違うだろう。
それに企業がフェイスブックを利用しだしたら、「気に入られるフェイスブック」と題して、その対策のための講習会とかがでてくるだろうから、就活用のフェイスブックになってしまって、「素の顔」は消されかねない。
大体、今の就活はちょっとおかしいと思う。エントリーから書類選考を経て、面接が3回くらいもある。
それを何社も受けるのだ。学生も疲れるだろう。その先の長い会社人生を考えたらそんなことで文句をいうなと言われるかもしれないが、あまりにも企業側の論理で仕切られている気がする。
あるラジオ番組で、もう少し簡素な入社試験にして、「こんな若者がこういう立派な社員になった。とてもうれしい」といった社長の話をしていて、企業が人を育てる意識をもてば、そんなに選考に頭を悩ますことはなくなる、というような話をしていた。
22歳から働きはじめて、何十年も働き続けるのである。今、どんな人間かよりも、これからどんな人間になるかが重要だ。
それを考えたら、22歳の若者をやたらめったら品定めしても、それほど意味はないように思えてくる。
学校の入試並みに、試験を1回、面接を1回でも十分ではないだろうか。

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by mint-de | 2012-04-19 16:35 | 社会畑