碧草の風

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いつか陽のあたる場所で 第9回

「名乗れない母親」

アヤは、妹からの電話で、息子の朋樹が児童養護施設に入っていると知らされる。夫の両親が体を壊して朋樹を育てられなくなったのだ。
自分が息子の人生に関わらないことが、息子のためだと思っているアヤだったが、施設に入っていると聞くと心配になり、施設に電話をしてしまう。
電話を受けた園長は、親せきと名乗ったアヤが母親だと察し、朋樹は両親は事故で亡くなったと聞かされており、母親のことも覚えていないと話す。

アヤの家を訪ねたハコは、朋樹のことを知り、息子に会いたいという気持ちを必死におさえているアヤのために、あることを思いつく。パンが好きな朋樹のために、アヤがパンをつくって施設に届けるのだ。ハコは、アヤが働いていたパン屋の主人に頭を下げ、場所を貸してもらう。アヤはハコとパンをつくり、施設へ。

園長は、パンをプレゼントしてくれるボランティアとして、二人を紹介する。
アヤは、何人もいる子どもたちのなかからすぐに朋樹を見つける。おいしそうにパンを頬張る息子の姿を、ただじっと見つめるアヤ。朋樹は母親を覚えていないはずだったが、朋樹が描いた絵を見て、アヤは驚く。その絵には、アヤが買ってやった恐竜がプリントされた服を着た朋樹と母親が描かれていたのだ。
二人が帰るとき、朋樹は駆けてきてその絵をアヤにプレゼントした。朋樹は、アヤに何かを感じたのかもしれない。

尚之は、妙子にハコのことを妻に話すと告げる。今までは、姉の事実から逃げていただけだと気づいたのだ。尚之の決断にも、妙子の気持ちは変わらないのだった。

ハコとアヤは、ハコの家で夕食を一緒に作り食事を楽しむ。ハコは、いつか二人のお店をもちたいと、夢の家を描いてみせる。それを見て笑みを浮かべていたアヤだったが、翌日の朝、アヤは別れのメモを残して去っていった。

息子に母親だと名乗れないアヤは、本当に可哀想だ。確かに、父親を母親に殺された子どもにとって、目の前に母親が現れても困惑するだけだろう。子どもは事実を知らないほうがいいのかもしれない。でも、はたしてそれでいいのだろうかという気もする。難しい問題だね。
アヤは、どうしてハコになにもいわずに去っていったのだろう。ハコの今後を考えて、自分は邪魔だと思ったのかな。それも寂しいね。
by mint-de | 2013-03-06 21:11 | 日本のドラマ | Trackback
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