碧草の風

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「愛さえあれば」

スサンネ・ビア監督の「大人のためのラブロマンス」ということで、期待して見に行った。
内容には新鮮味は感じられなかったが、とにかく背景となる景色が素晴らしいので、風景を見ているだけでも癒やされる気がした。
舞台となったソレントは、数年前イタリアにいったとき、ナポリからアマルフィに向かう途中に通ったところ。
バスの中から見た青い海がとてもきれいだったのを覚えている。その風景をまた見られたので、映画の内容とは関係なく私は満足したのだった(^^)。

イーダは乳がんの治療を終え、安堵して家に帰ったが、なんと夫が若い女と浮気をしていた。
失意のイーダは、娘の結婚式のため一人で空港に向かうが、駐車場で車をぶつけてしまう。そのぶつけた車を運転していたのは、娘の結婚相手の父フィリップだった。
二人は一緒にソレントに向かい、最初の出会いは最悪だったが、結婚式の準備の間に、お互いのよさに気付いていくというストーリー。
私が感心したというか、驚いたのは、イーダの寛容さ。夫のライフは、結婚式に浮気相手を連れてきたのだが、普通なら修羅場になりそうだが、イーダは落ち着いて対応する。周囲も呆れてはいるものの、その女を一応認めているのだ。日本では考えられない展開だと思った。

映画とは関係ないけれど、このライフ役が、「THE BRIDGE/ブリッジ」のマーティン役の俳優さんで、ここでも浮気夫の役だったので、最初の浮気現場のシーンに思わず笑ってしまったのだった。

デンマークに帰ったイーダは、再発の兆候に不安になりながらも、反省した夫のやり直したいという言葉に頷くのだった。しかし、イーダの働く美容院にフィリップが訪ねてきて…
ライフとやり直すと決意したイーダだったが、フィリップの告白に心が揺れる。そして、本当に大切なものに気付くのだった。

見終えて思ったのだけれど、フィリップが訪ねてこなかったら、イーダはライフと暮らしていたんだよね。夫を許しながら、フィリップの登場で、やっぱりあなたとは老後は暮らしたくないというイーダの発言は、ちょっとひどくない? ライフに同情の余地はないけれど、ライフのことが心配になったよ(^^)
イーダは、病気のこともあって、人生の一日一日を大事にしたいと考えたのだろうね。
 (2012年 デンマーク映画 監督スサンネ・ビア)
by mint-de | 2013-05-23 22:39 | シネマ(あ~そ) | Trackback
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