碧草の風

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「さよなら私」

心が入れ替わる設定は、なぜか苦手だ。
海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」のように、おとぎ話の人物たちが現在の町に生きるという、とんでもない設定は、すんなり受け入れられるのに(^^;)
自分でもよくわからないけれど、多分、心が入れ替わると、自分のアイデンティティが曖昧になる、その曖昧さが私には受け入れがたいのだと思う。
それでも、見始めるとラストが気になってしまい最後まで見た。
不思議な物語だったけれど、私としては、友美と薫の友情(愛情といってもいいかも)と母性愛のドラマだと思った。
洋介は二人を見守るために、ああいうキャラになったのだろうけれど、あまりにも都合のいいキャラ(寛大といえば寛大)だったので、こんな男いるかなあとかなり疑問。
それに比べると、春子の夫はものすごくわかりやすい。久しぶりの恋に有頂天になっている様子が、子どものようだった。でも、このドラマに、この男の話は違和感があった。
小さな子を残して人生を終えることになった友美。
その心情を思い、懸命に支える薫。
友美が薫の中で生き続けると信じられれば、そして、薫も友美の心を抱きながら息子を愛そうと思えれば、薫のなかに友美はずっと生きていることになる。
入れ替わることは、このために必要だったのだろう。
自分が他者になったら、自分にとって本当に大切なものがよくわかるのかもしれない。残念ながら、現実にはあり得ないことだけれど。
by mint-de | 2014-12-10 16:42 | 日本のドラマ | Trackback
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