碧草の風

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コペンハーゲン/首相の決断 2-6

少数与党になった連立政権だが、ビアギッテは選挙はせずこのまま乗り切っていくことに。だが、野党側はこの時とばかり攻勢をかけてくる。なかでも、国民党のスヴェンは刑事責任年齢を今の14歳から12歳に引き下げる決議案を提案。ビアギッテは、罪を犯した子どもの罰則を厳しくするよりも、もっと子どもの未来を考えた根本的な問題から対処すべきだと思っていたので、その案には賛成できない。
そんなとき、かねてから移民に対して差別的な発言を繰り返していたスヴェンが、移民の13歳の少年に階段から突き落とされて怪我をしてしまう。スヴェンには同情の声が寄せられるが、インタビューしたカトリーネなどには、怪我をしたことで支持率アップのようないい影響があったのではなどといわれてしまう始末。
結局、討論会で、ビアギッテは、すぐに年齢を下げるのではなく、年齢引き下げについて充分に討議する委員会を設けることで、議員たちの賛同を得る。反対票との差はたった1票だけだったが。

カスパーは、この年齢引き下げ案に激しく反対し、ひどく感情的になる。その理由は、彼は8歳から12歳まで実の父親やその友人たちに性的虐待を受けていて、12歳のときに父親を刺していたからだった。名前を変えていたのもそのせいだったのだ。
ロッテとは別れ、カトリーネに愛しているというカスパー。秘密は嫌だといっていたカトリーネに、カスパーは事件が報道されたビデオを渡す。カトリーネは、やっとカスパーを理解できたのだ。

精神的に不安定なラウラに、抗鬱剤を飲ませて治療するという方針に納得できないビアギッテは、担当の精神科医に直接話を聞く。医者は、不在がちなビアギッテに代わって、自分がちゃんとやらなければという思いがラウラを苦しめているという。渋々、薬を飲ませることに同意するビアギッテ。

カスパーは、ひどい少年時代を送っていた。カトリーネに知らせたことで、二人の関係もいい方に向かっていくのだろう。
少年犯罪に悩むのはどこの国も同じなんだね。刑事責任年齢がイギリスの10歳からというのは厳しいと思うけれど、年齢よりも犯罪内容によって考えるみたいな方が、今の時代にあっているような気もする。
ビアギッテのスヴェンに対する「あなたは本質的なことを考えるのではなく、ただ泥をまき散らし後片付けは他人がやる」という表現に、こういう政治家っているなあと思う。考え方の違う人間と物事を進めていくのは、本当に難しい。
by mint-de | 2016-02-28 15:14 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback
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