コペンハーゲン 3-1

選挙に負けて2年半後、ビアギッテは政界を引退し、講演会や会社の理事の仕事をしていた。かなり裕福になったようで、高級マンションに住み、出張で訪れた香港では恋人ジェレミーと楽しげにデート。
デンマークでは、首相は自由党のヘセルボウで、国民党のせいで移民政策は厳しいものになっていた。新たな経済一括法案に、穏健党の党首ヤコブ・クルーセが譲歩しそうなニュースを見たビアギッテは、穏やかな気持ちではいられなくなる。
ただでさえ民意が反映されていない今の政治、そして党の原則が危うくなっているという危機感を抱いたビアギッテは、今では仲のよい友人みたいなフィリップに、政界に復帰したい気持ちを打ち明ける。フィリップも、今のヤコブにはビジョンがないといい、ビアギッテの気持ちを理解する。

ビアギッテは、直接ヤコブに会い、党に復帰して党首を支える仕事をしたいと告げる。だが、ヤコブはビアギッテの力を恐れたのか、いいバランスにある党内が分裂してしまうかもしれないので、認められないという。納得できないビアギッテに、ベントは1か月後の党首選に立候補しろという。党首になるつもりはなかったビアギッテだったが、今の穏健党を間違った方向に向かわせないために立候補することに。

カトリーネには息子がいた。カスパーとは別れ、母親に育児を手伝ってもらいながら仕事をしていた。カスパーは、ジャーナリストとしてTV1に出演したりしながら、息子の世話も定期的にしている様子。カトリーネは、看板キャスターとして仕事をこなしていたが、育児と仕事でかなりストレスがたまっている。そんなとき、ビアギッテから穏健党の党首選に立候補するので、アドバイザー兼広報として働いてくれないかと打診される。ビアギッテは、以前からカトリーネを買っていたのだ。カトリーネは、悩んだ末に仕事を休んでビアギッテに協力することに。

ベントは党の支部長たちに支援を頼んだり、カトリーネもいろいろ策を練るが、結果はビアギッテの敗北に終わった。ビアギッテは、党の原則を守り、今の政権に譲歩してはならないと演説したが、ヤコブは、その大会を抜けてヘセルボウに合意してしまったのだ。帰ってきたヤコブは、政権側にいることで党の存在感が増し現実の仕事ができる。ビアギッテの理想的な考えをとるのか、現実かと皆に問い、勝利を収めたのだ。
肩を落とすカトリーネに、ビアギッテは、政治とはこんなものだとクールにいうのだった。

トーベンは編成局長に呼ばれ、公共放送ではクオリティーが一番大事だ、視聴率に左右されるなといわれ、そして昇進もあるというような話も聞き安心していたが、その局長が解雇されたと聞き驚く。スタッフも新しい管理体制に不安を抱く。新しい局長は、アレクサンダー・ヨートというトーベンより若そうな男だった。最初は、トーベンの仕事ぶりをほめていたアレクサンダーだったが、ニュース番組の視聴率の悪さを口にして、コストがかかりすぎるので、考えなければならないといい始めるのだった。

ビアギッテは、今は使われなくなった古い建物の部屋を、業者に案内してもらう。ビアギッテは、そこを新しい政党の本部に使うつもりだった。

首相まで務めた彼女が、また一から出直すストーリーに驚いた。苦労して首相になって成功するという展開が普通なんだろうし、辞めてからまたやるというのはエネルギーがいることだろう。それも党も新しく作るというのだから、すごい情熱だ。こういう展開も新鮮かもしれない。
ヤコブの、過去は水に流すとかいいながら、欧州委員ならある発言に苦笑。自分が行かされたことを根にもってたってことだね。彼は、理想を実現できないといってやめたアミーアとは正反対の人間だ。政権側につくために、党の原則からはずれた路線になるっていうのは、どこかの国のどこかの党にも似ているね。
トーベンの局も大変なことになっている様子。ビアギッテとトーベンも、現実と理想の間で悩む展開になりそうだ。
トラックバックURL : http://mintmmks.exblog.jp/tb/22942672
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by mint-de | 2016-03-03 14:45 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


by mint-de