碧草の風

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「LOST」 4~6話

「運命」

夜、突然犬が吠え始めた。機体になにかいるらしい。ジャックたちが明かりをかざすと、目が光った。そして唸り声。飛び出してきたのは、イノシシだった。
このまま、遺体を機内に置いたままだと腐敗が進む。動物に食べられないようにするには、遺体を燃やすしかない。ジャックの火葬の提案に、サイードは「焼くのはひどすぎる」。
私たち日本人は火葬があたりまえだけど、彼らにはものすごく抵抗があるようだ。習慣の違いを実感。

食料をえるために、ロックはイノシシ狩りを提案する。何故かロックは大量のナイフを所持していた。ロックに同行するケイトを心配するジャック。同じく同行するマイケルは息子のウォルトをサンに頼む。サンは英語を話さないけれど、理解はできるらしい。でも、少しくらい英語を話せてもいいんじゃない? 逆に不自然な感じがする。

そして、ロックさんは、何者?どうも、放浪旅行と称して狩りをする計画だったようだ。だから大量のナイフを所持していたのだ。そして、驚いたことに彼は、足が不自由で車椅子の生活をしていたのだ。しかし墜落のショックで、足が動くようになったらしい。そんなことが現実に起きるのか、ものすごく不思議。

シャノンは、兄にカードで魚は買えないと嫌味をいわれ、なんとか魚をとろうと、チャーリーに釣りが出来るか尋ねる。思わず得意だといってしまうチャーリー。しかし、全然できず、ハーリーに助けてもらうことに。二人で魚を突く姿は微笑ましくて、とてもお腹をすかせている人たちには見えない。

イノシシ狩りに出かけた3人は、逆にイノシシに襲われ、マイケルが怪我をする。それでも、ロックは、さらに狩りを続ける。

夫を亡くしたローズが、なにも口にしないのを心配して、ジャックはそばに行く。ローズはただ海を見続けるだけ。何もいわないローズにジャックは「つきあいます」といって、彼もじっと海を見ている。そんなジャックに次第に心を開いていくローズ。
「優しくて、辛抱強くて世話好き」で、あなたは医者に向いているとジャックにいうローズ。ジャックの家は代々医者だったそう。ジャックはなかなか魅力的な男だ。
遺体と機体を燃やしながら、亡くなった人たちの追悼式をやるので、ジャックはローズを誘う。ローズは、夫は死んでいないと思っている。機体がもげて、どこか別の場所で生きていると思っているらしい。そして、その言葉を聞いたジャックがふと木を見ると、誰かが立っている。それは、幻?

ロックは怪物に襲われて死んだと、ケイトがジャックに告げたときも、また、ジャックの目に人の影が。思わず木の下までかけていくと、そこから出てきたのは、イノシシを引きずったロックだった。

夜、機体を焼く炎の下で、クレアが亡くなった人たちの名を読み上げ、彼らに思いをはせる。
そして、ジャックは一人その式には加わらず、暗い海を見続けている。


「責任」


ジャックが見た幻影は父の幻だった。父の棺と飛行機に乗っていて事故に遭ったのだ。
子ども時代に、父親から「失敗を受け止める素質がない」と言われていたことから察すると、父親とはあまりいい関係ではなかったようだ。
でも、その自信に満ちた父も何かのきっかけで挫折したらしい。最後は、酒に溺れ心筋梗塞で亡くなったのだ。

ジャックは、潮に流された女性を救おうと海に飛び込んだものの、助けたのは同じように救おうとして逆に溺れていたブーンだけ。「助けて」と叫ぶ女性を救うことはできなかった。失敗を恐れて、最初から救おうとしなかったのかもしれない。ジャックが海を見ると、またしても幻が見える。

サンは、助けはすぐにこないのだから、手伝うために、皆とつきあうようにジンにいうが、ジンは拒否する。
ペットボトルの水が残り少なくなったため、チャーリーとハーリーは配給制にして、あとはジャックが決めてと相談にくるが、ジャックは、父の言葉がトラウマになっていて、「決めない」と叫んでしまう。
そして、女性を助けなかったことを非難するブーンの背後にまたしても父の幻が…。思わず駆け出すジャック。しかし、追っている途中でがけ下に落ち、必死に木につかまる。

クレアが倒れた。チャーリーが水を飲ませようとして、一か所に集めていた水がなくなっていることに気付く。
パニックになるのをおそれたロックは、みずから水を探してくるといって、ジャングルへ。イノシシを捕まえたり、水探しのコツがわかっているロックさん、とても車椅子の生活をしていた人とは思えない。

チャーリーは優しい。クレアをいたわり、なけなしの自分の水をクレアに渡す。そして自分はみなの面倒を増やすだけと、気落ちするクレアを励ます。

ロックに助けられたジャックは、幻の話を打ち明ける。ロックはこの島の不思議な力を信じ、「島の目を見た」「美しかった」と話す。ものすごく謎である。ロックの足を直したのも島の力なのか。幻は生き返ったのか?
リーダーになるために、幻とケリをつけろというロック。

水を持ち出したのはブーンだった。水を管理していただけだと言い訳をする。

ジャックが物音に導かれて、松明を手に夜の闇を進んでいくと、そこには水が流れていた。そして、そばには飛行機の一部の残骸があり、なんと遺体のない棺も落ちていたのだ。墓に入れないジャックの父は、幽霊となってあちこちさまよっているのだろうか? 
父の幻影と決別するために、棺を壊すジャック。

みなのもとに戻ったジャックは、助けを待つのはよそうと、呼びかける。死なないために協力して力をあわせようと。
リーダーとしてのジャックの誕生だ。「失敗を受け止める素質がない」といった父の言葉からの脱却だった。

「閉ざされた心」

ジャックとケイトが谷に水をくみに行く準備をしながら、楽しそうに話しているのを見つめるサン。そしてサンは、捕った魚を木にたたきつけるジンを少しきつい表情で見る。
これまで見てきて、サンはジンに対して冷ややかな感じがしていたが、やはり、理由があった。

今回のフラッシュバックはサンとジン。サンはお嬢様で、ジンはウエイターだった。サンは駆け落ちをしようと思っていたようだが、ジンは、サンの父親の許可をもらって結婚しようとしていた。そして、ジンが父親の下で働くことで、父の許可がおりたようだが、その仕事はかなりアブナイ仕事だったらしい。
結婚後、血を浴びて帰ってくるジン。ジン役の俳優さんは、日本の仁侠映画にでてきそうな感じだ。こういう役にピッタリで、このフラッシュバックのシーンは思いっきり韓国映画みたいだった。しかし、サンはそんなジンに距離感を抱いてしまったようで、シドニーの空港でジンのもとから姿を消す計画を立てていた。だが決行する日に、迷いがあったためそれができず、結局、墜落した飛行機に夫とともに乗ってしまったのだ。
サンは、空港から逃げ出さなかった自分を後悔しているのかもしれない。

ジンが、いきなりマイケルになぐりかかる。サイードらが止めにはいり、ジンを手錠でつなぐ。英語を喋らないので、どうしてなぐったのか誰にもわからない。

ジャック、ケイト、チャーリー、ロックの4人が水場に出かける。でも48人分の水を持ってくるのに、なんで4人だけなのだろう。とても持ちきれないと思うけれど。
チャーリーが隠れてクスリを吸おうとしたら、なんとそこは蜂の巣の上。ロックの指示でなんとか危機を脱する。
そして、ジャックたちは、水の流れるそばに古い遺体を発見する。洞窟、日をさえぎる木があることから、住むには格好の場所だと、提案するジャック。ケイトは乗り気ではない。

ロックはチャーリーが活動していたバンドを知っていた。喜ぶチャーリー。
そのあとで、ロックはチャーリーのクスリをやめさせようとする。クスリと引き換えに、崖にひっかかっているチャーリーのギターを指差す。

ジャックは洞窟の話をサイードにするが、サイードは「おれ達に相談なしで自分の国をつくるのか」。この言葉は、アメリカとイラクの関係そのもの。
サイードは、発見されることが重要なので、洞窟に行くのは自殺行為だと反対する。マイケルも船を見逃したくないという。
私の意見はこうだ(笑)。日差しの強い浜辺より、住むにはやはり洞窟がいい。浜辺に、残骸にでも大きくSOSの文字や洞窟の地図のようなものを書けばいいんじゃない。

ソーヤーはケイトにどっちに行くか尋ねる。医者とアラブ人、どっちを選ぶかと。ソーヤー自身迷っているようだ。

サンがマイケルに何故ジンが襲ったのか英語で話す。驚くマイケル。私もビックリ。でも、ジンに英語が話せることは内緒なのだ。そういう関係ではこれからが大変だろうと思うけれど、サンはこのままでやっていくつもりらしい。でも、ここでは何もできないんだから、ジンの知らない部分をだしてもいいと思うけれど。そんなにジンが怖いのか?
マイケルがしていた拾った時計は、サンの父のものだったのだ。それを盗んだと思ったジン。

夜、ジャックたちは洞窟へ移動する。
ウォルトは父マイケルに誕生日を聞く。少しずつ父に心を開いていくウォルト。
それぞれが、浜辺で、洞窟のそばで、静かに夜の闇を見つめている。
by mint-de | 2007-09-20 15:09 | 海外ドラマ(LOST)