碧草の風

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「LOST」 19~21話

「啓示」

今回は、あまり感想を書く気がしないので(^^;)、簡単な感想です。

今回のフラッッシュバックはロック。心身ともに、とっても「痛い」お話で、後味が悪い。あの母親役の女優さんも気味が悪くて、かなりひいてしまう。お金のためにウソをついて、自分の子どもの腎臓を移植させようとする母親。そういう設定そのものが嫌だな。なんて、脚本に文句をいってもしょうがないけれど、医学的にもどうなんだろう。ロックの腎臓が、あのニセ父の体にあうかどうかもわからないで、息子を利用しようとする母親の心も理解できない。ロックが車いすを使うようになった出来事は、まだ描かれていないので、私はその理由が早く知りたいな。でも、ロックは、母親や信じた男に裏切られ、足が不自由になっても、ソーヤ-みたいにひねくれていないのは、なぜなのだろう? 年の功かな…。

夢にでてきたプロペラ機の墜落とブーンの家のテレサの事故。それらは現実だった。ロックの超能力はさえまくるが、足のほうは一時的に動かなくなる。ロックの指示で、墜落したプロペラ機の中を捜索していたブーンは、ヘロインを見つけたものの機体の落下でひどい怪我をする。ちょっとムリそうな気配。

あと、おかしかったのがソーヤーの「頭痛」。遠視だったよう。意地悪な質問をするジャックが、ちょっと嫌いになる(笑)。サイードがメガネを作ってやったのは、微笑ましい。私はハーリーの感想と違って、ソーヤーのメガネは結構似合ってると思う(^^)。


「約束」

今回はドラマ「ER」の野外編といった趣。医療器具がなくとも治療の方法があることに驚くが、ブーンを助けたい一心のジャックは、ちょっと冷静さに欠けていた。フラッシュバックで、ジャックの妻となる女性がでてきて、交通事故にあった彼女が再起不能といわれていたのに、それをジャックが救ったことから愛がはぐくまれていったことがわかった。あまりにもジャックが思いつめていたので、その後の妻に何かあって、彼女に対する負い目からブーンを助けたいと必死だったのかと思ったが、結婚式の宣誓で、彼女に自分が救われたといっていて、フラッシュバックそのものは、とてもハッピーな話だったので、あのジャックの沈痛な感じはナンなのだろうと疑問。自分のことを心配しているであろう妻を想う切なさなのか、さらに先に何か事件があったのか、謎である。

サンはしっかり看護師役をやっていたし、ジンも今回は活躍して、マイケルともいい関係になっているらしく、ジンの人のよさが、だんだんみんなにも理解されているのが嬉しい。

クレアがついに出産した。ケイトが立派に助産婦役をはたし、チャーリーとジンが父親のように遠くから心配していた様子が微笑ましかった。

ブーンは、ロックの指示に従って命を落としたのに、肝心のロックはブーンを心配するどころか、所在不明。そして、ブーンは崖から落ちたとなぜウソをつくのか? ブーンは、ロックの探検の道具でしかなかったようで可哀想だ。シャノンに何を伝えたかったのだろう。シャノンは瀕死の兄のそばにいるべきときに、サイードとデート。ブーンが亡くなって、シャノンの心に変化が起きるのだろうか。サイードも、シャノンからブーンのことを聞かされて、ちょっとひいてしまった感じがする。

今までの仲間が死んでしまって、見ているこちらもちょっと寂しい気持ちになる。なんとか全員無事にこの島から脱出できるといいのだけれど…。


「悲しみの記憶」

今回のフラッシュバックはサイード。ヒースロー空港でなぜかCIAに捕まり、潜入捜査を頼まれる。オーストラリアで大量のプラスチック爆弾(C4)がイラクのテロリストに盗まれたので、テロを阻止してC4を取り返せという。テロリストの一人がサイードの大学時代の友人イサームだったのだ。断るサイードに、彼が7年前に逃がしてやったナディアの居場所を散らつかせるCIAの女局員。イラクを出て、ずっと探し続けていた彼女に会いたい一心で、サイードはその仕事を引き受ける。しかし、その結果はサイードに悲しみの記憶をつくってしまう。友人を利用して彼女に会おうとしたことがそもそもの間違いだったのだ。自爆テロの実行犯にイサームが指名され、彼が弱気になっていることを知ったサイードは、CIAに仕事を降りることを願い出るが、仕事をまっとうできない時はナディアの逮捕もあることを告げられ、やむなくテロの阻止に挑む。イサームに協力するふりをして車に乗り込み、作戦実行の間際になってイサームに事実を告げ、逃げろといっても、イサームにはサイードに裏切られた思いしかない。結局、自分の未来に絶望してイサームは自殺する。サイードは、CIAの指示に逆らってイサームを土葬することでささやかな償いをするが、それで、墜落した飛行機に乗ることになってしまったようだ。

ブーンの埋葬で、サイードは彼の事はよく知らないけれど、以前、溺れた女性を真っ先に助けようとしたブーンは勇敢だったとたたえる。そこへ、ロックが現れ、ブーンがどうして怪我をしたか真実を話す。ブーンは飛行機の無線で交信しようとした。皆を助けようとした。英雄だという。ジャックは、崖から落ちたといったロックのついたウソに我慢が出来ずロックに殴りかかる。そして、ロックから許してほしいといわれたシャノンも、兄の死に納得できず「ロックに報いを」と、ロックへの復讐心を燃やす。シャノンからの頼みもあって、サイードはロックがいっていることが本当かどうか確かめる。実際に飛行機を見たサイードは、そこでロックから意外な話を聞く。救難信号の発信源を探していたときにサイードの頭を殴り無線機をこわしたのはロックだという。「あれに殺された」といっている危険な場所に行くことを止めたかったから、聴く耳をもたなかったみんなの頭を実力行使で阻止したというわけらしい。オドロキました。自分のやっていることはすべて正しいと自信満々なロックさんなのであった。

シャノンは、ブーンの死は事故だったというサイードの言葉を信じることができなくて、ジャックが首からかけていたカギを持ち出し銃を手にする。そしてロックに向けて撃とうとする。止めようとするサイード、ジャック、ケイト。サイードがシャノンに体当たりして事なきを得る。ジャックの残念そうな表情がちょっと怖い。ケイトはシャノンには時間が必要だというが、サイードは関係ない、間違ったかもしれないという。イサームを止めようとした自分の行為を、サイードは悔いていたのだ。相手のためにしたことであっても、それが本当に相手のためになったかどうかはわからない。サイードは、以前、ナディアは死んだといっていたが、それは、イサームへの罪の意識から、ナディアにはもう会うつもりがなくてそういったのかもしれない。

サイードは、助けてくれた礼をいうロックに向かって、皆が生き残るために必要だったから助けただけで、許さない、信用しない、と言い放つ。そして、あの謎のハッチに案内させる。今回のサイードは頼もしくて格好よかったけれど、あのハッチにはかかわらないほうがいいと思っているので、この先が不安です。

ソーヤーの声がケイトの赤ちゃんの子守唄になったというのは、可笑しすぎ。あの渋い声のどこが赤ちゃん好みなのかは、ものすごくナゾ。そして、ジンの笑顔が私の心を乱します(^^)。

シャノンのショックは計り知れない。彼女にとって、ブーンは兄としてなのか、愛する人としてなのかはよくわからないが、身近な人間を失った悲しみは、簡単に癒えることはないので、今はそっと見守るしかないでしょう。
by mint-de | 2007-09-20 15:45 | 海外ドラマ(LOST)