碧草の風

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「LOST」 38~40話

(2-13) 「詐欺の手口」

ソーヤーは、傷が癒えて本来の自分に戻ってしまったのか、詐欺の手口で、ケイトやロックを騙し、銃を手にする。銃をもつことで、ソーヤーの立場がよくなるとは思えないので、このしっぺ返しをくらって、自滅しないことを願うばかりだ。

フラッシュバックは、ソーヤー。女を騙して60万ドルを手にした話。ソーヤーは、離婚の慰謝料として60万ドルを持っている女キャシディと半年付き合って、彼女の愛情を手に入れる。キャシディは、ソーヤーが詐欺師だと知っていながら、仕事ぶりを見せてくれだなんていう変わった女。私から見るとちょっとおバカさん。私だったら、ソーヤーがいったように、そのお金で、南の島にでもいって優雅に暮らしたい。でも、彼女は、ソーヤーと一緒にいて幸せを感じたいという。ソーヤーは詐欺師なのに…。

彼女は、自分から言い出した「ロングコン」(カモが自分の意志でしたような詐欺の手口らしい)で、墓穴を掘ってしまう。ソーヤーは、少しは、キャシディに愛情があったのか、仲間のコーディに、彼女を騙せないというものの、コーディを裏切ることは、自分とキャシディの死を意味するので、ロングコンを実行する。最後までソーヤーを信じていたキャシディは、なんて愚かでお人よしの女なんだろう。自宅を去るとき、二人が写っている写真立てを倒したソーヤーは、少しは罪悪感をおぼえたのかもしれない。

銃の保管場所で、ロックから錠の数字を聞くジャック。お互いの信頼関係を詮索しながら、銃を使うときは、互いに話を通すことで、意見の一致をみる。ジャックは、薬も保管したほうがいいというロックの助言に従い、ソーヤーの場所から、勝手に薬を持ち出そうとする。出発前は自分のものだったといって、怒るソーヤー。このときソーヤーは、リーダーとして仕切るジャックへの怒りが頂点に達した様子。

アナは、ジャックに錠の数字を尋ねる。教えてもらえないのを承知で聞いているけれど、教えてもらえないことに、落胆したようにも見える。アナは、銃さえあればいいと思っているところがあって、そこが怖い。

菜園にいたサンが襲われる。悲鳴を聞いたソーヤーとケイトがサンを見つけ、テントへ。額を怪我しているだけだが、皆は、何故襲われたか喧々諤々。アナは銃をもって見回りをしたほうがよいというが、ロックは反対する。味方を撃つのがおちだといって。私もそう思う。

ソーヤーは、ケイトを誘い、襲われた現場へ行く。そして、サンの事件が、「アザーズ」に似せた何者かが仕組んだことのように、ケイトに思わせる。後になって考えると、私もソーヤーにすっかり騙されていたわけで(笑)、ケイトが、ソーヤーの言葉を信じたのも頷ける。ケイトは、ソーヤーがそれとなく匂わせた、軍に入る人が増えることを望んでいるアナに疑いの目をむけ、ジャックにもその話をする。ジャックもアナを疑ってしまったようで、単純なジャックには呆れるばかり。

サンが気がつき、抵抗して逃げるときに転んで怪我をしたことがわかる。相手の顔は見ていない。危機感をもったジンは、銃、銃といいだす。その様子を意味ありげに眺めているソーヤー。アナと目があったケイトは、アナが銃を使いたがっていると察し、銃を使わせないようにするために、ソーヤーにロックのところへ事情を伝えにいってという。

ハッチの中で、本の中に何か入っていないか調べていたロックは、ソーヤーから話を聞き、急いで銃を移動する。後からやってきたジャックとジンが目にしたのは、空っぽの武器庫。ジャックは、ロックに銃を渡せというが、ロックは、また事故が起こるだけだといって、相手にしない。ロックは、マイケルに銃の撃ち方を教えたことを後悔していた。銃を持たせることは危険だとよくわかっているのだ。しかし、そのとき、信じられないことに銃声が響く。ソーヤーが銃を手にしていたのだ。

すべては、ソーヤーが仕組んだことだった。ロックに仕返しをしたかったチャーリーにサンを襲わせ、ロックを尾行して、銃を盗ませたのだ。チャーリーは銃をもっていないのか? ソーヤーは、ジャックとロックが仕切ることに、我慢がならなかっただけなのだろうか? なぜやったのかという「ロングコン」に巻き込まれたケイトの質問には答えず、ソーヤーは悪党は悪事しか頭にないと、うそぶくだけ。しばらく詐欺行為をしていないので、試してみたくなったのかな(笑)
ソーヤーらしいエピだったけれど、ケイトは、かなり傷ついたと思う。

サイードは、ハーリーが持ってきた小型機の無線機を直し、ハーリーと共に、調子を試してみると、音楽が聞こえてくる。「ムーンライトセレナーデ」を聴く二人は、今週の癒やしキャラ。この無線機、役に立つのかな。「アザーズ」が流しているのかも…。


(2-14) 「捕らえられた男」

シーズン1の21話で、何故サイードがヒースロー空港でCIAに捕まり、潜入捜査を頼まれたのか理解できなかったが、その理由がわかった。サイードは英語を話せた。その英語が彼の命を救ったのかもしれないが、また逆に、アメリカ軍に利用されるだけの捕らえられた男だったとも言える。タイトルは、ダニエルが捕まえた男という意味とサイード自身も指しているのだろう。

イラクがクウェートに侵攻したため、アメリカ軍がイラクに乗り込んできたとき、サイードは、軍の忠実な兵士だった。攻めてきたアメリカ軍の兵士の「指揮官は誰だ」という問いに、サイードがここにはいないと答えたことから、サイードはアメリカ側に通訳として利用されることになった。墜落したパイロットの所在を知りたいアメリカ側は、それを知っているサイードの上司であるタリクに、サイードを使って質問する。しかし、タリクは、アメリカに協力するサイードに反感をもつだけで答えようとしない。

忠誠心のあついサイードは、はじめは上司を庇っていたが、タリクが以前、化学部隊を指揮していて、サイードの親戚が住む村でサリンを使用したという話を聞き、その忠誠心が揺らぎ始める。その話が本当かどうかは疑わしいが、タリクがサイードに自殺しろといって顔に唾をかけたときに、サイードは、上司を拷問することを決意し、アメリカ側に必要な情報を伝える。そして、サイードはアメリカ軍から解放され、イラクから出てきたようだ。拷問することによって、知りたいことを知るという術を身につけて。

サイードは、アナから不審者の話を聞き出て行くが、それはダニエル・ルソー。アナにこのことは黙っていろといったのは、何故? ダニエルについていくと、網の中に動物のように閉じ込められた男がいる。ダニエルは「アザーズ」だといい、逃げようとした男の背中に矢を放つ。そして、サイードに縛ったままで治療をして、尋問をしろという。彼はうそつきだからと。サイードもかなり荒っぽい扱いを受けたが、ダニエルは、何をするかわからないところが、本当に怖い。

男はミネソタからきたヘンリー・ゲイル。ハッチでジャックが治療している間、サイードはロックにヘンリーをどう思うか尋ねる。4か月前、気球で太平洋を妻と横断中に墜落し、妻は3週間前に病気で死んだという話は、ウソではないようだが、確かめる術がないというロックに、方法はあるというサイード。サイードは拷問で真実をはかせることにしたのだ。しかし、拷問で真実がわかるのだろうか?拷問者が知りたいことをいわないかぎり納得してもらえない気がする。

ジャックは、サイードが武器庫でヘンリーを拷問していることを知り止めようとするが、ロックに阻止される。しかし、数字を打ち込む時間になって警告音が鳴り出したために、ロックはボタンを押しに走り、ジャックは拷問を止める。入力が間にあわなかったのに、変なイラストが出ただけで、またもとの108という数字がでてきたのは、どうしてなんだろう? ほんのちょっとの差だったので、大目に見てくれたのかな(笑) とにかく何事も起きなくてよかった。

サイードは、男はアザーズだと確信したようだ。殴っても罪悪感を覚えなかったからだという。その話を、チャーリーにするサイード。チャーリーは首を吊られて危機一髪のひどい目に遭っているので、サイードの話がわかると思っているようだが、私には、その話には無理があるように思う。確かにヘンリーは目が怪しいしどうも胡散臭いけれど、信じられないなら、閉じ込めておくだけでいいのに。6年間、苦しみながら生きてきたサイードのはずなのに、シャノンを失ったことで、拷問者としての才能に目覚めてしまったのだろうか?

カエルの声がイヤで、それでも一人で探しにいけないソーヤーに笑ってしまう。ドレッシングをためこんでいたハーリー。ドレッシングだけでお腹がいっぱいにはならないのに、そんなにあってどうする? ハーリーは、見つけたアオガエルを遠くへもっていって逃がすことを提案したのに、手で握りつぶしてチキン味に似ているというソーヤー。ものすごく感じの悪いヤツです。


(2-15) 「記憶の扉」

ワクチンにまでダーマのロゴがついていて、思わず「スゴイ」と思った私です(笑)。缶詰にもついていたけれど、この組織、どのくらいの大きさなのだろう? そして、クレアが探し当てた場所は、もう誰もいなくて移動してしまったあと。あの場所のほかにもアジトがあるということだけれど、どうやって引越したのかな?(^^)

クレアは、アーロンが熱をだし、その上、発疹がでてきて心配になる。そんなときに、ダニエルがやってきて、「感染したの?」「覚えてないの?」と、クレアの不安を煽る言葉をかける。その言葉に反応して、クレアの脳裏に、一瞬、記憶がよぎる。ワクチン、注射、女の子。アーロンを診たジャックは、心配ないというが、クレアは、ダニエルの言葉と、フラッシュバックの映像が頭から離れず、アーロンが感染したのではないかと、さらに不安になる。

そして、臨床心理士のリビーの力を借り、イーサンに誘拐されたときの記憶を取り戻そうとする。記憶のなかで、イーサンは白衣を着て、クレアに注射をしている。そこで、クレアは、アーロンの病気を治すには、誘拐された場所にいって、薬をとってこなければならないと思いこむ。私は、ワクチンとイーサンがいっていたので、アーロンが、感染しないように注射を打たれたわけだから、なぜ、クレアがそう思うかわからないけれど、クレアは、とにかく、あのときに、なにかされたと思い込んでしまった様子。そして、ケイトと共にジャングルへ。ソーヤーが、ケイトに銃を貸したのには驚いたが、ケイトだから貸してくれたのかも。

ケイトとたった二人で、アザーズの住みかにいくなんて無謀すぎる気もするけれど、「母は強し」ということでしょうか。そして、もう一人の母、ダニエルとも合流して、クレアの記憶を頼りに、イーサンに連れていかれた場所をめざす。クレアは徐々に誘拐されたときのことを思い出していく。あのとき、クレアはなにか薬をのまされて、洗脳されている感じで、赤ちゃんをそこで産んで自分だけ帰ることも考えていた様子。そして、あのゴリラおじさんは、リストを作ってから連れてくるはずだったとイーサンにいっていた。「彼」になんというと、心配していた彼って誰? さらに上司がいるわけですね。ヘンリーかも? 

クレアが思い出した場所で、ダーマのロゴのある扉を見つける3人。中に入ったものの、誰もいないし、何も残っていない。そこで、クレアはすべてを思い出した。10代の女の子に、赤ちゃんを取り出そうとしているから、すぐに逃げてといわれたこと。気付いたときは外にいたこと。アザーズの呼びかけに答えているときに、ダニエルがやってきたこと。そして、ダニエルがアザーズから自分を守ってくれたことを、クレアはやっと思い出したのだ。その10代の女の子は、ダニエルの娘アレックスらしい。クレアは、ダニエルとその娘に助けられたのだ。私の捜しものもなかったといったダニエルが、可哀想だった。

ハッチでは、依然、ヘンリーの正体がわからず、ロックは、ジャックのやり方に不満そう。ジャックはジャックで、意味のないボタン押しに不満がある様子。二人の確執を見抜き、ロックを煽るヘンリーは、やっぱり胡散臭い。でも、ロックさん、ヘンリーに医者に仕切らせておくのかといわれたくらいで、食器にあたるなんて、そんなにジャックが気に入らなかったのか?

エコーは、ハッチにノコギリを借りにきて、すぐになにものかの気配を感じるなんて、彼もただものではない。ヘンリーと話したいといって武器庫に入り、連れ去られそうになったとき、二人の人間を殺してしまったことを、ヘンリーに謝るエコー。エコーは、彼がアザーズだと見抜いたのだろう。もしかしたら、襲撃時に何かを見たのかもしれない。

ダーマの関係者がアザーズだと考えていいのだろうか? ビデオでは、ちゃんとした目的が語られていたのに、平気で人をさらい、危害を加える彼らは、一体何を考えているのだろう?
by mint-de | 2007-09-21 13:17 | 海外ドラマ(LOST)