碧草の風

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「LOST」 53~55話

(3-4) 「自らのために生きよ」

フラッシュバックはソーヤー。刑務所に入っていたときに、公金1000万ドルを横領した男マンソンから、そのお金の隠し場所を聞きだして刑務所長に伝えたことで減刑になり、釈放されたという話。マンソンを信用させて自分に隠し場所を教えるようにもっていくのは、詐欺師ソーヤーには造作のないことだった。ソーヤーは、自分のためにマンソンを利用した。なんのためらいもなく。ソーヤーには、以前、詐欺行為を働こうとしてつきあった女との間に娘ができていたらしい。オレの子じゃないと強がっていたけれど、教えたことで手に入れた報酬を、娘宛に振り込んだソーヤー。

ベンは反抗的なソーヤーを大人しくさせるために、心臓にペースメーカーを埋め込んだ、心拍数が140以上になると心臓が破裂すると脅かす。ソーヤーの胸に注射を打つのが素人みたいだったので、ちょっとウソっぽいと、私は思ったけれど、ソーヤーはその話を信じてしまう。

ボタン押しをやめたことで、この施設の監視や通信装置がダメになったらしい。ジャックは、スピーカーから聞こえるソーヤーの声に驚く。ジュリエットは、サンに撃たれたコリーンの手術を手伝ってもらうために、ジャックを呼ぶ。だが、コリーンは手遅れだった。

コリーンの夫ダニーは妻を失った怒りを、サンの仲間であるソーヤーに向ける。ソーヤーをボコボコ殴りながら、なぜか、ケイトにソーヤーを愛しているかと聞く。ケイトが愛しているといったら殴るのをやめたダニー。ものすごくナゾな行為。でも、ケイトがそういったのは、ソーヤーを助けるためにいったことだった。

ケイトは檻の上部から脱け出せることに気づき、そこから出てソーヤーのカギもはずそうとするが、ソーヤーは埋め込まれているもののために逃げ出すことができないので、オレを愛しているなら一人で逃げろという。ケイトは、あれは助けるためにいったことだといって、また檻に戻る。自分のことを考えろと怒鳴るソーヤーに、一緒に生き抜くと答えるケイト。格好いいぞ! ソーヤーは、自分が生きるために人を利用したけれど、ケイトは自分もソーヤーも生き抜くために、踏みとどまったのだ。

ソーヤーは、ベンに連れられて山登り。ここで、ペースメーカーが作り話だと教えられる。ケイトのことになると従順になると指摘されるソーヤー。ベンはよく見ている。監視モニターを見つめる姿は、のぞき趣味のいやらしいおじさんみたいで、一体何を考えているのかわからないけれど。ソーヤーは、頂上で、墜落したビーチがある島が海を隔てた向こうにあるのを見せられ、この場所から逃げるのは困難だといわれる。私は、陸続きだと思っていたので驚いた。ダーマはどれだけ施設を作ったのだろう?

ジュリエットは、ジャックに自分が不妊治療医だったことを話す。コリーンのことをもっと早くジャックに頼めばよかったというジュリエットに、どっちにしても手遅れだったというジャック。その言葉に、慰めてもらったと勘違いするジュリエットと、そんな気持ちはさらさらなかったジャックとの意識の差が、おかしかった。ジャックは脊椎に大きな腫瘍のあるレントゲン写真を目にする。そして、自分がここに連れてこられた理由が、その腫瘍にあると思った様子。誰のレントゲンなのだろう?

ビーチでは、デズモンドが、クレアの場所の屋根を心配している。直してあげるという言葉に、直すのはオレといって断るチャーリー。多分、何かが起こるのを心配しているのだろうと思ったら、やはりそうだった。その後、雷がそばに落ちたのだ。デズモンドがゴルフクラブを使って避雷針を立てたので、クレアたちは無事だった。デズモンドを不思議がるチャーリー。デズモンドの予知能力がものすごく気になる。


(3-5) 「懺悔」

逮捕された俳優が、そのことが原因でドラマを降板するというのは、ドラマの展開に問題がないのだろうか? きっちりできあがっていない脚本だったらなんとかなるかも知れないけれど…。それとも、エコーは途中でいなくなる設定だったのか? エコーの過去は見応えのあるエピだったので、いなくなってしまうのはとても残念だ。

フラッシュバックは、エコー。小型機に乗れなかったエコーは、神父としてイェミの教会に戻った。ある日、赤十字から届けられるワクチンをとりに、ワルの一味がやってくる。その場所の保護料として8割もとるという話に憤慨したエコーは、逆らわないでという診療所のアミナの忠告を無視して、後日、その一味を教会でやっつけてしまう。アミナは、また別のワルがやってくるだけだといい、教会は汚れたから閉鎖するという。そうしてエコーは、ナイジェリアからロンドンに行ったらしい。

傷を負ったエコーはビーチのテントに寝かされていたが、イェミの幻を見る。懺悔をするんだよというその幻影に導かれるように、小型機の墜落場所へ。そして、幻のイェミを追っていたエコーは、イェミと話をする。自分は悪い人間ではない。子どものころ、弟を救うために人を殺した。思い通りの人生ではなかったが、与えられた人生を精一杯生きた。誇りに思っていると。だが、イェミは突然、弟と思って話しているなといって姿を消す。そして、あの黒い煙がエコーに襲いかかる。幻の正体はあの煙なのか? 幻は、それぞれの人間の心のなかの思いが投影された現象なのだろうか?

ロックは、ジャックたちを探しに行くと言って参加者を募る。ジャックと違って自由意思を尊重するロックさん。ロックの目的は、エコーを追うことと、通信手段としてのコンピューターを探すこと。エコーが弟のことを言っていたと聞いたロックは、彼がどこに向かったかわかったのだ。小型機の墜落場所にパールのハッチがあったので、一石二鳥というわけだ。

観察施設だったザ・パールでは、サイードがテレビ画面にアザーズのひとりを映すことに成功する。向こうも気づいた様子だ。地上で大きな音がしたので、慌てて飛び出すロックたち。そこでロックは、倒れているエコーを見つける。死ぬ間際に、次は我々だという言葉を残したエコー。次の被害者はロックたちだということか?

ジャックは、ベンに体が痛まないかと聞く。しらばっくれるベン。あのレントゲン写真はベンのものだった。自分が連れてこられた理由をやっと知ったジャック。ベンは敵じゃない、信じて協力してくれという。そんなジャックのもとへ、ジュリエットがビデオをもってやってくる。「アラバマ物語」の映画を見ようといって。嫌がるジャックに音を消すわといって見せたものは、ジュリエットの書いた「伝言」だった。要約すると、ベンは嘘つきで危険。内部でも変革したがっている者がいる(ジュリエットもその一人だろうな)、難しい手術なのだから失敗したって誰もわからない、とにかく救うフリをしてということらしい。そしてなにかあったら自分が守ると。

ジャックも驚いていたけれど、これは意外な展開だった。あのレントゲン写真は、ジュリエットがわざと出しておいたらしい。こうなったら、ジャックは手術を引き受けるだろう。ベンの弱みを握った二人、果たしてどんな展開になるのだろう?


(3-6) 「誓い」

フラッシュバックはケイト。ケイトは逃亡中に結婚したらしい。モニカという名前のケイトは、ケヴィンという警官と知り合いすぐに結婚したようだ。逃亡者のくせに、警官と暮らすという選択をしたケイトにはちょっと疑問を感じるが、逃亡生活に疲れていたケイトは、束の間、彼の優しさに浸っていたかったのかもしれない。しかし、ウソの上に成り立っている結婚生活に不安を感じて、自分からケイトを追っている保安官に追わないでくれと電話をしたりする。そのうち新婚旅行のためにパスポートを取る話がでてくると、観念して、自分の過去を話し、ケヴィンが仕事を失わなくても済むように、そこから逃げ出すことを決意したらしい。ケイトはあくまでも逃げ続ける女だったのだ。

ケイトとソーヤーが土掘りをやらされていると、「侵入者あり」という警告が鳴る。誰かと思ったらパチンコを持ったアレックス。必死になって彼はどこだと聞いている。多分、カールのことをいっているのだろう。武器がパチンコなのが、なんだか哀れだ。あっさり捕まってしまうが、アレックスは信じるな、ソーヤーも殺されるといい残す。

ジャックは、ベンの手術は昨日でも遅いくらいだといいながらも、手術をする気にはなれない。そんなジャックをケイトを使って心変わりさせようとするベンたち。ジャックの前に連れてこられたケイトは、手術をしなければソーヤーが殺されるから手術をしてほしい、手術をしたら解放されるというが、ジャックはベンを信用していないので、ケイトを使ったことに余計腹を立てる。

檻に帰ったケイトは、ダニーがソーヤーに言いたいことがあるなら今夜中にケイトにいっておけという言葉を聞いて、ソーヤーが殺されると思いこんでしまったのか、ソーヤーからこの島は自分たちがいた島から3キロ以上も離れた別の島だと聞いた絶望感からか、愛してはいないはずだったソーヤーと、檻の中で愛し合う。この展開には「えっ?ジャックじゃないの?」と疑問に思ったのは私だけではないようで、ベンもまた意外だった様子(笑) わざとジャックに監視カメラに映っている二人の様子を見せる。ジャックはショックを受けたのか、諦めがついたのかはわからないけれど、二人を助けるために手術を引き受ける。

手術が始まった。しかし、手術中に関係のない腎臓を切開し、いうことを聞かなければベンをそのままにする、1時間以内に縫合しないとベンの命はないと叫ぶジャック。強気のジャックに、ガンバレと声援を送る私(^^)。

ダニーは、ベンの手術中にソーヤーを殺してしまおうと思ったらしい。彼は、手術を担当したのがジェイコブのリストにない医者だったことが気に入らないようだったが、それが何を意味しているのかは不明。奥さんを殺したのはソーヤーじゃないのに、やたらソーヤーを目の敵にするダニーが、ソーヤーに引き金を引こうとしたその瞬間、無線機から声がする。ジャックは、ケイトに1時間で逃げろ、墜落した日にいった話を、逃げ切ったら無線で知らせろ、無線がなかったらベンは死ぬというのだ。ジャックをおいていけないというケイト。逃げろというジャック。

墜落した日の話というのは、ケイトがジャックの背中を縫ったときに、「5秒間だけ恐怖に身を任せる、そうすると落ち着く」といったような言葉かな?
ケイトたちが逃げたとしても、その後のジャックはどうなるのだろう? 腎臓を切られたとベンが知ったら、ものすごく怖いことが起きそうな気がしますが…。とにかく来週が気になります!

エコーの遺体を、キャンプのそばではなく、亡くなった地点に埋めようというロック。ロックは、エコーはシロクマに襲われたというが、サイードには怪物だと話す。もっともサイードは見たことしか信じられないので、あの黒煙に襲われたという話には納得できないようだ。ロックは、エコーを弔うのに、杖も要るだろうからとってきたと話しかける。ロックはエコーの死には理由があると思っている。その訳がいずれわかるといいと思っているロックの目に、杖に刻まれた文字が飛び込んでくる。それは、「目を上げて北を見よ」というヨハネの福音書の言葉。ロックさんは、北を目指すのだろうか?

 
by mint-de | 2007-09-21 13:34 | 海外ドラマ(LOST)