明かり

街ではクリスマスを控えて、趣向を凝らしたイルミネーションが華やかだが、この電球の色の組み合わせで随分感じが違ってくることを、最近感じている。
近くの通りでは、青色のみの電球を使って装飾しているのだが、これがあまり華やかさを感じさせない。とても冷たくて寒々とした印象なのだ。多分、専門の知識をもったデザイナーの方が考えているのだとは思うが、この道を歩くたびに何とかしてほしいと思ってしまう。せっかくのクリスマス気分も沈んでしまいそうだ。d0129295_1515250.jpg 

私が今まで見た中で、イルミネーションの豪華さで一番だと思っているのは、東京ディズニーランドのパレードだ。
冬の夜空の下、寒さをこらえながら待っていた私たちの前を、夢のように輝くイルミネーションがゆっくりと移動してくる。あの明かりのもつ不思議な美しさは何なのだろう。夜の闇に輝く色の点滅、一瞬の暖かさ…。
もう随分前のことだけれど、イルミネーションというと、あのパレードを思い出す。

夜の飛行機から見える明かりも、とてもきれいだ。北海道から羽田まで、関東圏を除くと暗い闇の部分のほうが多いが、そんな中で、ぽつりぽつりと明かりが見える。時折見える、一筋の光の道のように続いている自動車道。空から眺めるとき、地上にはいろんな生活があることを、思い知らされる。懐かしさとぬくもりも伝わってくる。そして思うのだ。暗いからこそ明かりが美しいと思えると。

家も外も明るすぎる世の中、たまには暗くしてものを思うと、見えないものが見えてくるかもしれない…。   


       
by mint-de | 2007-09-27 15:16 | 記憶の鞄

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


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