「LOST」 第69話(3-20)

「誕生」

ベンの過去がやっとわかった。島生まれといっていたが、ウソだった。ベンは、両親がポートランド近郊でハイキングの途中、早産で生まれた。母親のエイミーは、ベンジャミンと名付けてといって息絶える。父親のロジャーは、ベンを生んでエイミーが死んだことから、ベンの誕生日を、ベンがママを殺した日といってしまう、とんでもない父親だった。

仕事のなかったロジャーは、ベンが生まれたときに車で通りかかった男に誘われて、この島にやってきた。ダーマの制服を着た職員にナマステのあいさつで迎えられるロジャーとベン。ベンが教室で授業を受けていたとき、警報が鳴る。敵が来たという。世界平和をうたっていたはずのダーマなのに、島の平和も守れなかったんだね。

ある日、亡くなったはずの母親を見たベンは、相変わらず自分の誕生日を忘れている父親が嫌になり、居住区を抜け出し、解除コードを使ってフェンスの向こうへ出る。ママ、ママと叫ぶベンの前に現れたのは、なんとリチャード。敵かというベンの問いに、意味がわかっているのかと答えるリチャード。まず、リチャードのほうがベンより年上だったことにビックリ。そして、彼はどうみても先住人とは思えないので、ダーマの分裂派か、ダーマの乗っ取りグループか、そのどちらかではないだろうか。ベンが死んだはずの母親を見たという話と、ダーマの生活はウンザリだ、連れていってと話すと、リチャードの顔が真剣になる。そして、君の望みか、待てるかと聞くリチャード。

大人になったベンは、リチャードたちのダーマの人間を抹殺する側に回り、父親を毒ガスで殺してしまう。リチャードたちの目的がわからないので、ベンが父親だけでなく、今までの仲間まで毒殺する計画に何故乗ったのかはナゾのままだ。それと、ハッチのそばにダーマの食料が投下されたことがあったけれど、以前の仲間は存在しないのに、どうしてそういうことが起きるのだろう? 

ロックは、ベンたちのテントに追いつく。父親の死体を置き、ベンに島の秘密を教えろと迫る。自分はリーダーではなく、ジェイコブに従っているだけだと答えるベン。ロックがそこへ案内しろといっても、あれこれいって嫌がるベン。そこへミハイルがやってきて、パラシュートで落ちた女の情報を教える。ベンはそっちのほうが気がかりだったが、ミハイルを殴りつける強気なロックの勢いに負けて、ロックをジェイコブのもとへ案内する。ベンしか知らないジェイコブが本当に存在するのか、私はかなり疑問に思っていたけれど、確かにジェイコブは生きていた。椅子とテーブルしかない小屋のような家。ロックには見えないのに、ベンは暗闇に向かって話しかける。ロックが茶番だと怒って小屋から出ようとすると、突然、小屋が激しく揺れだす。そして、一瞬見えたおでこの広い男。ロックだけが聞いた「助けてくれ」という言葉。ナゼ「助けて」なんだろう?

帰途、ベンはロックをある場所に連れて行く。そこの穴の中には、ダーマの多数のミイラ化した遺体が放り込まれていた。ここが出発点だというベン。先住人と共存できなかった結果だ、自分は生き残るために元の仲間を殺した。そういって、いきなりロックを撃ち、ロックは穴の中へ。ロックに父親を殺させてまで仲間にしたがったのに、なぜかここで始末しようとするベンの気持ちが理解できない(もっとも、ベンのやることは最初から理解できないけれど)。ジェイコブの言葉をロックだけが聞き取ることができたことへの嫉妬? ベンは、ジェイコブがなんといったのかとロックに聞く。「助けてくれ」といったというと、その言葉にショックを受けた様子のベン。撃たれたまま置き去りにされたロックさん、どうなるの?

ビーチ組は、ナオミの存在やロックから渡されたテープの件で、侃々諤々。サイードたちは、スパイ行為のジュリエットに不審の念をあらわにするが、ジャックはジュリエットから話は聞いた、対策を考えているというのだった。ジャックの信頼を得たジュリエットは、ビーチ組につくことにしたようだ。
by mint-de | 2007-10-23 15:46 | 海外ドラマ(LOST)

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