碧草の風

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ミシュランガイド東京

分相応のものを食べている身としては、8万円もする食事の店を紹介するミシュランガイドには、まったく興味がないけれど、「R25」の巻末エッセー、高橋秀実さんが隔週で連載している「結論はまた来週」を読んで笑ってしまった。

12月14~20日の号で、題して「ミシュランガイドを“書評”してみる」。「味は料理そのものに与えられる評価」とかいっておきながら、やたら店主の礼儀正しさとか、店の雰囲気とか、眺めのよさにこだわっているらしい。また、素材とか産地を詳しく説明していることを褒めているかと思えば、逆にそういうことをしないのが簡素でいいと述べているとか。

何人もの人が書いているので、それぞれの好みで書かれているのだから、ある程度の差はしょうがないと思うけれど、何千、何万とあるなかから、この店は星一つとか二つとか格付けすること自体に、私は違和感を覚える。それに、味の好みほど人によって違いがあるものはないのに、自分の感覚でランクを決めてしまうなんて…。「おいしい店」というガイドブックの紹介文を信じて、行ってみたらガッカリだったということはよくあることだし…。他人のする格付けは、ただの情報としてとらえておいたほうが、無難な気がする。

高橋さんは、奥さんが近所のスーパーで買ってきた大福に「おいしい」と唸ったと結んでいるけれど、たしかに、自分にとって「おいしいもの」というのは、なじみの店のラーメンとかケーキとかお団子みたいに、食べたいときに手軽に食べられるものが多い。疲れているときに無性に食べたくなる、ナッツいりのチョコレート、ミスドのドーナツ、辛いラーメン。
ン万円もする食事なんて、ちょっとおかしくない?
by mint-de | 2007-12-17 12:38 | 社会畑