「アフリカ縦断114日の旅」(NHK)

6・7日の夜にNHKの総合テレビで放送された番組。
トラックの荷台を改造して座席をつくり、世界各国から集まった20名の旅人が、
4か月かけてエジプトのカイロから南アフリカの喜望峰まで、12か国を縦断する。
日本人の若者も3人参加していたけれど、タフでなければ旅はできないなあと、
つくづく思った。サソリがはうような土地でテントを張ったり、砂漠や泥道で車体を押したり、4か月もテントと自炊、そしてトラックに揺られる毎日。
決して楽な旅ではないのに、参加者たちの表情はとても明るい。
便利なツアーではなく、苦労しながら目的地にたどりつく旅を選んだ彼らから、
何かを教えてもらった気がする。自分の足で歩き、自分の目で世界を見る。
「一度だけの物語を作ろう」というキャッチフレーズがピッタリの旅。
旅の終わりに、日本人の大学生が「旅は、あっという間だった」と表現した言葉が、
ものすごく印象的だった。
きっと彼女にとっては、素晴らしい体験ができた4か月だったのだろう。
楽しい時間はあっという間に過ぎていくのだから。

それにしてもアフリカは広い。
そして、計り知れないパワーを感じさせる、未知なる大陸だ。
by mint-de | 2008-05-08 12:39 | 観て☆聴いて☆読んで