泣き止むまで待つ?

先日、朝日新聞の投稿欄「声」に、電車の中で、座りたくて泣いている幼児を一喝した青年に対して、中年の女性が、そういう叱り方をしてはいけないと注意しているのを見て、残念に思ったという投稿が載っていた。
その後、その投稿に対する反論が載っていて、いろいろ考えてしまった。
最初に投稿した人は、青年の行為が正しいと思っているのに対して、青年を注意した人も、あとで投稿した人も、泣いている幼児にはもっと寛容であるべきだというのだ。
泣いても要求どおりにはならないとわからせるためには、泣かせておくことも必要なのだという。確かに、しつけというのは、各家庭でさまざまな方法があるとは思うけれど、狭い電車で泣き声を聞かされ続ければ、「静かにしろ」といいたくなる。
1歳前後の赤ちゃんが泣くのはしょうがないとしても、2・3歳の幼児は、他人のいうことはだいたい理解できるし、我慢するということも、そういう状況から学んでいくものなのではないだろうか。

以前、電車の中で騒いでいる幼児と母親のグループがいて、不愉快になったことがあるが、驚いたのは、その母親達が、「電車の中では静かにしなさい」ということを一言もいわなかったこと。騒がしくて当然という態度に、私は疑問を感じた。その昔、私が子ども連れで出かけたときは、うるさくさせないことに気を使ったものだけれど…。

子どもが伸び伸びと育つためには、他人の目など気にせず、泣き止むまで待つのが本当の教育というものなのか?
そういう風に育ってこなかった私には、泣いている幼児はただのワガママに見えてしまって、優しくはなれないなあ…。
by mint-de | 2008-07-23 14:17 | 社会畑

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