碧草の風

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「旭山動物園物語」ペンギンが空をとぶ

北海道に帰っても、旭山動物園にはなかなか行けないので、映画を見てきた(^^)
旭山動物園がなぜそんなに人気があるのかよくわからなかったけれど、動物を、「行動展示」というかたちで見せたことが、客の増員につながったようだ。動物の生態をただ見学させるのではなく、その動物固有の行動を引き出し、動物のことをもっとよく知ってもらうということらしい。
確かにペンギンの散歩は、見ているだけでも楽しいし、上を見上げたら、まるでペンギンが空をとんでいるように見えるガラス張りの水槽も面白い。

客足が伸びず、廃園寸前にまで追い込まれた動物園を続けるために、奮闘する園長と飼育員たち。
園長は、新しい市長に興味をもってもらうために、全国の水族館を回り、新しい動物園の構想を練る。
市長が園長の提案にOKをだして、今の旭山動物園になっていくわけだけれど、上に立つ人間の先を見通す能力や判断力というのも、重要だなあと思った。
そして、園長と飼育員たちの決して諦めない粘り強さと行動力、動物への愛情は、感動的だ。
園長役の西田敏行さんはじめ、飼育員役の方々が、ちょっと動物似だと思ったのは私だけ?(笑)

映画には、動物園の存在に反対の人間もでてくる。野生の動物は、野に戻すべきだと。
私も、これに近い考え方ではあるけれど、アフリカに行かなければ見られないライオンやトラを、近くで見られるのは動物園のおかげではある。間近で動物を観察したり、地球上に生きる動物を知ることは、大切なことだ。地球は、人間だけのものではないのだから。

新人の飼育員吉田がいったように、どんなに親しくなっても、人間と動物には、越えてはならないというか、越えられない領域があると思う。人間と動物は、違うのである。そのこともちゃんと認識しておきたい。

ラストで園長が吉田にいった言葉は、とてもいい。
弱肉強食の世界で、生きていくのが動物である。でも、人間は弱いものをいたわれる、すばらしい生き物である。
by mint-de | 2009-02-12 15:06 | シネマ(あ~そ) | Trackback
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