藤村実穂子さん

この間、メゾソプラノの藤村実穂子さんのリサイタルを聴いてきた。
海外で活躍されていて、ワーグナーの諸役の評価が絶大なのだそう。
オペラに興味があるわけではないけれど、比較的安い料金で、世界的な歌手の歌声を聞くことができると思って、でかけてきた。素晴らしい歌唱だった。
ただただ圧倒されて、聴いていた。
ドイツ語の歌詞を見事に歌いきる、その語学力にも感心。
プロだったら当たり前だろうけれど、最後まで声の調子が変わらないなんて、すごいよね。
相当、鍛錬しているのだろうなあ…。
すごい人をみていると、こちらまでうれしい気分になる。

ただ、残念だったのは、日本語を一言も話されなかったこと。
クラシックの場合は、何も話さずお辞儀で終わるのが常だけれど、
今日は聴きにきてくれてありがとうとか、ほんの一言でも、
素のお声が聞きたかったなあと思う。
考えてみると、クラシックって、ちょっとよそよそしいよね。
アンコール曲もサービスなんだかよくわからないし…。
アンコールの拍手をしながら、手がいたい、なんて思っている私は、
ダメな聴衆なのかもしれない。


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by mint-de | 2009-03-10 15:48 | 観て☆聴いて☆読んで

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


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