碧草の風

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「WITHOUT A TRACE」  第83話 (4-13)

「怒り」

教師のクレアが失踪した。
前日、スポーツジムで男を殴っていたことがわかり、その男が疑われるが、彼は、駐車場でクレアが男を乗せて走り去るのを見たという。
学校でのクレアの評判はよかったが、クレアと付き合っていた男の話から、彼女の家に体に傷あとだらけの少年がいたことがわかる。調査の結果、少年は教え子のレイとわかる。ジャックたちは、クレアとレイの関係に疑いをもつ。しかし、事実は違った。レイは、父親に暴行されていた。クレアは、レイを救おうとしていたのだ。

クレアには、警官の父親がいた。クレアが小さい頃、父は母を殺した。誤って銃を暴発させたことになっていたが、実際は、怒りにまかせて母に銃を向けたのだ。クレアはそのことを誰にもいっていなかった。
クレアは、レイが暴行の事実をはっきりいわないので、刑期を終えて家にいる父親のところへ行き、レイに怒りに任せた結果どういうことになったか話してほしいと頼むが、父はそれを拒否する。結局、この父親は反省してないんだよね。
クレアが、レイに本当に起きたことを話すと、レイは、実際は母親に暴行されていたと話す。クレアは、レイの母親のところへいく。母親の態度に怒りを覚えたクレアは、彼女を殴ろうとする。そのとき、クレアは気付いたのだ。これでは、父と同じだと。

再び父に会いにいったクレアは、怒りに支配された父のように人生をダメにはしないと告げる。許しを求めた父に首を振るクレア。クレアの父への怒りは、ずっと消えることはないのだろう。クレアが家を出た直後、父は自殺する。父が生きていたときは、すべてを父のせいにできた、でも今は淋しいという彼女に、ビビアンは、そういう経験があったからレイを助けることができたと、クレアを慰める。

レイの母親は、罪の意識がないようで怖い。こんな人がお医者さんだなんて…。子をもつ母として、ビビアンが一言いいたくなった気持ちはわかる。母親への「気に入らないわ」というセリフが気に入った(^^)。

今回のテーマは、なかなか深い。
怒りを爆発させたクレアの父も、レイの母も罰を受けたわけだけれど、その行為によって傷ついた心は、癒えることはないように思う。
一瞬の「怒り」、思うようにいかないことへの「怒り」、いつまでも消えることのない「怒り」。心を平静に保つことの難しさ。「怒り」という感情は、なるべく遠ざけておきたいものだ。
by mint-de | 2009-03-17 15:43 | 海外ドラマ(V~Z) | Trackback
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