碧草の風

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「ホノカアボーイ」

「ホノカアボーイ」  (監督 真田敦)

ハワイの青い海と空の色、風のそよぎに癒やされる映画。
原作が小説ではなくてエッセーだったことを、観終わってから知った。
ファンタジーのような話だと思ったので、登場人物たちが実在したということに驚き、とても素敵な映画に思えた。著者の吉田玲雄さんも映画に出演されていたと知り、そのことにもビックリ。

ハワイ島にある日系移民の小さな町ホノカア。
その町で、映像技師の見習いとして働き始めたレオ。
ある日、ビーという女性の家に届け物をしたレオは、ビーがなかなか現れないので、家のキッチンで鍋の蓋をあけ、思わず料理をつまみ食いしてしまう。その姿を見たビーは、猫のエサなのにうまいうまいというレオを可哀想に思ったのか、それとも一人暮らしの寂しさからか、毎日ご飯を食べにこいという。それからビーとの心温まる交流が始まる。

エロ雑誌を見るのが唯一の楽しみの老人コイチ、映画館の経営者で食べることが趣味のエデリ、暇なときは寝てばかりいるような町の人々。レオは、そんな町で恋をし、月の虹を見たいと思ったり、別れを経験したりする。ゆったりとした時間の流れのなかで、食べて、恋をして、よく寝る。生きていくということは、ただそれだけでいいと思えるような日々。
おいしそうな料理がいっぱいでてくる。まるで、おいしいものを食べることが、人生の栄養になるといわれているよう(^^)

冒頭は、ハワイ島のゴツゴツした岩場の灰色のシーンから始まるが、ラストが、緑の草の風景で終わるのは、レオの豊かになった心を表現しているのだろう。
by mint-de | 2009-03-18 08:03 | シネマ(た~ほ) | Trackback
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