裁判員制度

裁判員制度がスタートした。参加したくない人の方が多いこの制度、一体どんな裁判が展開されることになるのだろう。やりたくないという気持ちのままで裁判に臨んだ場合、一番被害をこうむるのは被告ではないだろうか。

専門家が、もっと気軽に考えてとかいっているけれど、人を裁くのに気軽な気持ちで参加なんかできないだろう。それと、私が納得できないのは、「今までは人任せにしてきた問題を身近なこととして考えてほしい」という意見。社会の一員として、人が犯した犯罪にもっと関心をもってもらいたいといっているのだけれど、そういう司法制度をつくって、今まではやってきたわけでしょ。そういう「勉強をしてきた人たち」がやってきたことを、素人にいきなり「やって」っていうのは、どうなの? 

それに、「人任せ」って言葉が、私は気に入らない(NHKラジオの午後6時からの番組で聞いた)。望んでそういう仕事についているはずなのに。社会の中の仕事を分担してるわけで。じゃ、警備会社の仕事を人任せにしないでとかいえるわけ?

もう少し時間をかけて、国民が納得できる形にしてもらいたいと思うけれど、もう遅いよね。自分が選ばれたときのことを考えると、ものすごく気が重いな。もし選ばれて、同じ裁判員のなかに、とっても怖そうな人とかがいたりして、自分の意見をいえない雰囲気になったりしたら、どうなの? まっとうな裁判なんて期待できない気がする。それと、庶民の感覚が大事とかいわれると、今の司法関係者は現実離れしている人が多いのかと、それもまた怖い…。なんだか、どっちを向いても気が滅入る話である。

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by mint-de | 2009-05-24 09:17 | 社会畑

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