力ずく

相撲には、それほど興味はなかったけれど、琴欧洲が活躍するようになってから、
ここ数年ラジオで聴くようになった。去年、琴欧洲が優勝したときは、横綱になれるかもと
期待したけれど、どうも大関の居心地がよいようで、なんとしてでも「横綱になる!」
という気持ちが伝わってこない。実況のアナウンサーも解説者も、
「もっと欲をだせ」というようなことをいっている。
顔つきも優しいし(私はそこが好きだけど)、モンゴルの力士たちに比べると、
闘争心が薄いのかなあと思ったりする。
でも、顔で判断なんてできないよね。それと、相撲は大きな力士が強いとは限らないし。
昨日の相撲で、日馬富士が自分より大きな琴欧洲を破ったときには、
勝負ごとは、力ではなく、技と頭の使い方が大事なのだなあと、あらためて思った。
何事も、力ずくではダメなのだと、いろんなことに対して思ったのだった。

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by mint-de | 2009-05-25 11:04 | 観て☆聞いて