碧草の風

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「WITHOUT A TRACE」  第93話 (4-23)

「命の格差」
「どっちが生きてたの?」
今回は、結末を視聴者に考えさせる形で終わった。行方不明の二人のうち、一人は死に、もう一人は生きていたという。こういう終わり方をされると、ものすごく考えてしまう。
黒人の子の方に同情してしまうけれど、話の展開と発見場所からいくと、黒人の子が殺されたのだろうね。
それにしても、捜査機関が人種差別をするなんてねぇ…。アメリカではよくあることなのだろうか?

裕福な家の白人の娘エミリーと、黒人の高校生ダーネルが、同じ頃、行方不明になる。
二人に接点はない。
プレス対応のバン・ドーレンは、ジャックにテレビ局のロスを紹介する。
ロスは、行方不明のエミリーの事件が視聴者受けするので、積極的に取材をするが、ダーネルの事件には触れようともしない。おまけに、バン・ドーレンは、エミリーの捜査に人員を増やし、ダーネルに関してはビビアンだけでいいと、ジャックに命令する。黒人のバン・ドーレンの言葉に驚くジャックだったが、上司の命令に背くわけにもいかない。腹立たしい気持ちでいるジャックに、ビビアンは冷たく言うのだった。「傲慢すぎて、自分が権力に屈したことを認めたくない」のだと…。

エミリーは、両親の離婚で傷ついていた。自分も好き勝手に生きようとしていたらしい。大人の男に引っかかって、売春させられそうになって、逃げ出していたのだ。その後どうなったかはわからないけれど、家に帰るに帰れなくなったのではないだろうか。
娘のことを全然わかっていなかった両親の、私たちのほうが子どもだったという言葉には呆れるばかり。

ダーネルは、評判のいい子だったが、先生の個人ファイルに侵入して、評価のシステムをいじれるほどの腕前だった。同級生のカーターは成績をアップさせるために、ハッキングを頼んでいた。ずっと断っていたダーネルが、ある日1000ドルでやると言いだした。しかし、CDを受け取ったカーターは1000ドルもやるのが馬鹿馬鹿しくなって、返金を迫った。そのとき銃をもった黒人のおっさんが現れて、ダーネルをさらっていったという。ビビアンがそのおっさんに話を聞くと、ずっと会っていなかったダーネルの父親が、病気になってダーネルに会いたがっていたので連れ去ったということがわかる。
そして、ビビアンがその父親を訪ねたとき、父親はベッドの上で病死していた。隣人の話から、ダーネルは病気の父親のためにお金が必要だったこと、カーターはウソをついていたことがわかる。父親の部屋から出たダーネルとカーターが言い争っているのを聞いたというのだ。カーターが銃を使ったのかな? 

マスコミの情報にも偏りがあって、捜査にも人種の問題が絡んでくるとなると、公平な社会なんて望めない。いろんな人種が暮らすニューヨーク。問題はいっぱいあるのだろうね。
ダーネルの母親が、私が何かをしなければ注目してもらえないのかと、ジャックに叫んだシーンは、胸に迫った。
by mint-de | 2009-05-26 10:15 | 海外ドラマ(V~Z) | Trackback
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