「リンリー警部 捜査ファイル2」 第9・10話

「黄金分割の軌跡」
前回、ヘイバースは撃たれそうになった犯人をかばって怪我をしたが(無事に復帰できてよかった!)、今回は撃たれる恐怖にさらされる。でも、ヘイバースは、とんでもない経験をしたおかげで強くなった。
銃を向けた相手を倒して、危機を脱する。シャロン・スモールの安堵感から泣き出す演技は、とても上手いと思った。それにしても、ヘイバースばかり危ない目にあうのはナゼ?

サフォークの小さな村で殺人事件が起こる。被害者はサマンサ。
夫のジェームズが不動産開発業者で、改装してホテルにする予定だった古い修道院の敷地で、遺体で見つかった。サマンサは、昔この地に住んでいたので、友人も多く、浮気の相手もいたので、最初は相手の男性を疑ったリンリーだったが、警察に送られてきた写真と、サマンサの自殺した妹ケイトの事件から、意外な事実が浮かびあがる。
事件現場で足跡をつけて証拠を台無しにした地元の警察官、ガレット巡査がサマンサを殺したのだ。

15年前、ケイトはロンという男にレイプされた。サマンサは妹に告発すべきだと迫ったが、ケイトは耐えきれず自殺してしまった。サマンサの家族は、その後すぐに村から去っていったが、それ以後サマンサは妹の死に苦しんでいた。
サマンサの友人達は、ロンがこの世に存在する価値がないことを、ガレット巡査に訴えたという。
そこで、ガレット巡査は、自ら正義の執行官になってしまった。そのことは、ずっと秘密だったが、ロンをもみの木の下に埋めたのを、ロンの息子ビリーは見ていたのだ。
ビリーは、久し振りにやってきたサマンサに事実を話した。
そのことを公にしようとしたサマンサの口封じのために、ガレット巡査はサマンサを撃ったのだ。

ビリーから事情を聞いたヘイバースは、サマンサの友人たちに確認するため、パブに向かった。
そこで、ガレット巡査に銃を向けられるヘイバース。
過去の殺人の発覚をおそれて、また殺人を犯すなんてねぇ…。それにサマンサには何の罪もない。
このガレット、ロンを殺したことも、まだ10代だった友人達が頼んできたからしょうがなくやったとか、人のせいにしてたし、自らの倫理観はないのか?
小さな村の安全を守ろうとした行動だったとしても、ちゃんと法の裁きに委ねるべきだった。
でも、あまりにも小さな世界では、秩序を守るのは、意外と大変なことかもしれないと思ったりする。

前回のヘイバースの見舞金は、1万ポンドとか。それが勇敢な行為に見合う妥当な額かは、わからないけれど、ヘイバースは使い道を考えていないのに、やたら気にするリンリーの態度がおかしかった。
この二人の関係は、やんちゃな妹を見守るお兄さんといった感じになってきて、随分、最初のころのイメージとは変わってしまった。微笑ましいけれど、ヘイバースの毒舌も聞きたいな。
サフォークの風景が、とてもよかった。
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by mint-de | 2009-06-15 15:35 | 海外ドラマ(英G~L) | Trackback

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