碧草の風

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カテゴリ:日本のドラマ( 48 )

「大切なことはすべて君が教えてくれた」

前回の感想で、優柔不断な修二といってしまったが、昨夜の修二くんは格好よかった。
夏実の妊娠が生徒や保護者に知られることとなり、修二は窮地に立たされる。
理事長や校長は依願退職をすすめるが、ここで辞めるのは逃げることだ責任をとるために教師をこのまま続ける、それがダメなら解雇してくれとキッパリ発言。
でも、ここで疑問なのが夏実への対応。修二が学校にいられないなら、夏実だって同じじゃないのか? 大人の男女が結婚せずに子どもを生もうがどうしようが、それは個人の問題。いくら学校の教師だからといって、そのことで仕事を失うなんて、私はおかしいと思うけれどね。
そもそも修二は、ひかりにはうそをつかれ、夏実には妊娠を知らされず、自分は何も悪いことをしていないのに、どんどん追い込まれてしまったのだ。普通なら、「冗談じゃない!」と怒ってしかるべき。けれど、彼はひたすら耐えるのである。いまどき、貴重な男である。
はたして、彼はこれからどう行動するのだろう?
by mint-de | 2011-03-08 15:52 | 日本のドラマ

「大切なことはすべて君が教えてくれた」

初回だけ見たもののストーリーについていけずしばらく見ていなかったが、妊娠がわかった夏実がどう行動するのかが気になり、また見始めた。
このドラマ、修二を思う夏実の深い愛と修二を慕うひかりの一途さに比べると、あまりにも修二の態度が情けない。しっかり自己主張する女たちを、いつもまあるい目で見つめてばかりの修二くん。その優柔不断な態度をなんとかしなさいよといいたくなるのだが、珍しく一緒に見ている夫は、逃げずにそこにとどまっている修二くんは、なかなかたいしたヤツなのだそう。そうなのか? 確かに学校をやめてしまえばもっと楽になるのかも。そこにいつづけるほうがキツイかも。でも、二人の女たちに比べると、彼が何を考えているのかよくわからないな。
夏実の家族と修二の家族は対照的。修二の親が、結婚と妊娠の順番が逆だといっていたけれど、いまどきそんな風にあわてる親っているのかな? 夏実のお父さんはいい人だ。生まれてくる孫のために若いおじいさんになろうとしている。夏実の家は愛のある家庭って感じかな。その点、ひかりは可哀想。修二に救いを求めているわけだけれど、はたしてどうなるんだろう。
タイトルの「君」って誰のことかな?
by mint-de | 2011-03-01 15:14 | 日本のドラマ

「私は屈しない」

月曜日にTBSで放送された、厚労省の村木厚子元局長の無罪事件をもとにしたドラマ。
逮捕から無罪になるまで、村木さんを支えた家族の愛情がひしひしと伝わってきた。
身に覚えのないことで何か月も拘留されるなんて、本当にひどい話だ。
検察側は、公判前にすでに証拠の改ざんが行われていたことがわかっていたのだから、そんな状況でよく起訴して求刑までできたものだとあきれ返る。
村木さんは、サラ・パレツキーの本から災難を乗り切るヒントをもらったらしい。以前、週刊誌でも読んだけれど、拘置所で読んだ本や食事からも何か得たものがあったといっていた。精神的にとても強くて、前向きな方なのだろう。
ドラマの田中美佐子も雰囲気がよくでていた。ドラマのなかでは、偽の証明書を発行してしまった係長は、忙しくて早く仕事を片付けたくてやってしまったといっていた。そんな理由だなんて、その結果の大きさを考えるとやりきれないな。
精神的に強い人間と弱い人間、その対比がくっきりと描かれ、とてもよくまとめられていたドラマだと思う。
by mint-de | 2011-02-02 15:29 | 日本のドラマ | Trackback

「八日目の蝉」 第6回(最終回)

「奇跡」

2009年、恵理菜(薫)は希和子の事件を取材している千草とともに小豆島へ向かう船の上にいた。
恵理菜は、希和子が逮捕されてから、刑事たちに連れられて両親のもとへ戻った後のことは覚えているのだが、その前の記憶はないという。そして、戻ってからの家での居心地は決していいものではなかったと、千草に語るのだった。島の方言を話す恵理菜に母の恵津子は戸惑い、恵理菜は新しい環境に馴染めず混乱していた。ある日、恵理菜は海を見たくなって家を逃げ出した。追いかけてきた恵津子に「世界一悪い女に誘拐されていたのだ」と聞かされてから、恵理菜は過去は忘れることにしたのだ。

小豆島で希和子が働いていた素麺屋は、おかみさんが亡くなって別の人間が経営していた。希和子と薫のことを覚えている人はいなかったが、恵理菜は希和子とともに訪れた学校や寺、記念の写真を撮った店のことを断片的に思い出すのだった。そして、15年前に撮ってもらった写真がそのまま飾られていた写真館で、店主から当時の様子を聞く恵理菜。帰りのフェリーを待つ間、恵理菜は近くにいた漁師に声をかける。その漁師は文治だった。写真の二人を知っているという文治に、恵理菜は希和子が逮捕されたときに叫んでいた言葉を思い出せないでいる、なんといっていたのか知りたいという。成長した薫を見て驚く文治。そして、希和子と薫は普通の親子だったし、希和子が叫んでいたのは「その子は朝ごはんを食べていないの」だったと話す。文治の話に、希和子の精一杯の、母でありたかった愛情を知って、涙を流す恵理菜。

帰りの船の上で、恵理菜は子どもを産む決意をする。この美しい世界を見せてやりたいと。千草の、お母さんもわかってくれるはずだという言葉に押されて母に電話をする恵理菜。血がつながっていないのにあの人と同じ不倫の子を身ごもったと伝えたときは、怒りをあらわにした恵津子だったが、恵理菜の電話に涙を流しながらうなずくのだった。

岡山港に着いた恵理菜は、港の休憩所で一休みする。その様子を見ていた売店の女。それは希和子だった。希和子は2001年に出所すると、恵理菜の自宅に向かった。窓から見た恵理菜の幸せそうな様子に、希和子は薫あてに書いていた手紙を燃やすのだった。それから各地を転々として岡山港にやってきた。小豆島に行こうと思ったものの、薫がいない島に行ってもしょうがないことに気付いた。それからずっと、港の売店で働いていた。

かつて蝉のぬけがらの話をしたときに、8日目の蝉は誰もいなくなって寂しいと薫はいったけれど、今の希和子は、一日でもいいからより多くの思い出をつくることができる8日目は、やはりかけがえのない一日なのだと思っている。希和子にとって、薫と過ごした日々は、人生でとても貴重で温かさに満ちた日々だったのだ。

希和子は、薫に似た女性を気にしていた。そして彼女が去ったあとで、テーブルに蝉のぬけがらを見つける。薫だと確信した希和子は後を追う。道の向かい側を歩いている恵理菜に向かって、「薫」と呼ぶ希和子。恵理菜はその声に振り向き足をとめる。見詰め合う希和子と恵理菜。しかし、恵理菜はそのまま前を向き去っていった。希和子は、その後ろ姿をただ見つめるだけだった。

法廷で、希和子は秋山夫婦に対して、謝罪ではなく、子育てを経験できたことに感謝の言葉を口にした。希和子にとっては、罪の意識より自分が母になりたいという気持ちのほうが強かったということなのだろう。秋山のほうは自業自得といえなくもないけれど、妻の恵津子は一番の被害者。恵理菜も赤ちゃんのときからとんでもない人生に巻き込まれてしまったけれど、希和子の愛を知ることによって、自分の生き方を見つめなおすことができたのだと思う。だから自分も母になることを選択したのだろう。希和子の行為は許されることではないけれど、希和子の一途な思いに胸を打たれるドラマだった。母になりたいと強く思う女性がいる一方で、子どもを虐待する親がいたりして、いろいろと考えさせられたのだった。
by mint-de | 2010-05-05 14:49 | 日本のドラマ | Trackback

「八日目の蝉」 第5回

「光の島」

1994年夏、薫は島の言葉を話すようになり、すっかり島の生活になじんでいた。希和子は、そんな薫と一緒にいることの幸せを感じながら暮らしていた。文治は希和子への思いを口にするが、希和子は自分と付き合ってもいいことはないと突き放すだけだった。
希和子はある日、文治が誘ってくれたので、薫を連れて、潮の満ち引きで海にできる道を歩く。ふと、希和子は、文治のような男と幸せに暮らす生き方があったかもしれないと思うが、薫のいない人生は選べないことに気付く。たとえ行き止まりの道でも、薫と一緒にいたいと思う希和子だった。

新聞に、写真コンテストの写真が掲載され、夏祭りのときの希和子と薫の写真が大きく載ってしまう。素麺屋のテーブルではみんなが喜ぶが、希和子は思わずやめてくれと大きな声をだしてしまう。その様子に何かを感じた文治。希和子は、家に帰るとすぐに逃げ出す用意をするが、薫はいやだ、どこにもいかないと泣き始める。希和子の家にやってきた文治は、希和子がここから離れようとしているのを察し、どこにもいかないでくれ、あんたが何をした人でも助けると希和子を抱きしめる。希和子は、その言葉に、ただうなずくだけだった。

島に帰っていた久美は、自分が息子と一緒に暮らしたかったのに、母親が助けてくれなかったことを今でも不満に思っていて、母親と口論になる。久美は、この島に自分の居場所はないといい、東京で再出発すると告げる。久美から母親のことを頼まれた希和子だったが、ずっとこの地にいられるわけではないので返事に窮するが、久美のやり直したいという気持ちを知って、真実を告げられないまま、久美の乗ったフェリーを見送るのだった。

薫の態度と文治の言葉に、もう逃げずに島にとどまることを決意した希和子は、写真館で薫と一緒の写真を撮ってもらい、お寺にでかけては薫と一緒にいられることを願うのだった。寺からの帰り道、薫は拾った蝉の抜け殻を大事にもっていた。蝉は、地上にでてきても、たった7日で死んでしまうなんてという薫に、希和子は、たった7日でも蝉にとっては一生分の人生なのだ、一日一日を感謝して生きているのだと、まるで自分と薫の逃亡生活のように語るのだった。

ある朝、久美の母親から電話がかかってくる。逃げなさいという言葉に、慌てて家を出る希和子と薫。フェリー乗り場に着き、文治も駆けつけてくれたが、希和子は遂に逮捕されてしまう。薫と引き離され、必死に「薫!」と叫ぶ希和子だった。

恵理菜(薫)は、引き離されたときの希和子の手のぬくもりは覚えているのに、希和子が叫んでいた言葉を思い出せないでいるのだった…

「八日目の蝉」というタイトルがずっと気になっていたのだけれど、蝉が地上で生きる日々がたった7日でも、その短い日々でも、充実した日々であったならかけがえのない人生になるという、希和子が薫と一緒にいた日々のことを意味するらしい。 希和子は、稀に8日も生きる蝉がいるといってそれがうれしいことのようにいったのに対して、薫は誰もいなくなって一匹だけ残ったら寂しいだろうといっていた。「8日目」とは、希和子の一日でも長く薫と一緒にいたいという気持ちと、別れたあとの二人のことをいっている気がする。その後の恵理菜を思うと、希和子の犠牲になった可哀想な子どもといえるけれど、誰かにいっぱい愛された記憶が、彼女のどこかに残っていてほしいと思う。
by mint-de | 2010-04-28 15:23 | 日本のドラマ | Trackback

八日目の蝉 第4回

「恋」

2009年、恵理菜(薫)は、希和子に誘拐された事件で取材を受ける。
過去の事件は自分なりに調べたし記憶がないので、何もいうことはないと無関心を装う恵理菜。
取材をした女性は千草といって、マロンという名でエンジェルにいたことがあり、薫のことを覚えていた。千草は恵理菜を誘って「エンジェルの家」へいく。エンゼルが逮捕されてから元信者らと争いになっているので、土地や建物はそのまま放置されていた。千草は、希和子が逃亡した小豆島にいって、その後の取材をするつもりだというが、恵理菜は覚えていないことは自分の過去とはいえないといって、そこで別れる。
不倫をして妊娠し、その相手と別れた恵理菜の目には、すべてが色あせて見えていた。
そして、希和子は今どこでどんな気持ちでいるのだろうと思うのだった。

1993年3月、希和子は薫と小豆島に渡った。
久美の母(昌江)の素麺屋を訪ねたが仕事がなく、途方に暮れる。その様子を見ていた漁師の文治が、ラブホテルにいけば仕事があるだろうと教えてくれる。希和子はそこで働き始めたが、昌江が子どもためによくないので、ウチで働きなさいといってくれる。
昌江は、久美が何も連絡してこないので心配していたが、希和子たちに親切にすることで気が紛れる様子だった。希和子は申し訳ないと思いつつ、昌江の好意に甘える日々だった。薫も島の生活になれ、穏やかな暮らしが続いていたが、ある日、薫が急に腹痛を起こす。
医者に診てもらうと腸閉塞かもしれないので、急いで島外の病院に連れていきなさいといわれる。
港に着くと最終のフェリーが出航してしまった後だったが、たまたま文治がいて、彼の船で病院へいくことができた(緊急の場合、普通はお医者さんが手配してくれると思うけれど…)。
無事に薫の治療を終え、家に帰った希和子は、ときどき余った魚を届けてくれていた文治の優しさに気付いていく。文治は、子どもを亡くし、その後妻に去られた男だった。子どもを亡くした夫婦の気持ちを話す文治の言葉は、希和子にとってもつらい言葉だった。
薫との暮らしに必死に生きてきた希和子にとって、文治の存在は頼れる優しい木のようだった。
「虫送り」という夏祭りの日、希和子は薫と共に浴衣を着て、楽しいひとときを過ごすのだった。

恵理菜は、とてもクール。妊娠していても落ち着いて行動している。
彼女は本当に希和子のことを覚えていないのだろうか。無理に思い出さないようにしているようにも見える。
自分の父とその愛人の行為の犠牲になったことを思えば、冷めた目で人生を見つめてしまうかもね。
来週は、遂に逮捕されてしまうようだ。
by mint-de | 2010-04-21 14:57 | 日本のドラマ | Trackback

「八日目の蝉」 第3回

「悲しき女たち」

希和子は、エンジェルの家で野菜やパンをつくり、規則に縛られながらも、薫の成長を喜び、薫との暮らしに幸せを感じていた。
1992年の春、ホームでは親と子どもは別々の部屋で寝ることになっているのに、薫が一緒に寝たいとやってきたのでそのまま寝てしまった希和子は、早速サライに怒られる。ホームではみんなが家族なので、本当の親子の絆はないということらしい。久美は、そんなのは不自然だと抗議する。罰としてトイレ掃除をすることになった希和子を手伝う久美。久美は自分も別れた5歳の息子と一緒に暮らしたいので、エンゼルの部屋にあるお金を持ち出して連れてきたいと話す。しかし、久美はお金をとったところを見つかってしまう。自分も息子と暮らしたいという久美に、サライは男はダメだと冷たく言い放つ。男は悪魔なんだって!(ビックリ。よっぽどひどい目にあった人なんだね)

久美の監視役として、バンで行商にでかけた希和子は、サライが自分の赤ちゃんをマンションの窓から放リ投げた女だという話を聞く。久美は、近くに息子が住んでいるのでちょっとだけでかけてきたいという。希和子はその願いを聞き入れ、車で待つことにする。久美は、息子に会えたけれど、自分を全然覚えていないと泣く。希和子は、自分のお腹をいためた子への久美の思いの強さに、複雑な心境になる。

ホームに、17歳の沙絵という妊娠している娘がやってくる。両親は中絶させようとするが、自分は産みたいのでここで産ませてくれという。沙絵はホームで出産したが、それから後で、ホームの存在が社会問題になっていて、沙絵の親たちやマスコミが、子どもを監禁している、解放しろと門の外にやってくる。たまたま希和子が乗っていたバンが撮影され、そのニュース映像に希和子を認める秋山。

ホームの印象をよくするために、マスコミに公開して内部を見てもらうことにしたと話すサライの言葉に、凍りつく希和子。1993年の春、久美の助けを借りて、希和子は金庫からお金を勝手にとり(自分の財産を差し出していても窃盗だよね)、薫を連れホームから逃亡する。薫と一緒に外出したことのなかった希和子は、遊園地へいき、楽しいひとときを過ごす。薫との暮らしに終わりがあることを知っていたからこそ、希和子は今のこのときを大事にしたかったのだ。

久美とサライの母としての思いは、対照的だ。久美の場合は、ごく普通の母性愛といえるだろう。サライは、沙絵の出産後に号泣していたけれど、自分の行為を悔やんでもくやみきれないはずだ。育児ノイローゼという言葉はあるけれど、子どもを傷つけたり殺したりするまで追い込まれるという心境は、私には理解できない。
希和子の、薫の実の親への気持ちは、どうなっているのだろう。
今後は、久美の実家にいくのかな。
by mint-de | 2010-04-14 15:06 | 日本のドラマ | Trackback

「八日目の蝉」 第2回

(第1回のあらすじ)
野々宮希和子は、妻ある身の秋山の子を妊娠した。秋山は妻との離婚を口にするものの、子どもはまだいらないという。子どもを産みたかった希和子だったが、秋山の頼みを聞き入れて中絶する。その後、希和子は秋山の妻恵津子も妊娠したことを知り、動揺する。恵津子は中絶した希和子をなじり、胎児の超音波の写真まで送ってきた。希和子は、絶望から秋山夫婦への憎しみをつのらせ、彼らの家庭を壊すことを決意する。
二人の留守に家に忍び込み、ベビーベッドの赤ちゃんに手を伸ばす。その子どもの希和子を見つめるつぶらな瞳に、命の輝きを見た希和子は、失った子どもへの思いもあったのか、その子どもを抱いて雨の中を逃げ出した。自分の子どもにつけようと思っていた薫という名をつけ、薫を生きる支えに、薫を守ることが生きることだと自分に言い聞かせて。希和子の逃亡生活が始まった。
20年後(?記憶違いかも)、秋山恵理菜(薫)は、自分が妊娠していることに気付いた。相手は結婚している男だった。

「エンジェルの家」
1999年、刑務所にいる希和子は、薫宛てに手紙を書いている。読んでもらえるかどうかはわからないが、あなたに手紙を書けることが生きる支えだと思っていると。

希和子は、小田原の友人の家から名古屋にやってきた。公園で妙な女が声をかけてきた。子連れの希和子の様子を見て、うちに来いという。その女の家はゴミ屋敷だった。希和子が泊まった部屋には、女の子のランドセルと小学校の時間割まで貼ったまま残されていた。女は、過去を捨てられず、過去の思い出に埋もれて暮らしているようだった。問題のありそうな女だったので、希和子は翌日その家をでていく。そして、その女が教えてくれた「エンジェルの家」という施設へ向かう。

その施設は山のなかにあり、マリア像といくつかの棟に分かれていた。傷ついた女たちが共同生活を送る宗教施設で、住むためには審査を通らなければならない。その審査で、希和子は京子と名乗り、薫が自分の子どもだとウソをついたが、教育係のサライという女から問い詰められ、自分の子どもではないが、子どもの親は承知していると再度ウソをつく。サライが何を基準に選んだのかはわからないが、希和子は住むことを許される。同じく審査を受けた沢田久美も一緒だった。久美は、夫の浮気が原因で離婚したものの、経済力がないために息子を取られてしまった女だった。

秋山恵理菜(薫)は、船の上から不倫相手の男に電話をかける。男に妊娠したと告げたが、長い沈黙が返ってきただけだった。恵理菜は、キッパリと男に別れを告げた。恵理菜は、蝉の抜け殻を見て思う。抜け殻は小さな命があった証しなのだと。

希和子が公園で会った妙な女は倍賞美津子、サライが高畑淳子、エンジェルが藤田弓子。みなさん、ただ立っているだけでもストーリーができあがりそうな個性的な方々で、ドラマを盛り上げている。
審査で、サライが女であることの根拠はと聞いていたけれど、これって難しい質問だと思う。私などは、女として生まれてきたから、女やってますとしか答えようがないな(^^;)

希和子は、母が家をでて、その母を恨みながら死んでいった父と暮らしていたので、幸せな家庭生活を送ることが夢だったらしい。だったら、結婚している男ではなくて、もっと違う男を選べばよかったのにね。彼女に比べると、恵理菜のほうが強い女に見える。時代の違いかな?
by mint-de | 2010-04-07 14:51 | 日本のドラマ | Trackback