碧草の風

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カテゴリ:海外ドラマ(S~U)( 47 )

「SPIRAL3~連鎖~」 第8話

ベルトのブルモンに対する気持ちがよくわからない。最初は、ジルを助けるためとロナルドを逮捕したいという強い気持ちがあって、単独捜査がばれないように、ブルモンに近づいていったのだと思う。でも、関係をもちたいという女としての感情も多少あったのだと思う。ブルモンも馬鹿じゃないので、ベルトの態度を妙だと思っていたのだろう。探りあいながら恋愛はできないよね。

フロマンタンは、ロナルドの倉庫の住所をブルモンに教えていた。やってきたブルモンを見たベルトは自分たちだけの捜査にならずがっかりして、教えたフロマンタンをなじる。フロマンタンは、逆にベルトたちを守ったのだと主張する。捜査は警視庁との合同捜査になったが、ベルトは、ジェズとニコの件は警視庁には話さず、ロナルドはニコを頼りにしているので必ず接触してくるとふんで、娼婦たちが立つ場所でロナルドがやってくるのを見張ることに。

ブルモンを避けていたベルトだったが、片隅に追いやられていた感情に火がついて二人はベッドへ。朝、ベルトを迎えにいったジルは、ベルトの態度と駐車中の警視庁の車に疑問を抱く。ベルトはブルモンからジルが撃った弾の件で新たな情報を聞き、先回りして事情を聞きにいくが、それはブルモンのワナだった。ブルモンに呼び出されたベルトは、誰をかばっていると聞かれる。そして、二人の関係は終わった。ジルはベルトを尾行して、会っていたのがブルモンと知り驚く。

脱出したエレーナは、ニコに追われたものの、たまたま通りかかったパトカーに助けられる。しかし、事情を聞きにきた警視がニコに頼まれた男だったので、またニコの元に連れ戻される。こんな警視がいるなんて、ビックリだ!
ニコにヴラドから電話が入る。ロナルドの倉庫がバレたので、ロナルドを始末しろという命令に、ニコはホームレスの寝場所へロナルドを探しにいく。そこで別人を殴るニコ。かなり暴力的な男だ。

アルノーは、マルタンたちの餌食にされてしまった。学生だと思っていたジュリーは、まだ15歳で二人のベッドシーンは録画されていたのだ。自分の行為が裁判所にばれてしまったら終わりなので、アルノーは市長の捜査情報をマルタンたちに教えざるを得なくなる。あれほどロバンを非難していたのに、自分の立場を守るためには、あっさりと悪に染まる人だね。市長側のやることは、実に汚い。マルタンにとっては、兄の仕事より自分が大事。ここまでしなければならない理由って何なのだろう。

警部ロール・ベルト 
ベルトは、心の底ではブルモンと付き合いたかったのかも。ブルモンとのことを知ってしまったジルが、今後どう動くかが気になる。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン&ピエール・クレマン
カールソンに依頼人とは距離をおくようにといわれていたのに、クレマンは、ディランに夕食をおごり、寝る場所がないというので自宅に泊める。困っている依頼人に、こういう風に接していたら、身がもたない気がするけれど。人がいいクレマン。ディランはすっかりクレマンを信頼していたけれど、会いたいといったのに、クレマンがカールソンと一緒なのに依頼人と一緒だとウソをついたのがわかり腹を立てる。ディランは暴走しそうな予感がする。カールソンは、依頼人の4万ドルを弁護料として取ってしまう。依頼人が可哀想だ。クレマンは、その4万ドルの出所をカールソンに尋ねるが、カールソンは不正はしていないと答えるのだった。この二人もこのままでは一緒に仕事をやっていけない気がする。

判事フランソワ・ロバン
ロバンと会ったイザベルは、息子の気持ちより自分の気持ちが大事なことに気づき、これからも付き合いたいという。しかし、ロバンは今後市長の事件で騒動になるので、イザベルを巻き込みたくない、大事に思うからこそ少し考えたいと返事をする。ロバンは、弟のこともあるから大変だよね。
by mint-de | 2010-07-28 15:49 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「SPIRAL3~連鎖~」 第7話

ニコとロナルドはグルだったんだね。タチアナは、ロナルドを釈放させるために殺されたらしい。それまでの殺害方法とは少し違うといっていたベルトの判断は、正しかったのだ。でも、ニコは娼婦を使ってお金を稼いでいるのに、なぜ若い女性を殺したがるのだろう?

ジェズの件を単独で捜査しようとするベルトに、フロマンタンは3件ともジェズの犯行なのだから警視庁の捜査に任せるべきだと忠告するが、ベルトはタチアナの殺害は違うと主張し、とりあえずジェズを麻薬取引のの容疑者にして、ボスや判事から捜査の許可をもらう。ベルトは、裁判所から警視庁への通路を通って、ブルモンの部屋へ。ベルトは愛人のようにふるまうが、ブルモンは事件を横取りされても恨む様子のないベルトに疑問を感じ始めていた。ジルからジェズが10年前にもスペインで男を切り刻んでいた前科があると聞いたベルトは、男しか殺していないジェズは一連の事件の犯人ではないと思い始めるが、ジルとともにジェズの尋問を開始。タチアナの殺害現場に落ちていたハンカチは自分のものだが、女は殺さない、俺をはめる気だなと、否定していたジェズだったが、尋問を終えてジルが脅し文句を口にして帰ろうとすると、意外なことを話しだした。タチアナはすでに死んでいたというのだ。

娼婦たちと話しているときに、元締めのニコに5000ユーロで遺体を切り刻むように頼まれたのだという。耳の裏に焼き印を押せともいわれたという。その話を聞いたベルトは、未公表の焼き印の件を知っているということは、ニコが犯人の一人でロナルドを釈放させるためにやったことだと判断する。
フロマンタンはブルモンに呼ばれる。犯罪捜査部にくるか、ベルトがまだ捜査を続けているか話せ。中央警察局の暴走がわかればフロマンタンの将来に影響がでる。出世か、ごまかすか、どちらかを選べというのだ。

ベルトは、ニコとロナルドを結び付けたかったが、ジェズはロナルドは施設で見かけただけでよく知らないという。ただ、プラールという元救急車の運転手とよく話をしていたという。フロマンタンはロナルドが逮捕中に接見していたのは弁護士だけだったとベルトに告げ、単独捜査が警視庁にばれたらやばい、なぜ危ない橋を渡るのだとベルトに聞く。ベルトはロナルドをつかまえたい。一人でもやると話すのだった。

ベルトとジルはプラールがうろついている市場にでかけ、ロナルドが車庫をもっていることを聞き出す。ベルトとジル、そして遅れてやってきたフロマンタンは、車庫に入っていく。その前にフロマンタンはブルモンに電話をかけた。多分、ベルトについていくことにしたのだと思う… 
何もない、ハズレだとがっかりするジル。しかし、ベルトは見つけた。地下への入り口があったのだ。ベルトたちが地下の部屋に入ると、異様な光景が! 血が飛び散った壁、身体の一部を切り取ったものが、標本のようにさまざまな瓶に入れられていたのだ。そして、セリアのピアスもあった。ベルトは「許せない」とつぶやくのだった。

ロナルドは、カールソンの事務所を訪れ、国に帰りたいので何とかしてくれと頼む。しかし、パスポートは取り上げられているので、カールソンは出国の手伝いまでできないと断る。カールソンの強気な言葉に、ロナルドはあんたが好きだ、おびえる女は嫌いだといって帰っていく。それを聞いたカールソンは、何かを感じたようだ。

居場所がなくなったロナルドは、街角に立っていた娼婦のミラに、ニコへの連絡を頼む。ニコは、ロナルドに早く国に帰れといい、もう関わりたくない様子だったが、困っているロナルドに仕方なく連絡先を教える。ロナルドはニコに女のさばき方を教え、ニコはロナルドを釈放させてやったということらしい。二人の会話にでてきたヴラドって何者? もう犯人がわかったのは意外だった。ベルトがロナルドの居場所を知るのは、難しくはないだろう。

娼婦のエレーナは、ミラがしているネックレスがタチアナのものだったことに気付く。ニコが殺害したとしたら、自分の身も危ないと思ったのか、脱出することを決意。敷地からは逃げたけれど、うまくいくのだろうか?

ロバンは、正門よりも脇から攻めたほうが効果的と考えたのか、クルセル市長の妻から話を聞く。妻は何も知らないのに、市長の収入よりも支出があまりにも多いのはおかしい、出所を調べるので身につけているブランド品をいまここで提出しろと、理不尽な要求をされる。おまけにロバンは、愛人を囲っているからその償いで買っているんだと教える始末。24時間猶予をやるから、闇の収入源をあかせと迫る。その様子を見ていたアルノーは、不当な尋問だ、判事失格だと憤慨するが、ロバンは意に介さない。人は裏切るものだ、真実はこの手でつかむしかないのだ、謀略と力が司法であり、いま権力をもっているのは自分なのだと自信たっぷりに話すのだった。

警部ロール・ベルト
ベルトは、自分が捜査を続けていることを知られないためにブルモンと会っていたようだ。ブルモンもそのことに気付いた様子。ベルトのロナルドに対する執念はすごいね。これからの捜査はどうなるのかな?フロマンタンの選択も気になる。

判事フランソワ・ロバン
ロバンはお金を渡されそうになったことと、弟が市長側にいることを知って、かなりお怒りの様子。とことん追及することにしたようだ。でも市長の妻に靴まで脱げなんて、よくいえるね。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン&ピエール・クレマン
クレマンは、施設の金を盗んだ容疑者ディランの弁護をする。8回も逮捕されているディランは容疑を否認するが、判事は拘留も止むを得ないと考えているようだった。しかし、クレマンは、再犯は監督責任であり、罰せずに励ますことが大事、判事の信頼がなによりの励みだと、判事の説得に成功する。観察処分になったディランは、母親がヤク中で亡くなっていた。施設送りになるのが嫌で母の遺体を倉庫に隠していたことがあるという。ディランとは、もう関わることがないと思ったクレマンだったが、頼れる人のいないディランのために名刺を渡す。名刺をくれた弁護士ははじめてだといっていたディランは、早速クレマンの事務所へやってくる。施設にいくのにクレマンについてきて欲しいというのだ。弁護士と一緒だと殴られないですむからというが、クレマンは自分で解決しろと追い返す。それを聞いたカールソンは、依頼人と距離をおくように忠告する。
クレマンが君は変わったというと、やり直すことにしたというカールソン。しかし、カールソンは、依頼人に嘘をつかせてあぶない仕事をしていた。国選弁護人は無能だという容疑者の言葉に、自分の仕事振りを誇示したかったのだろうか。ツァボの名前をだして仕事をしていたが、なかなかクールに仕事はできそうにないね。
クレマンの弁護が、判事を説得する力があるのは意外だった(^^)
by mint-de | 2010-07-21 15:52 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「SPIRAL3~連鎖~」 第6話

ロナルドの釈放が決まった。事件は警視庁のブルモンが引き継ぐことになり、ベルトたちは捜査を外される。ボスはメンツを保てと指示したが、ベルトには考えがあって、ロバン判事とブルモンの前で大人しく事件を譲ることに。ジルは、パトリシアの麻薬売買に付き合わされたときに襲われて威嚇射撃した際、弾が人に当たってしまい、ブルモンがその弾を調べているという情報に気が気ではない。ジルの銃から発射されたとわかるのは時間の問題だった。ベルトとジルたちは、フロマンタンのロナルドのことは忘れろという忠告を無視して、釈放されたロナルドとカールソンが乗るタクシーを尾行する。しかし、カールソンはそんなことはお見通しで替え玉を用意していたので、ベルトの尾行は失敗に終わる。カフェで、替え玉と座っていたカールソンは、やってきたベルトに尾行の件は報告するといい、ロバンに処罰を求める電話をする。ベルトとジルは、バーでお互いの傷に乾杯。そのとき、ベルトはブルモンとの夕食を利用することを思いつく。

ブルモンが外出中に、ジルが別の弾を用意して、ブルモンが持っている弾とすり替えるのだ。その案にフロマンタンは反対するが、結局、仲間のために協力することに(彼は心が広いね)。ベルトは、久し振りに「女」をアピールし、仕事のことは忘れたふりをしてブルモンと旧交を温める。ブルモンの仕事部屋に入れなかったジルはトイレに弾を隠し、ブルモンと一緒に部屋に戻ったベルトが、すきを見て弾をすり替えた。ベルトは、「仕事」をして帰るつもりだったが、部屋をでてからブルモンを求めている自分に気付き部屋に戻る。そして二人は激しく抱き合うのだった。

翌日、ジルとフロマンタンは、殺人事件の知らせを聞いて現場に急ぐ。ベロンドという男が同居人の男をバラバラにして、血で汚れた階段を洗っていたという。ベロンドは殺してはいない、バラバラにしただけだといっていたが、署に連れてきて尋問すると、ホモの同居人が触ってきたので、キレて殺してしまったと白状する。そして、ベロンドの押収物から意外なものが見つかった。タチアナの事件のときにも見つかったJ.B.のイニシャル入りのハンカチ。ベロンドは食肉処理場で働いていた。

娼婦のミラは、タチアナが死んでからは、元締めのニコの指示に従い、リーダーのように振る舞い始めた。何か考えがあるのだろうか?

ロバン判事は、フォルテックス社の捜索に向かったが、事務所はもぬけの殻だった。代表者も所在不明。ロバンは、これで幽霊会社の実態がつかめたと喜ぶが、フォルテックス社の取引銀行へいって、衝撃的な事実を知ることに。フォルテックス社では6か月で30万ユーロを下ろしていたのだが、毎月少しずつ下ろしていたのは、マルタンだったのだ。証明書のコピーを見て愕然とするロバン。

ロバンは、すぐにマルタンの事務所へ。ロバンが助けてやるから真実を話せといっても、マルタンは無理だといって首を横にふるばかり。おまけに自分が逮捕されたら、兄であるロバンはもう捜査ができないだろうといいだす。一方、警備会社のデジャンがロバンに証拠を渡すといってきたので、ロバンは待ち合わせ場所へ。しかし、デジャンがもってきたのは証拠ではなく金だった。市長の仲間がお金でロバンを黙らせようとしたのだ。ロバンは、これからどうするのだろう?マルタンは、市長仲間のなかでも、一番まずい立場にあるようだ。どうしてそんなことになったのかな?

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン&ピエール・クレマン
カールソンはカリム・ブライミの件で脅される。カリムをすぐに釈放しろと。それはツァボの差し金だった。カールソンはツァボに会いにいき、はっきりと決別を告げる。しかし、ツァボには未練があるらしく、また連絡が入ったので、今度はクレマンがツァボのもとへ。カリム・ブライミのファイルを返し、もうカールソンにつきまとうなと忠告。クレマンがカールソンのためにここまでするのは共同経営者だから? 今シリーズもクレマンがぱっとしなくて、残念。

警部ロール・ベルト
ベルトは、今でもロナルドが犯人だと思っているようだ。確かに、釈放されたロナルドはあやしい行動をしていた。ベルトの家にまでロナルドの写真があってビックリ!弾のすり替えが、うまくいくといいけれどね。墓穴を掘ってないことを祈ります。ベルトは、必ず捜査関係者といい関係になるようだ。でも、長続きしないのはなぜ?

判事フランソワ・ロバン
マルタンのことを知ってしまったロバン。母とも弟ともうまくいかないようだ。イザベルも、ロバンの自作自演を知らされ、息子のアルノーがロバンとの付き合いを快く思っていないことを知り、ロバンと距離を置こうとしている。孤独なロバンは、どんな結論をだすのだろう?
by mint-de | 2010-07-14 15:36 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「SPIRAL3~連鎖~」 第5話

ロナルドは拘置所に送られた。ロナルドを自白させるために、所内の連中はロナルドに暴力をふるう。警官も看守もみんなグルなんて怖いね。ベルトは、ロナルドがもっているカギが倉庫のカギだと思っているので、カギにあった倉庫を探しだすのに必死だ。そんなとき、ロナルドの姉グロリアが実はロナルドの母だったことが判明する。レイプされて生んだ子どもだった。そういう子どもだから殺人も犯しそうだと決め付けるのはどうかと思うけれど、ベルトは、グロリアを問い詰める。倉庫の場所をいえと。夫にも秘密だったロナルドのことを警察に知られ、息子が殺人犯だと決め付けられたグロリアは、追いつめられて自殺してしまう。グロリアの夫に殺したも同然だと責められるベルト。

ロナルドが今までの弁護士を解任したので、その役がカールソンに回ってくる。以前、ある看守の離婚調停でいい仕事をしたので、便宜をはかってくれるようになったらしい。自分は無罪だ、こんな所にいたくないというロナルドに、カールソンは、ハンストはよくない、みんなに悪人だと思われているが、女性の自分が弁護すれば女性弁護士は凶悪犯罪を引き受けないので陪審員の心証もよくなる。大丈夫だといってロナルドを安心させる。

ロバンは、記者に、あまりにも証拠がないのにロナルドを拘置していることについて質問される。母親が亡くなってすぐだったこともあり、ロバンはぞんざいに答えてしまう。留置場がダメでも拘置所なら自白するはずと。そして、その様子は動画となってネット上に流されてしまう。

ロナルドを犯人にしたいベルトに、また新たな死体が発見されたという報告が入る。それは、娼婦仲間がいなくなったと心配していたタチアナだった。耳の下のヤケド、梱包された黒いカバー、また同じ犯人の手口で、犯行がロベルトが拘置所にいる期間だとわかっても、ベルトはその事実を認めようとはしない。最初から間違っていたというフロマンタンの言葉も無視するベルト。ベルトは、検事にもロバンにも、とにかく、パトリシアが最初の事件の夜にロナルドを見たという証言があるので、再度パトリシアにロベルトを確認させて、それを決定打にしてほしいと頼む。しかし、カールソンが先回りしてパトリシアに息子のことで脅しをかけたので、パトリシアは息子を施設送りにさせないために、正直に話すことをやめる(もっとも本当に見たのかは不明だけれど)。

ロバンを前にした尋問の席で、パトリシアはロナルドだったかはよくわからないといいだし、それを聞いたカールソンは、一枚の写真をロバンに見せる。それは、面通しのときの写真でロナルドだけ靴紐がない靴をはいていたものだった。ロバンは、ロナルドの釈放を決める。失意のベルトに、さらに追い討ちをかける出来事が起きた。ジルがパトリシアに頼まれて同伴した場所での暴力沙汰が、ばれてしまったのだ。
ジルって、頼もしいときもあるけれど、ベルトの足をひっぱっることも多いね。それにしても、ロナルドを目撃証言だけで殺人犯にしてしまうのは、ちょっと無理があると思う。

ロバンの母は亡くなった。弟のマルタンは、これからはもっと兄弟の絆を深めようとかいっていたけれど、市長の件でそんなことをいっているなら、とんでもない弟だ。ロバンは、母の葬儀にやってきたクレマンに、フォルテックス社の捜索令状がでないことをこぼす。それを聞いたクレマンは非合法な方法があることをほのめかす。君らしくない発言だといいながらも、ロバンはその方法を実行してしまう。アルノーが見ていたことも知らずに。自分の部屋を荒らし強盗に入られたことにして、ヴィルデュー市の裏金で運営されているフォルテックス社が、ニセの請求書を発送して恐喝まがいの行為を行っていると、マスコミにリークしたのだ。ニュースで流されたので、マシャールは、しょうがなくフォルテックス社の捜索令状を報告を忘れないようにといいながら認める。

ロバンの秘書マリアンヌはフォルテックス社関連の書類はなくなっていないので、ロバンの自作自演に気付いていて、この事件に執着するロバンを疑問に思っている。実習生のアルノーは、ロバンがしたことを知っているといい、母と付き合うのをやめれば、マシャールに真実を話さないと言い出す。驚くロバン。

クルセル市長は、フォルテックス社のことをマスコミに知られて慌てる。そして、マルタンが兄を抑えられなかったことをなじる。お金のことがばれたら、おれたちは終わりなのだそう。マルタンはロバンに正直に話すつもりはないのだろうか。どうせいつかはばれるのだから、話してしまったほうが良いと思うけれど。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン&ピエール・クレマン
カールソンは、ロナルドが無実だと思っているのだろうか?彼女は、真実よりロナルドを釈放できればそれでいいと、本当に思っているのだろうか?
クレマンは、クリスティーヌの離婚について、カールソンの助言に従い、不道徳な父親との関係には目をつぶり、彼女の母性を前面に押し出すことにする。離婚調停では、判事の前で、クリスティーヌの夫よりクリスティーヌのほうが娘を育てるのにふさわしいと切々と訴え、仮の措置ながら母子一緒の生活を勝ち取る。しかし、娘にとってどちらの親がいいかは、「神のみぞ知る」って気がする。

警部ロール・ベルト
ベルトは、またしても困難な状況に追い込まれてきた。解決を急ぎすぎて、ロナルドに執着したのはよくなかった。

判事フランソワ・ロバン
ロバンがマルタンのことを知ったら、どう行動するのだろう。弟でも容赦しない気がするけれど。アルノーは、ロバンと母が付き合うのをどうして嫌がるのだろう?思春期の子どもでもないのに。何かわけがあるのかな?
by mint-de | 2010-07-07 21:02 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「SPIRAL3~連鎖~」 第4話

倒れたロナルドは、運ばれた病院でてんかんの発作を起こしたと診断された。意識が戻ってからベルトたちはロナルドを尋問するが、見つかった帽子はジョギング中に運河でなくしたものだと主張し、ロナルドはあくまでも否認する。ロナルドの姉や義兄に話を聞いても、半年前にでていってしまって、部屋を用意しても満足せず倉庫にこだわっていたということしかわからない。ロナルドを自供させたいベルトたちは、酔った勢いで病室のロナルドを脅したり、乱暴にロナルドを扱う。問題にならないように扱えとボスや判事にいわれているのに、ベルトは早く事件を解決したいと焦るばかり。
ジルは、タレコミ屋の娼婦パトリシアが不審者を見たといっていたことを思い出し、彼女に面通しさせることを思いつく。ロナルドを並ばせると、パトリシアはロナルドが最初の事件の夜に近くの歩道橋にいたと証言する。妙な雰囲気だったので覚えていたらしい。本当かな? その証言に喜ぶベルト。ジルはお礼にパトリシアにヤクを渡す。それを目撃したフロマンタンはベルトに報告するが、ベルトは聞かなかったことにする。

ロナルドはロバン判事の前でも自分は無罪だと主張するが、勾留は延長された。その様子をみていたアルノーは、調書を見る限り彼は無罪だと、ロバンに感想をいうのだった。その発言に、不快な様子のロバン。

その頃、別の娼婦がまた拉致された。ロナルドは関係がないということかな? でも、ロナルドには別の何かがありそうな気配だ。

ロバンは、白紙の捜索令状の申請をFAXで流し、マシャールをひっかけ、秘書を連れて警備会社へ。ロバンは、そこでフォルテックスという会社にたびたび高額な支払いをしていることに気付く。戻ると、案の定、マシャールがやってくる。ロバンが今度はフォルテックス社の捜索令状が必要だというと、こだわり過ぎだといい、結局、マシャールはその令状の取り消しを求める。フォルテックス社は、金を動かすために作られた実体のない会社のようだった。

マシャールのせいで市長の件がうまく運ばないロバンは、クレマンにグチをいう。すると、クレマンは、市長とその取り巻きがレストランで昼食会をするので偵察がてらいってみようといいだす。クレマンとレストランにでかけたロバンは、市長の愛人のように振る舞う女を見て驚く。それは、弟マルタンの別れた妻ソフィーだったのだ。そして、さらに驚いたことに、マルタンもその昼食会に参加しようとしていて、ロバンの姿を見てやめたのだった。先週、ロバンの仕事部屋でなにか探るような様子だったので変だなあと思っていたけれど、マルタンは市長側の人間だったらしい。ロバンにとってますます苦しい展開になってきた。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン&ピエール・クレマン
クレマンは、弁護士の宣誓式に出席する。担当官に今度は長続きするようになんていわれてしまうクレマン。二人は事務所探しをして、少し高目の物件に決める。弁護士としては先輩のカールソンの意見に従って中心街の8区で、現金払いで安く借りようといろいろ知恵を絞るカールソンに比べると、世渡り下手丸出しのクレマン。二人が引っ越し中にクリスティ-ヌと名乗る女性が訪ねてくる。階下で老婦人のヘルパーをしているというクリスティ-ヌは、離婚の件で依頼したいという。刑事事件を専門にしたかったクレマンだったが、仕事を選択できる余裕はないのでカールソンの意見に従い、引き受けることに。クレマンが連絡を受けて警察に行くと、義父に妻を暴行されたと夫が訴えた事件の容疑者が待っていた。その男はクリスティ-ヌの父だった。父親は生まれる前に別れたので、娘とは最近会ったばかり。娘とは恋愛中で、離婚を拒んでいる夫が嫉妬しているだけだとオドロキのコメント!クレマンは、どんな判断をするのだろうか?

警部ロール・ベルト
ベルトはどんどん壊れていく気がする。被疑者への暴力やヤクを渡したジルに目をつぶり、事件を解決することばかり考えている。また、問題が起こりそうな気がする。

判事フランソワ・ロバン
ロバンは、イザベルが2週間も香港にいって留守にすると聞き、イザベルの家へ。息子は友人の家にいっていていないはずだったが、一足早くアルノーは帰っていた。親密な二人を見て、アルノーは複雑な表情を浮かべる。ロバンの前で、自分は検察局に入りたい、怠惰な予審判事は必要ないなどと挑戦的に話すアルノー。

ロバンの母は発作をおこし、植物状態になる。自分を苦しめ続ける母に、思わず衝動的になるロバン。母の顔に枕を押し付けようとしたのだ。そこへマルタンがやってきたので、ロバンは冷静になる。

お母さんとの間で何があったのかはわからないけれど、お母さんはそう長くはないのだろうから、「その時」を静かに待てばいいと思うけれど。年のわりには(いくつかは知らないけど^^;)大人気ない気がする。それより弟のほうが大変だ。兄の仕事に影響がでるのに、マルタンは何を考えているのだろう?
by mint-de | 2010-07-01 15:43 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback(1)

「SPIRAL3~連鎖~」 第3話

前回、セリアの睫毛が動いたように見えたのは私だけ?(^^;) 
クレマンは検事をやめて、カールソンと一緒に弁護士として働くという。彼女がどんなことをしてきたか知っているのに、一緒に活動しようとするなんて理解に苦しむ。ベルトもジルがチームを離れるというだけで、あんなに動揺するなんて、ちょっとガッカリな展開だ。

ベルトは、倉庫に遺棄されていたセリアの遺体がカリーヌと同じ殺害手口で、耳の後ろに火傷の跡があったことから、犯人は同一犯だと断定する。捜していたブーランは、倉庫にいた形跡はなかった。連続殺人ということで警視庁が再びやってくるが、ロバンの一言でベルトたちの「仕事」として続行。犯人は、売春街で被害者の持ち物を処分し、ピアスは持ち帰っている。指紋はなく証拠を何一つ残していない。ベルトは進展しない捜査に焦り、捜査をもっていかれると部下に怒鳴ってしまう。そんなベルトを見て、ジルは、自分たちがやるような仕事じゃないのに、ベルトがしゃしゃりでたからだとぼやく。

ブーランを見つけ、署に連行して事情を聞くと、メキシコ人で医者を名乗り犬を手術した男を知っているという。彼は白い車ももっている。その男はロナルド・フエンデスといって、医者の資格はなかった。ロナルドを逮捕して問い詰めるが、ロナルドは口を割らない。白い車の中は洗浄されていて、ロナルドは、家具を運んだ後は洗うのだと弁解する。車の中からは何も見つからなかった。セリアが誘拐された頃、白い車が監視カメラに映っていて、遺体の発見現場近くから見つかった帽子がロナルドのものだとわかった。ロナルドを更に尋問すると、ショックを受けたのか、ロナルドは口から泡を吹いて倒れてしまった。

ロバンがクルセル市長を呼び出したと知ったマシャールは、早速ロバンのもとへ。見当違いだ、出世できなくなるとマシャールが脅しても、ロバンは意に介さない。ロバンは、やってきた市長に、犬にかみ殺された少年の写真を見せいくつか質問する。飼い主の責任だという市長に、ロバンは、警備を警察ではなく民間の会社に依頼したのはなぜかと聞く。そして、入札で会社を選定するという市長に、選挙には資金がいりますねと、自分がいろいろ知っていることを匂わせる。市長は帰りの車の中で、ロバンが本気だと部下に告げる。何とかすると答える部下。

検事ピエール・クレマン弁護士ジョセフィーヌ・カールソン
カールソンは、ツァボの病室へいって、辞めることを告げる。ツァボは笑わせるなというが、カ-ルソンの決意は変わらない。クレマンは、マシャールの机の上に法律の本を投げつけ、読み直せといって、検事とはサヨウナラ。バッタリ会ったカールソンとクレマン。私と一緒に仕事をしないかと誘ったカールソンのアイデアを、最初はありえないというように笑って断ったクレマンだったが、カールソンのカンのよさを認め、検察を見返すために一緒に組むことに。クレマンは感情的になりすぎていると思う。今までの自分の仕事に対する誇りはどこにいってしまったんだろう。カ-ルソンに誘われたからといって、一緒にやることもないのに。二人が一緒にお仕事できるんですかねえ…。意見の食い違いで、いろいろもめそうですが。

警部ロール・ベルト
ベルトは、ジルの異動願と捜査がうまくいかなくてイライラ気味。運転中に後続の車のドライバーに切れて、警察に捕まってしまう。ジルのおかげですぐに釈放されたベルトは、ジルの家で休み、異動はつらいけれど、お互いの人生のために異動を認め、評価を書き直すと約束する。上司がこんなに情緒不安定だと、部下も困ると思う。ジュリー・レスコーを見習ったらどうだろう(^^)

判事フランソワ・ロバン
市長が来る前に、部屋のカーテンを気にするロバンがおかしい。彼なりに「効果」を考えているのだろう。しかし、市長を敵に回して大丈夫?でも、裁判所が権力におもねってしまっては困るので、しっかりやってもらいたいもの。
ロバンは、入院中の母を見舞って、母が手術を拒み死ぬことを望んでいると知る。ロバンに手伝う気がないなら、もうくるなという母。弟のマルタンがロバンを訪ねてくる。母のことを聞いたマルタンが、ロバンと話をするために食事に誘うが、ロバンは実習生のアルノー・ルドレの母イザベルと約束があった。古い友人だというロバンをからかうマルタン。ロバンの照れた笑みに、デートするレストランで髪を直すロバンに笑ってしまう。
やってきたイザベルは画廊をやっているらしい。昔はイザベルが愛していたが、ロバンがひどいことをいってしまったとか。ロバンには、息子もいたんだね。イザベルとアルノーがどうロバンに関わってくるのかな?
by mint-de | 2010-06-23 19:32 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「SPIRAL3~連鎖~」 第2話

タイソンが寝ている部屋で、ベルトはカリーヌの日記にでてきた店「グランデュック」のロゴ入りTシャツを見つけ、タイソンが事件に関わっていることを確信する。泥酔しているタイソンを何とか署に連行すると、マスコミが待ち構えていた。誰がもらしたのかと怒るベルトに、ボスが進展が遅いので自分がしたと答える。自分の昇進のために身勝手な行動をとるボスに呆れるベルト。ボスは暴力的にならず適正に尋問しろというが、ジルは、強引にタイソンを目覚めさせ、尋問を開始する。タイソンはセリアは知っているがカリーヌは知らないという。そして愛しているのに殺したりなんかしないと答える。病院の部屋にあった血は、鶏の血で、セリアを取り戻すための儀式だったという。
ベルトは、「グランデュック」にタイソンを連れていき、責任者に会わせると、最初は知らないと答えていたその男は、タイソンが用心棒として店で働いていて、女の子たちもそこに来ていたことを認める。タイソンは不法滞在者だったので、事実を話したがらなかったのだ。タイソンは事件の時間帯にはその店で働いていたことが判明したので、彼は事件とは無関係だとわかる。

その後、セリアを朝見かけたという女性が現れる。不審な白いワゴン車の情報も得たフロマンタンはナディアと鑑識を伴い、現場へ向かう。付近を見回ったフロマンタンは、空き地でカリーヌの片方の靴を見つける。そこで暮らすホームレスの男は、ただ置いてあっただけだといい、そこには家具を直して売る近くの施設の利用者がよく来ていたことがわかる。カリーヌの第一発見者もその施設の利用者だったことから、翌朝すぐ、ベルトとジルが施設に話を聞きにいく。責任者は非協力的だったが、ジルの知り合いが名簿を渡してくれた。その中に性犯罪歴のある者がいて、彼は事件の3日前からいなくなっており、倉庫を不法占拠した過去もあった。その倉庫が遺体発見現場の近くだったことから、ベルトたちはその倉庫の捜索に向かう。そして、落書きされた広い倉庫を調べていたベルトは、傷つけられたセリアを発見する。

ロバン判事は、警備会社の経営者が交通事故で入院したので、病院に事情を聞きにいく。経営者は、猫をさけて木にぶつかったといっていたが、怪我の様子から暴行を疑うロバン。経営者は、市長が誘致に熱心だったことから、警備会社が増え競争が激化して経営が大変なのだとこぼす。弁護士が邪魔をするので、ロバンは早々に切り上げ、後で妻に聞くことにする。
ロバンの部屋で、まず妻にあなたも調査対象だ、あなたも逮捕されたら子どもはどうなると脅しをかけてから、妻に事情を聞くロバン。妻の話によると、市と契約できたのは賄賂のおかげだった、けれどだんだん仕事が減ってきた、そして市長と懇意の他の社に仕事をとられたと話す。それを聞いたロバンは、秘書に調書は検事局、特にマシャールには知られないようにと注意する。ロバンは、クレマンがマシャールによって左遷されたことを知り、クレマンにあなたも気をつけてといわれたけれど、敢然と戦うことを決意したようで、マシャールがわざわざ訪ねてきて、市長は大統領とも近い間柄と伝えにきても、秘書に、市長へ出頭命令を出すようにという。

カールソン弁護士はツァボから、強盗で追われているコミナというヤクザに、カフェで金を渡してくれと頼まれる。そんな危険なことはしたくないと断ったが、ツァボは法廷があるというので、しょうがなくでかけていく。しかし、コミナに金を渡した直後、張り込んでいた警察がコミナを逮捕する。ツァボはカールソンを疑い、カールソンはツァボのせいだと責める。そして二人は、コミナの関係者と思われる人物たちに襲われた。ツァボは銃で3発撃たれ、カールソンは銃が弾切れで難をのがれた。

警部ロール・ベルト
ベルトは、ジルの異動願いにショックを受けている。ジルの暴対への評価を低くして、何とかチームに残そうとしているベルト。ボスからは早く事件を解決をしろと迫られ、焦りと、チームの結束力の揺らぎに思わず涙を流すベルト。

判事フランソワ・ロバン
母親を見舞ったロバンは、母の財布に入っていた写真を手にとる。母が弟を大事に思っていることを知っているロバンは、弟に電話をして見舞いにくるように伝える。
今後、ロバンは市長とどう戦っていくのだろう。クレマンみたいにならないことをお祈りします!

検事ピエール・クレマン
クレマンは左遷されたことをロバンに知られ、不服申し立てをしろ、諦めるなと励まされるが、もうたくさんだ、正義を信じていたが局は権力の手先だ、あなたも気をつけてというばかり。クレマンは、交通犯罪の法廷の書類を見て、その多さにうんざり気味。そして、法廷ではケータイをいじり、事件の詳細をろくに聞きもせず「法の適用を」と繰り返し、あるとき「プッツン」状態に。法廷から抜け出し、法衣を脱ぎ捨てる。クレマンは検事を辞めることにしたようだ。本当に?

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン
最初からショッキングな展開。撃たれなくてよかった!ツァボ、3発もくらったのに生きていたんだね。
クレマンは、カールソンを見舞い、ツァボの電話が警察に盗聴されていたことを教える。そして、もうツァボとは手を切ってやり直せと話す。
勝手に病院を抜け出しても逃げられないと思うし、コミナの関係者が諦めないかぎり危険だと思うから、今後もハラハラしそうな展開だ。
by mint-de | 2010-06-17 16:07 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「SPIRAL3~連鎖~」 第1話

第3シーズンが始まった。最初から思いっきり暗くて、ついていけそうにないかもとか思ったけれど、ベルト警部を見ていると、彼女を応援したくなるから不思議。カールソン弁護士が登場しなかったのは残念だった。来週から出番があるかな?

若い女性の遺体が発見された。ロープで念入りに縛られた黒いカバーの中には、胸をえぐられ内臓を切りとられた刺殺体が入れられていた。あまりにも凄惨なその姿に、捜査員たちも思わず目をそむけてしまう。面倒な仕事をしたくない警視庁の連中から仕事を「もらった」ベルト警部は、早速捜査を始める。
近くにとめてあった車から、被害者は18歳のカリーヌ・ラヴェルニュと判明。部下のジルが浮かない顔をしているのに気付いたベルトは、ジルから被害者の捜索願が2日前に出されていたことを聞かされる。祖母が心配してやってきたが、重大なこととは思わなかったので写真の手配もしていなかったという。ベルトは前回のファルークの事件でまた訴えられているので、部下の失態にウンザリ気味。

遺体を解剖した検視医は、生きながら傷つけられ、解剖学を学んだものの仕業で、子宮切除の技術は20年前くらいの知識だから、犯人は50歳以上ではないかと推測する。ベルトは、カリーヌの日記から友人のゾエが事情を知っていると判断して、話を聞く。カリーヌは、女としての「体験」を求めていたらしい。その体験の様子を撮った動画まで残っていて、それを撮影したのがゾエだった!驚きはまだあって、相手の男は、何とゾエの父親だった! この父親は、小児性愛者。ベルトたちは容疑者として疑っていたが、事件当夜は14歳の女の子と一緒にいたということがわかる。

捜査が振り出しに戻った矢先、新たにセリア・モローという19歳の女性が行方不明という情報が入る。兄の話から、タイソンという黒人がストーカーのようにセリアにつきまとっていたことがわかる。かなり暴力的な傾向のある男で、浮浪者たちと廃院となった外科医院にたむろしているという。ベルトたち捜査員が、その廃院に踏み込むと、タイソンは大量の血が残された部屋で、血まみれになったセリアの写真を手にして休んでいた。ベルトが見下ろすと、タイソンの目がカッと開いた!

ゾエと父親の関係は、なんとも理解しがたい。普通、ああいう趣味の父を知ったら、娘は父を嫌いになると思うけれど、彼女はかばおうとしていた。たった一人の父親だから? ある意味で寛大? この社会には理解しがたい現実があるということだけ、わかった気がする。

クレマン検事は、マシャール検事正から、ヴィルテュー市の祭りで8歳の子どもが犬にかまれて重体になっている事件で、担当のロバン判事から審理の様子を聞いてほしいと頼まれる。その事件は、祭りで警備員の飼い犬が子どもをかんだ事件で、子どもの両親は、警備責任は市長にあるとして、その市のクルセル市長を訴えていた。市からは、訴えをやめて和解に応じるようにという電話があったというが、両親は、あくまでも責任を追及したい様子。ロバンは、両親に向かって、8歳の息子を11歳の娘に任せて自分達がそばにいなかった責任はどうなるのかと聞く。その言葉に驚く両親。
クルセル市長は司法省の出身なので、市長が被告にならないようにマシャールは上から頼まれたらしい。仲のいいクレマンからロバンの情報を聞き出そうと思ったのだが、クレマンは、ロバンにそのことを伝え、ロバンはロバンでわが道をゆく態度にでたので、マシャールは、すっかりご立腹。クレマンの部屋を移し交通犯罪担当にしてしまう。生意気な若造に振り回されたくはない、そういう態度をとり続けると後悔するぞと脅すマシャール。二人のバトルはどういう結果になるのだろう?

警部ロール・ベルト
ジルが暴対班に異動を願い出たことにショックを受けた様子のベルト。彼女は部下がミスをしても、あくまでもかばって結束を強めようと努力していたのに、ジルはベルトに迷惑をかけたくなかったのかな?チームを家族のようにまとめたかったベルトに、ジルは家族とはもっと建設的なものだといっていたけれど、そういうことはないんじゃないかな。良い面も悪い面もひっくるめて支えあうのが家族だと思うけれどね。
ボスのオベール警視は、警視庁の犯罪部長を志望したらしい。自分の点数稼ぎのためにも、ベルトに事件を解決するようにはっぱを掛ける。上層部には信頼されていないベルトだが、ボスにはまだ少しの信頼感があると知り元気を出すベルト。

判事フランソワ・ロバン
ロバンの家族は母と弟のマルタン。その母が脳梗塞になって入院した。ロバンと母との関係は、いいとはいえない。ロバンは、手術をすすめるが母は嫌だという。弟に、母への説得を頼むロバン。ロバンは、母に嫌われていても、責任感からか週に一度は母と食事をしていたらしい。弟に無理をするなといわれる。ロバン判事はナゾの人だったけれど、今シーズンでいろいろわかるかも。親が子どもの面倒を見るのは当然のことだけれど、かなり厳しい持論があるようなので、その考え方は、あの母親との関係が原因なのかもしれない。

検事ピエール・クレマン
マシャールの怒りをかってしまったクレマン。マシャールは、検事の仕事より上層部との関係に神経を使うタイプ。そのマシャールに徹底抗戦の構えのクレマン。これからの行動に興味津々。
by mint-de | 2010-06-09 19:21 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「裁かれる判事」

テンポがよくて緊張感に満ちた、とても面白いドラマだった。
ミスチャンで、先週と今週の2回にわたって放送された、2001年制作のアメリカのドラマ。
原作は、1996年に集英社文庫からでている。原作者は法曹関係者だけあって、法廷でのやりとりがとても上手くて、引き込まれてしまった。
厳しい判決を出すことで知られる判事が、買春の容疑をかけられた上に殺人の疑いで逮捕されてしまう。
弁護を依頼されたのは、その判事と対立していたポール。ポールは乗り気ではなかったが、共に「正義」を求める同じ人種だという言葉に、判事の弁護を引き受けることに。
なにしろ汚職警官や証拠を捏造する警官が相手。
敵はいろいろ仕掛けてくるので、気が抜けない。
ポールたちに、勝ち目はなさそうだったが、最後は、悪事が明らかになる。
警官や検事が悪党だったら、とっても怖いと思った。
ラストの乾杯のシーンがよかった。
by mint-de | 2010-03-27 00:24 | 海外ドラマ(S~U)

「SPIRAL2~連鎖~」 第8話

サミーはあやしいと思っていたけれど、彼はそういう人間ではなかった。事件解決のため、身を危険に
さらしながら任務を遂行したのだった。ベルト警部並みにハラハラした最終回。サミーが生きててよかった!

麻薬の取引でスペインに向かうムスたち。事前に発信機を取り付けておいたその車を追う、ジルたち捜査関係者。ロバン判事は、スペイン当局には何も連絡していないので、くれぐれも見張るだけで何もするな、逮捕はフランスに帰ってからと念を押す。
そのころ、ベルトは、カールソンの自宅を訪れ直接交渉。カールソンがムスの頼みでやった刑務所への運び代の交渉を録音したものを、彼女に聞かせる。観念したカールソンは、訴訟の取り下げを約束する。

停職の処分が解かれ捜査に戻ったベルトは、サミーから、今晩海岸で取引が行われるという連絡を受ける。緊張して待つベルトに、ファルークのもとへ取引の情報を売りたいという男が現れたという知らせが入る。
男は釈放されたばかりで、サミーが勾留されているときにベルトが迎えにいったのを見ていたのだ。
サミーのことがバレたと心配するベルトだったが、何も策がない。
海岸で取引中に、ムスはファルークから電話を受ける。サミーがタレ込み屋だと知ったムスは、取引後、車を換え、しばらく走ってからサミーを車から引きずりおろす。撃たれそうになったサミーは、タレ込み屋ではなく警官だといい、警察が追っていると強がるが、ジルたちは、乗り換えた車を見失っていた。

サミーの行方が分からなくなったので、ベルトは窮余の策として、ファルークを逮捕し、ファルークとサミーの交換という案を考える。ボスは否定的だったが、ロバンのOKがでて、ファルークの家を捜索。なんとか証拠品を見つけ、ファルークを逮捕。そして、ムスとファルークの妻が浮気している写真をファルークに見せて、ムスがヤクを隠す場所を聞く。しかし、ムスと部下のアリを逮捕しても、二人はサミーの居場所をいわない。何とか口を割らせるために、ファルークとムスを二人にして話をさせるが、怒りに駆られていたファルークはムスを殺してしまう。重しのとれたアリが、やっとサミーの場所を話す。1台の車が止められている。そのトランクに、サミーは閉じ込められていた。サミーは生きていた。喜ぶベルト。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン
ベルトから録音を聞かされたカールソンがお金で解決しようとしたので、ベルトはやっとカールソンが嫌いな理由がわかった。お金のためなら何でもする女だったのだ。カールソンは、ツァボに共同経営者になりたいと申し出る。ツァボも客のためにではなく、客のお金のために仕事をする人間だから。お金持ちになるのは結構だけれど、倫理観はちゃんともってもらいたいもの。サミーのことをばらさなかったのはよかったけれど。

判事フランソワ・ロバン
クレマンに警部抜きでやるのかといわれ、高くついた捜査をいまやめるわけにはいかないと、費用の具体例を挙げるロバンがおかしい。ベルトが、サミーがあぶないので、取引現場をスペイン警察に連絡してといってもそれはできないというロバンは、やっぱりお役人だなあとガッカリしたけれど、彼も彼なりにベルトのことを心配していたようだ。今シーズンは「普通の人」だったロバン判事。

警部ロール・ベルト
サミーのことが心配な気持ちはわかるけれど、ちょっと公私混同気味だったベルト。クレマンとは友人のような関係になったのかな。クレマンとは名コンビだと自分でいっていたけれど、前シーズンの二人の関係とは、随分感じが変わってきたと思う。カールソンに、根っこが似てるといわれ腹を立てたベルト。確かにくらいついたら放さないところは、似ているかも。

検事ピエール・クレマン
カールソンが告訴をやめるといっても、ワーグナー判事がもう間に合わないとかグチャグチャいっていたので、クレマンは、今後の対策だの、マスコミだのといいだして、マシャール検事正をイライラさせワーグナーにもう手を引けといわせる。クレマンもしたたかな人間になってきた。ただお仕事をやるだけじゃなくて、組織の人間関係に気を使いながらお仕事をするなんて…。どこの国も同じだね。
by mint-de | 2009-06-25 15:38 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback