碧草の風

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カテゴリ:海外ドラマ(北欧)( 37 )

コペンハーゲン/首相の決断 2-10

ビアギッテは休職し、ラウラの病院へ頻繁に行けるようになった。そのせいか、ラウラは快方に向かい薬の量も半分になり、このままいけばあと2か月で治療が終わるだろうといわれる。
喜ぶビアギッテだったが、世論は、首相は母親としてはよくやっているが、首相としての仕事ぶりはどうなんだといった、非難めいた論調になってくる。ベントに、最終法案の可決に向けて、また今後の野党の出方も考えると、早目の復帰が望ましいといわれたビアギッテは、1か月で復帰することに。その間に、ビアギッテの休職は、女性の仕事と子育ては両立するのかといった、女と仕事というテーマになりつつあった。

カスパーとカトリーネは新居探し。だが、カスパーの子ども部屋はいらないという態度に、カトリーネは納得できない。過去のトラウマは理解できる、でもずっととらわれているのはよくないと、カスパーにいうカトリーネ。カトリーネの子どもがほしいという気持ちに、カスパーの心は揺れる。そんなとき、病院でラウラと会ったカスパーが、困っているとラウラに話すと、ラウラは、カスパーを慰めようとしてくれた。その優しい態度に、カスパーは人の心の変化に気づかされるのだった。
久しく会っていなかった施設の母を訪ねたカスパーは、母に何故父とのことで何もしなかったのかと尋ねる。だが、認知症の母は、息子を覚えていても、質問には答えず歌を口ずさむだけだった。

代役の期限終了が迫っていたカトリーネは、トーベンから雇用について話をされ、また常任のキャスターとしてやっていけることになった。だが、トーベンは条件をつける。産休や育休をとる女性が多くてスケジュール管理が難しくなっているので、カトリーネには妊娠しないでほしいというのだ。頷くカトリーネ。だが、カスパーは子どもを持つことを考え始めていた。

ビアギッテは、議会へ向かう前にある決断をする。念願だった社会福祉一括法案の最終法案は可決された。その後、ビアギッテは誰が首相にふさわしいか有権者に決めてもらおうと、総選挙を行うと宣言した。

フィリップは、セシリエと別れた。ビアギッテとの関係をちゃんと終わらせずに、彼女と付き合い始めた結果が、別れにつながったのだ。彼女と別れたと聞いたビアギッテが、フィリップを気遣った優しさには驚いた。フィリップにもこのくらいの寛容さがあったらよかったのに。
北欧は、日本に比べると女性の社会進出は進んでいる。そういう国でも、やはり女性が子どもを育てながら仕事をするのは大変なのだね。
ビアギッテは、とても魅力的な女性だ。困難なときも冷静に物事をすすめ、決してぶれず、大切なものを見失っていない。首相としての仕事より、そのときは娘の身が大事だったからそちらを選んだのだ。ラウゲセンのような下劣な男のいうことなんか、気にしなくていいのだ。世の中そういう人間が多いけれどね。このドラマ、男性の首相だったら当たり前すぎて、それほど面白くなかったと思う。女性だったから、とても親近感を持てたのだと思う。カトリーネやハネも、素敵な女性たちだ。こんな知的なドラマを作ることができ、こういうドラマを支持するデンマークの大人度の高さが羨ましい。
by mint-de | 2016-03-02 21:25 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-9

医療一括法案の可決を目指していたビアギッテ。前首相時代、民間医療サービス受診者に税の控除をしてきたが、そのことによって、公共の医療機関のサービスが低下してきている。そこで民間医療の控除を廃止して、公共医療機関の質を向上させるのが法案の目的だった。
ところが、そのビアギッテにとっては皮肉な事態が起きてしまう。ラウラの治療で、公共の施設を利用すると、1年も待たなければならないという。でも、民間の病院ならすぐに入院できるという。2か月間入院するセラピーで、ラウラと同年代の子がいるのでちょうどいい施設だと聞き、ビアギッテはラウラは入院させることに。
カスパーには、この時期に首相の娘が民間の病院に入院すると知られるのは法案可決に向けてよくないので、絶対漏らさないようにといわれていたが、マグヌスが友達との会話で、姉のことをしゃべってしまう。それが誰かの保護者に伝わったようで、「エクスプレス」に娘が民間病院に入院したと書かれてしまう。
首相としての考えと実際の行動の矛盾を突かれるが、ビアギッテは法案に対する考え方は変わらず、ただ娘の治療に最善をつくそうと思っただけだと答える。
何とか法案は可決されるが、エクスプレスのカメラマンが病院の庭に入り込んでラウラを撮影してからは、大勢のマスコミが病院の前に押し寄せ、入院中の子の保護者からは苦情がでてしまい、院長から退院してほしいといわれてしまう。
快方に向かいつつあったラウラはまた心を閉ざしてしまう。そこでビアギッテは苦渋の決断をする。トアセンに首相代行を頼み、自らは休職することにしたのだ。

カスパーとカトリーネはそれぞれの上司に付き合っていることを報告した。でも、子どもに関しては考え方が違うようだ。
ラウゲセンは最初から下劣な男だったが、病気の子どもまで利用してしまうのだから、本当に最低な男。ビアギッテじゃないけど、マスコミのくだらなさはどこの国でも同じだね。
by mint-de | 2016-03-01 16:02 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-7・2-8

今回は2話連続。ビアギッテが、アフリカの南北が内紛状態にあるカルーンという国の和平交渉に臨む姿を描く。
ビアギッテは国内最大の企業、クローネ産業のクローネの訪問を受ける。クローネは、国内の輸出額を増やすために、大国が仲裁を躊躇している内紛状態のカルーンに対して和平を実現できれば、自社が大規模な石油精製所を建設するつもりで国益に貢献できるという。一企業に政策を左右されたくないといって相手にしなかったビアギッテだったが、形勢不利な上に、やたら国民党が難民に寛容なビアギッテを攻めてくる。任期もあと1年で、何かを成し遂げたくなったのか、ビアギッテは、カルーンの南北間の和平交渉に臨む決意をする。
周囲は驚くが、病から復帰したベントはよく決意したと、諸手を挙げて賛成する。
北カルーンはイスラム、南はキリスト教なので、北との交渉役には、ムスリムのアミーアが適任だと思ったビアギッテは彼にその仕事を頼む。一度は断ったアミーアだったが、平和のために尽力したいと協力してくれることに。

ビアギッテ一行は極秘にカルーンに向かい、北と南のそれぞれの大統領と会見し、何とかコペンハーゲンで和平交渉をすることに同意してもらう。ところが、交渉当日になって南カルーンが国境付近で攻撃してきたと知らせが入り、交渉は決裂。石油が絡んでお互いが領土と主張する土地での紛争なので、話し合いにならない。そんなとき、支援してくれるように頼んでいたクローネから重要な情報がもたらされる。北カルーンが中国から武装ヘリを輸送しているというのだ。北がまた攻撃を始めると多くの犠牲者がでる。何とか武装ヘリの輸送を止めようと、ビアギッテは中国の大使を呼んで頼むが、大使は遅すぎるという。だがその後、輸送船は引き返した。
そのことで、北と南は同じテーブルで話し合うことに。首相府が徹夜で和平交渉を進めている中で、今度は、とんでもない情報がカトリーネからカスパーにもたらされる。

カトリーネとハネは、ビジネスマンと称するミケルセンという男が、欧米の石油会社のために土地を確保するのに、北カルーン軍がやっていた民族浄化のような虐殺を黙認していたのではないかとの疑いをもっていた。「死の商人」というタイトルで、ミケルセンのドキュメンタリー番組を作るつもりだとカトリーネがウソをつくと、ミケルセンは慌ててカトリーネとハネに会うという。二人は、ミケルセンから、自分につきまとわないという条件である書類を見せられる。それは北カルーンが南に対して、原油の輸出において収益をだまし取っているという書類だった。
そのことをカスパーから聞いたビアギッテは、トーベン、ハネ、カトリーネを呼び出す。せっかく交渉がうまく進んでいるのに、この事実が報道されると、すべては水の泡になりまた多くの犠牲者がでる。平和を取り戻すために黙っていてほしいと頼むビアギッテ。返事を躊躇するトーベンに代わって、ハネが報道しないと約束する。自分たちが要望を受けいれたことを絶対漏らさないこと、もし戦争が始まったら報道するという条件で。
そしてついに停戦協定が結ばれた。
相府の職員に労いの言葉をかけるビアギッテ。

そこへ、家から連絡が入る。ラウラがまた発作を起こしたのだ。家に帰ったビアギッテは、ラウラが薬を飲んでいなかったことを知る。病院で、医師からラウラは重症だと聞かされるビアギッテ。
病院のテレビから、和平交渉を成功させたビアギッテをたたえるニュースが流れるが、ビアギッテは呆然とただ椅子に座っているのだった。

南北カルーンの話は、とてもリアルだった。緊張感もあって、脚本が上手いなあと思う。
ハネは、怪我をしたときはみっともないって思ったけれど、だんだん格好よさが目立ってきた。カトリーネがカスパーの書類を盗み見たときはやめなさいといい、ビアギッテからの報道しないでの依頼には、立場上いえないトーベンに代わって返事をした。マスコミは「表現の自由」を口にするけれど、報道するかどうかを選択する自由もあるわけで。でも、こういうのも難しい問題だね。
by mint-de | 2016-03-01 15:59 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-6

少数与党になった連立政権だが、ビアギッテは選挙はせずこのまま乗り切っていくことに。だが、野党側はこの時とばかり攻勢をかけてくる。なかでも、国民党のスヴェンは刑事責任年齢を今の14歳から12歳に引き下げる決議案を提案。ビアギッテは、罪を犯した子どもの罰則を厳しくするよりも、もっと子どもの未来を考えた根本的な問題から対処すべきだと思っていたので、その案には賛成できない。
そんなとき、かねてから移民に対して差別的な発言を繰り返していたスヴェンが、移民の13歳の少年に階段から突き落とされて怪我をしてしまう。スヴェンには同情の声が寄せられるが、インタビューしたカトリーネなどには、怪我をしたことで支持率アップのようないい影響があったのではなどといわれてしまう始末。
結局、討論会で、ビアギッテは、すぐに年齢を下げるのではなく、年齢引き下げについて充分に討議する委員会を設けることで、議員たちの賛同を得る。反対票との差はたった1票だけだったが。

カスパーは、この年齢引き下げ案に激しく反対し、ひどく感情的になる。その理由は、彼は8歳から12歳まで実の父親やその友人たちに性的虐待を受けていて、12歳のときに父親を刺していたからだった。名前を変えていたのもそのせいだったのだ。
ロッテとは別れ、カトリーネに愛しているというカスパー。秘密は嫌だといっていたカトリーネに、カスパーは事件が報道されたビデオを渡す。カトリーネは、やっとカスパーを理解できたのだ。

精神的に不安定なラウラに、抗鬱剤を飲ませて治療するという方針に納得できないビアギッテは、担当の精神科医に直接話を聞く。医者は、不在がちなビアギッテに代わって、自分がちゃんとやらなければという思いがラウラを苦しめているという。渋々、薬を飲ませることに同意するビアギッテ。

カスパーは、ひどい少年時代を送っていた。カトリーネに知らせたことで、二人の関係もいい方に向かっていくのだろう。
少年犯罪に悩むのはどこの国も同じなんだね。刑事責任年齢がイギリスの10歳からというのは厳しいと思うけれど、年齢よりも犯罪内容によって考えるみたいな方が、今の時代にあっているような気もする。
ビアギッテのスヴェンに対する「あなたは本質的なことを考えるのではなく、ただ泥をまき散らし後片付けは他人がやる」という表現に、こういう政治家っているなあと思う。考え方の違う人間と物事を進めていくのは、本当に難しい。
by mint-de | 2016-02-28 15:14 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-5

ビアギッテは経済成長一括法案を協議するなかで、与党だけの賛成よりも野党の意見も取り入れて、自分たちが野党になっても継続していけるものにしたいと、野党との合意をめざしていた。
しかし、緑の党の党首アミーアは、かなり修正された環境政策に難色を示す。そこで、ビアギッテはアミーアを翻意させるために策を弄する。カスパーは、アミーアが気候エネルギー大臣なのに、排ガスを大量にまき散らすクラシックカー、キャデラックをもっているのを知っていた。その矛盾をマスコミに流せば、彼を窮地に追い込める。そこを助けてやれば、彼をこちら側に戻せる。そう考えたビアギッテとカスパー。
結果、アミーアはマスコミや世間から非難されることに。仕方なく、アミーアは修正案に合意した。だが、アミーアはその後、緑の党は連立政権から離脱すると発表する。理想を実現するために連立政権に加わったのに、逆にそのことで、自分の意思を変えなければならないのはおかしいと話すアミーア。緑の党が抜けると連立政権が少数派になってしまうので、ビアギッテは、クラシックカーの件は自分がやったと白状し、なんとかとどまってほしいと頼む。しかし、議員も辞めることにしたアミーアは、ナイーブに思えたビアギッテの就任当時がなつかしいと話す。返す言葉のないビアギッテ。

ラウラは、移動教室に行くのを嫌がっていた。無理やり行かせたビアギッテのもとに、セシリエから連絡が入る。ラウラがパニック発作を起こしたので、家に連れ帰ったというのだ。不在のフィリップに代わって、セシリエが行ってくれたのだ。ベッドで眠るラウラを心配するビアギッテ。
ラウラは何度もビアギッテに助けを求めて連絡しようとしたのだが、会議の邪魔をしないようにいわれた秘書のユテは、頑なにその指示を守ったのだ。ビアギッテは、融通のきかないユテを解雇し、以前いたサネを呼び戻すことにした。

職を失ったカトリーネは、何と自由党の報道担当になることに。党首のヘセルボウは彼女の若さに期待していたのだが、やはり無理があった。連立政権が少数派になったことで、俄然意気があがる野党の党首の集まりで、国民党のスヴェンの移民への差別発言を聞いたカトリーネは、我慢ができなくなり、ヘセルボウに新しい名刺を返す。また無職になったカトリーネは、TV1のバラエティ番組の司会をすることに。
そのリハーサル中、トーベンがやってくる。産休を取ったキャスターの代役の仕事があるという。カトリーネは引き受ける条件として、ハネも一緒にと頼む。渋々OKするトーベン。

アミーアは、自分の理想の実現に限界を感じたのだろう。政治家というのは、独裁者以外は、妥協点を見い出す能力がないと続けられないのかもしれない。理想が高いほど、幻滅するのだろうな。
カトリーネとハネはTV1に戻ることになった。二人はTVのほうが合ってるね。
by mint-de | 2016-02-28 15:09 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-4

ソマリア沖でデンマークの貨物船が海賊に襲われ、9人が人質になった。ビアギッテは、国際協力が欠かせない問題だとして、すぐに直接的な対応をとらなかった。そのことで、労働党の新党首となったフクセンハーベンは、党の支持率が高くなったこともあり、ビアギッテを無視して、自ら人質となった家族を訪ねて励ましたり、テレビに出たりして自分の働きぶりをアピールする。そのフクセンハーベンのやり方に憤るビアギッテ。彼女を前にして、フクセンハーベンは首相の座を狙っているとまでいう。

カトリーネは、ラウゲセンから渡された写真を見て驚く。それは、フクセンハーベンと若い男の密会写真だった。記事を書けと言われたカトリーネとハネは、そんな下劣なことはしたくなかったので、どうしてその写真が撮られたのか真相を探ることに。調べた結果、若い男は、内閣セミナーでカメラマンの研修生といわれたミケルで、ラウゲセンの指示でやったことがわかる。
カトリーネとハネは、あなたが仕組んだことだとラウゲセンを非難する。激しいやり取りの後、結局二人は「エクスプレス」を辞めることに。

ラウゲセンは、写真を直接フクセンハーベンに見せることにした。動揺するフクセンハーベン。その後、フクセンハーベンは車の中で自殺した。

ビアギッテは、フィリップにやり直す気持ちがまったくないと知り、ひどく落ち込む。お酒を飲んでいるところに、運転手のキムが書類を届けにきた。排水のつまりを直してくれたキムに、ビアギッテは理性を失いキスしてベッドを共にしてしまう。
翌日、ビアギッテから話を聞いたカスパーはキムを呼び出し、首相の運転手から別の部署への異動を命じる。首相は、ちょっとはしゃぎすぎただけだといって。

人質は、ビアギッテの指示通り、潜水工作チームの働きで無事に解放された。

ビアギッテは、カトリーネからカスパーに伝えられたラウゲセンの行為を知り、彼を呼び出す。ラウゲセンは、死者を貶めることはしないといって、ゲイに関する記事は書かないと約束した。だが、ビアギッテに非難された下劣な取材方法や報道に関しては、自分のやり方を通すと言い放つ。彼は、キムとのことを知っていた。

フクセンハーベンのやり方に不満だったビアギッテだが、彼がゲイの告白をしたときは、寛大な態度だった。公表して活躍すればいいとまでいったのに、フクセンハーベンはそれができなかったのだ。こういう話は、なんとも後味が悪いね。
キムとの件はビックリポン!(笑) キム、いい人だったので可哀想だと思ったけれど、すぐしゃっべっちゃう軽い男だった。
ラウゲセンのやり方は下劣きわまりないけれど、日本の週刊誌の見出しなどを見ても、こういう世界は売れれば何でも書いちゃうんだろうな。
by mint-de | 2016-02-26 16:29 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-3

ビアギッテ率いる連立政権は、社会福祉関連の一括法案を審議するにあたって、その財源を早期退職手当を廃止して充当させる方向でまとまっていたのに、労働党が手当の廃止には賛成できないといってくる。今頃、何を言いだすのかとビアギッテは困惑気味。
その労働党党首のマロットは、最近、評判がよくない。外務大臣なのに英語が苦手で、外務省や党内から、イジメに近い扱いを受けていておかしな噂が流れていた。
首都を離れた場所で、財源について話し合う内閣セミナーが開かれ、その席上、党内に混乱を招いてしまったマロットは、ついに感情を爆発させる。彼は、溶接工から党の幹部になっていった昔気質の労働者だったのだ。あくまでも労働者側の立場でいたかったマロットは、副党首のフクセンハーベンの思惑にまんまとひっかかってしまい、党首をフクセンハーベンに譲ることになった。

その夜、そのフクセンハーベンは、「エクスプレス」のカメラマン研修生ミケルと密会する。その様子を写真に撮られていることも知らずに。

カスパーは、恋人のロッテと付き合っているのに、セミナーの夜、カトリーネの部屋を訪れ彼女を抱いてしまう。

ビアギッテは、フィリップに恋人のセシリエと子どもたちを会わせたいといわれ、ひどく動揺する。一度は会おうとしたものの直前で断ってしまい、その様子を見ていた娘のラウラに慰められる始末。それでも、子どもたちをフィリップに預け、電話越しにセシリエの声や子どもたちの楽しんでいる様子を聞き、一人、寂しい思いを味わうのだった。

マロットさん、ちょっと可哀想。あのカメラマンは、ラウゲセンが送り込んだのだろう。フクセンハーベンがゲイだと知っていたから。ネタになるから? それともマロットのためにやった? 彼が誰かのためにやるなんて信じられないけどね。
離婚したくなかったビアギッテの気持ちを思うと、フィリップってちょっと無神経だね。
by mint-de | 2016-02-24 15:38 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-2

ビアギッテは、ブリュッセルに派遣する欧州委員を誰にするか決めかねていた。欧州委員はデンマークを離れて仕事をするので、国内の政治に関しては存在感は薄くなる。自分にとって面倒な人間を選んで追い出す形にするのも、一つの選択肢であるという意見に、ビアギッテはある人物を連想する。
ベントは、ビアギッテのよき相談相手であり、もっとも信頼できる人物。でも、先のアフガニスタンにおける軍の撤退問題に関しては、ビアギッテに反対し、最近は意見が対立することばかり。穏健党の次期エースと期待される欧州担当大臣のヤコブも、ベントが適任だというので、ビアギッテはベントに話をする。しかし、ベントはビアギッテの思惑を察したかのように、そんな仕事は受けたくないと断る。ヤコブも今の任務を続けたいというので、自党からの選出は諦めて労働党に打診するビアギッテ。
そんなとき、ベントの妻がビアギッテを訪ね、夫はやっと財務大臣を辞めたショックから立ち直って落ち着いてきた、こんなときにブリュッセルに行かせるようなことはしないでくれと頼んでくる。了解したというビアギッテだったが、今度はベントが心変わりしてやりたいといってくる。

結局、ベントに決まり記者会見したものの、その後ベントは脳卒中で倒れてしまう。
ベントの妻は、何も知らなかったビアギッテに、夫が以前同じ病気で倒れていたことを知っていたのに任命したという新聞記事を信じて、怒りをぶつけてくる。そのとき、ビアギッテは意外な事実を知らされる。妻は、ヤコブにビアギッテに伝えるように話していたというのだ。ビアギッテにとって、頼もしいと信じていた男は、自分勝手で出世欲の強い人間だったのだ。ビアギッテは、ヤコブに欧州委員を命じるのだった。

カトリーネは、もうすぐ誕生日だと先輩のハネに話す。ハネにも娘がいることを知ったカトリーネは、娘とのランチを楽しみにしている様子のハネに親近感を抱く。だが、そのハネは、娘に会いたくないといわれて落ち込み、欧州委員発表の会見前に酒を飲んでトイレで怪我をしてしまう。介抱していたカトリーネは、会見に間に合わなかった。しかし、カスパーがその録音をしていてくれた。感謝の気持ちで、カトリーネはカスパーのお祝いの食事会の誘いを受けることにする。カスパーは恋人との約束があったのに、カトリーネを優先させたのだった。

批判的な意見をいってくれる相手のほうが、自分に役立つのかもしれない。イエスマンほど、相手としては気を付けなければならないのかも。
仕事一筋だったハネは、今頃になって家族が恋しくなったようだ。そういう寂しさはわかる気もするけれど、家族がいれば幸せとも限らないわけで、仕事しかない女は寂しい女というような描き方は、ちょっと安直すぎる気がする。
カスパーは、私生活では理解不能なところがあるけれど、もう少し素直になったほうがいいのでは。このままでは、恋人が可哀想。
by mint-de | 2016-02-23 14:55 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 2-1

スーパー!ドラマTVをしばらく視聴していなかったので、このドラマはシーズン1しか見ていなかった。3月から最終シーズンとなるシーズン3が始まると知り、どういう終わり方をするのか気になったので、今月のシーズン2の連続放送から見ることにした。

2-1では、アフガニスタンに駐留するデンマーク軍を撤退させるか否か、迷うビアギッテが描かれた。
基本的には武力での解決を支持していないビアギッテだったが、軍が駐留することで、状況に良い変化が生じていること、アフガニスタンの多くの子どもの命を救えたことを誇りに思うと綴った戦死した兵士の手紙に、そして、現状を知る司令官の駐留を希望する考えなどを聞き、結局、駐留の継続を決める。

カトリーネはラウゲセンの「エクスプレス」で働くことに。
アフガニスタンでの取材後、カトリーネは戦死した兵士の「最後の手紙」を記事にするために、父親に接触する。父親は、無意味な戦争に行った息子の死を受け入れることができず、カトリーネの話を聞こうとはしない。だが、その父は首相と写った息子の写真を見た後、ビアギッテのもとへ行く。ビアギッテに息子の手紙を読むと、カトリーネに手紙を渡した。カトリーネは戦死した兵士の「最後の手紙」を記事にすることができた。

他国の平和のために戦う、それは確かに勇気ある行動だ。でも、とても難しい問題を孕んでいる。イラクを見ても、強い力で抑えても、その反動が怖い。ビアギッテは、望んではいない軍を撤退させない方を選択した。それは、多分、今の世界情勢では致し方ない決断だったのだろう。
ビアギッテは離婚したくなかったが、こちらも自分の意思に反して離婚することに。
望んではいなくともやらなきゃいけないことがあると、フィリップはいっていたけれど、あなたがそうすればいいのではと、見ていて思ったよ。首相なんてそうそうなれるものじゃないんだから、その期間だけ妻を支えてやろうとか思わない? そういう夫でいてほしかったと、その点については、つくづく残念な脚本だなあと思うよ。
by mint-de | 2016-02-22 16:57 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

THE KILLING/キリング3

シーズン3が終わった。
ルンドの「最後の事件」となっていたので、ラストがとても気になっていたのだけれど、こういう終わり方だったんだね。
もしかして死んじゃうのかなと心配していたので、その点はよかったけれど、これじゃあ、この先が気になる。続編とか期待してしまうけれど、無理なのかな。
イミーリェが無事に戻ったのと、ルンドの相棒が死なない展開にホッ。
このドラマ、事件の捜査と政治家たちの駆け引きが交互に描かれる展開になっているけれど、今回は、政治家たちが邪魔でしょうがなかった。魅力的な人物がいなかったので、彼らが出てくるとイライラした(笑)
大企業にべったりの政治家や官僚たち。ルンドの憤りも理解できるが、もう少しうまく対処する方法もあったと思う。でも、それをせず自ら不利な立場になる。いかにもルンドらしい。
こういう終わり方にしたのは、その「サラ・ルンドらしさ」を大事にした結果なのだろう。
毎回、緊張感に満ちていて、次回が気になる展開。とんでもなく暗くて重たいドラマだったけれど、もう見られないのはとても残念!
by mint-de | 2014-01-09 15:09 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback