碧草の風

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秋の西沢渓谷

日曜日は、台風一過の青空が広がるいい天気だった。
車のタイヤを交換して車検を終え、調子のよくなった車でドライブしたいと夫がいうので、山梨の西沢渓谷へ。
途中、白く雪を被った富士山が青空に絵を描いたようにくっきりと見えて、まるで初めて富士山を見た人のように「富士山だ!」と叫んでしまう(^^)。d0129295_15423111.jpg















西沢渓谷の紅葉は、これからが見頃という風景だったけれど、うすく色づいた赤や黄色の葉っぱや、渓谷を流れる川の音に癒やされた一日。d0129295_15445293.jpg
渓谷では、ハイカーの多さに驚いた。みんな登山靴をはき、リュックを背負い、しっかり歩いていた。逆に、ハイヒールの女の子もいてビックリ。泥んこ道や石ころも気にせず歩いていたけれど、やはり危ないと思う。







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d0129295_15504419.jpg帰りは、勝沼の試飲ができるワイン工場でチビチビ(^^)。欲張って試飲していたら、どれを飲んでおいしいと思ったのかとか、飲み続けていると味がわからなくなってしまい、結局、どれを選んでいいのか迷うはめになり、試飲の意味があるような、ないような…(^^;)
by mint-de | 2007-10-29 15:55 | 木陰日和

「ミリキタニの猫」

「ミリキタニの猫」 (2006年 アメリカ映画)

この映画を観たのがちょうど9月11日ということで、映画が終わったあと、プロデューサーのマサさんが登場して、いろいろ質問に答えてくださった。マサさんがこのドキュメンタリー映画に関わることになったのは、まったくの偶然だったと知りびっくりした。ニューヨークの映画の講習会で、マサさんが日本人だったことから、リンダ・ハッテンドーフ監督が声をかけてきて、ミリキタニさんが書く日本語を訳してほしいと頼まれたのがきっかけだったとか。リンダ監督がミリキタニさんを撮ることになったのも、ミリキタニさんの絵がほしいとリンダさんが声をかけたことから始まったのだから、このドキュメンタリーは、かなり偶然の産物といっていいのかもしれない。はじめに意図がないことが幸いして、逆に真実が現実を裏付ける貴重で感動的な映画になったのだと思う。

ニューヨークの路上で絵を描いているホームレスのミリキタニ。彼は、絵を売ったお金しか受け取ろうとしない。リンダ監督がミリキタニさんを撮り始めてから数か月後、あの同時多発テロが起こる。炎上するビルの煙で路上生活が困難になったミリキタニさんを、リンダさんが家に来ないかと誘う。ホームレスを自宅に呼ぶリンダさんは、すごい人だと思う。善意という言葉だけでは表現できない寛大な精神の持ち主だ。ミリキタニさんは、他人の家に居候をしている身なのに、結構わがままで、どっちがその家の主なのかわからないほどいばったりしているが、リンダさんは、優しくそれを受け止めている。

リンダさんは、ミリキタニさんの社会保障に関していろいろ調べようとするが、彼はクソッタレなアメリカ政府からの援助は一切いらないと息巻く。アメリカで生まれ、3歳から18歳まで広島に住んでいた彼は、軍人になるのが嫌だったことと、絵描きを目指していたので、戦前にアメリカに帰ってきた。しかし、戦争がはじまり日系収容所に強制的に収容されてから彼の人生は困難なものになっていった。

ミリキタニさんの絵には、その収容所と広島の絵が多い。戦争さえなければ彼の人生はこんな人生ではなかっただろう。短いけれど、立派な反戦の映画だと私は思う。そして、彼のホームレスになっても、誇りを持ち続ける精神力と怒りを失わない人間性、リンダ監督の温かさと優しさがこの映画の魅力になっていると思う。

残されていた収容所を再び訪れたミリキタニさんは、もう怒ってはいないとつぶやく。
彼は、やっと、つらい過去の出来事を、人生の思い出の一部として受け入れることができたのかもしれない。
80歳を越えても鮮やかな色使いで描きつづけるミリキタニさんの絵は、とても個性的でパワフルだ。
by mint-de | 2007-10-25 15:04 | シネマ(ま~わ) | Trackback

「LOST」 第70話(3-21)

「グレイテスト・ヒッツ」

チャーリーは、やはり死ぬ運命にあるらしい。クレアと赤ちゃんがヘリに乗って島をあとにする、黄色く点滅するスイッチを押しライトが消える、君は溺れる、というデズモンドのフラッシュを現実のものにするために、チャーリーは、自分が溺れ死ぬことを選ぶ。クレアのためなら命も惜しくはないと思ったのだろう。悲壮感あふれるチャーリーのためのエピソードだった。

ジャックたちは、ダニエルの助けを借りて、妊婦をさらいにくるアザーズをダイナマイトで吹き飛ばす計画を立てる。サイードは、ダニエルの救難信号が邪魔をして無線電話が使えないから、電波塔で信号を切ってくれというが、ジュリエットは海中基地のルッキング・グラスがアザーズ以外の通信を遮断しているから無駄だという。その話を聞いたチャーリーは、フラッシュにでてきた黄色いスイッチを押すことだと理解して、自分が基地にいくという。だが、危険な行為なのでダメだというジャック。

そこへ、カールがカヌーでやってくる。明日の襲撃ではなく今晩やってくると話すカール。ロックを撃ったベンは興奮状態で、ジェイコブの命令だとウソをついて、いますぐ女を全員つれてこい、邪魔する男は殺してもいいとまくしたてたのだ。それを聞いたアレックスは、カールを助けてもらった借りがあるといって、カールに知らせるように頼んだのだ。

結局、ダイナマイトはリード線が足りないので、ダイナマイトと3丁の銃で(サイード、ジン、バーナード)、やってくるアザーズの連中を迎え撃つことに。そして、ジャックがほかのみんなを電波塔に連れて行くことになった。はじめはジャックが残る予定だったが、サイードは、ジャックに皆の脱出のほうが大事だ、リーダーらしく振る舞えというのだった(サイードのほうがリーダーっぽいけれどね)。

チャーリーもルッキング・グラスに侵入することになり、デズモンドも一緒にいくという。船の上で、チャーリーは、自分の人生の最高の瞬間(グレイテスト・ヒッツ)ベスト5を書き出したメモをデズモンドに渡し、クレアに渡してほしいと頼む。チャーリーのベスト5は、自分の曲がラジオから流れたとき、父親から泳ぎを教わったとき、兄から大切な指輪をもらったとき、ひったくりにあった女性を救ってヒーローだといわれたとき、そしてベストワンは、クレアと出会った夜だった。

自分がいくといってくれたデズモンドをオールでなぐって気絶させ、覚悟をきめて海に飛び込むチャーリー。チャーリーが潜ってたどりついた基地には、まだ黄色く点滅するスイッチはなかった。その代わり銃をもった女が二人、チャーリーをねらっていた。

こんな海の中にいたのが女性だったのは意外だ。ラストに近づいて怒涛の展開になってきた。チャーリーは本当にいなくなるのだろうか?
by mint-de | 2007-10-24 16:18 | 海外ドラマ(LOST)

「LOST」 第69話(3-20)

「誕生」

ベンの過去がやっとわかった。島生まれといっていたが、ウソだった。ベンは、両親がポートランド近郊でハイキングの途中、早産で生まれた。母親のエイミーは、ベンジャミンと名付けてといって息絶える。父親のロジャーは、ベンを生んでエイミーが死んだことから、ベンの誕生日を、ベンがママを殺した日といってしまう、とんでもない父親だった。

仕事のなかったロジャーは、ベンが生まれたときに車で通りかかった男に誘われて、この島にやってきた。ダーマの制服を着た職員にナマステのあいさつで迎えられるロジャーとベン。ベンが教室で授業を受けていたとき、警報が鳴る。敵が来たという。世界平和をうたっていたはずのダーマなのに、島の平和も守れなかったんだね。

ある日、亡くなったはずの母親を見たベンは、相変わらず自分の誕生日を忘れている父親が嫌になり、居住区を抜け出し、解除コードを使ってフェンスの向こうへ出る。ママ、ママと叫ぶベンの前に現れたのは、なんとリチャード。敵かというベンの問いに、意味がわかっているのかと答えるリチャード。まず、リチャードのほうがベンより年上だったことにビックリ。そして、彼はどうみても先住人とは思えないので、ダーマの分裂派か、ダーマの乗っ取りグループか、そのどちらかではないだろうか。ベンが死んだはずの母親を見たという話と、ダーマの生活はウンザリだ、連れていってと話すと、リチャードの顔が真剣になる。そして、君の望みか、待てるかと聞くリチャード。

大人になったベンは、リチャードたちのダーマの人間を抹殺する側に回り、父親を毒ガスで殺してしまう。リチャードたちの目的がわからないので、ベンが父親だけでなく、今までの仲間まで毒殺する計画に何故乗ったのかはナゾのままだ。それと、ハッチのそばにダーマの食料が投下されたことがあったけれど、以前の仲間は存在しないのに、どうしてそういうことが起きるのだろう? 

ロックは、ベンたちのテントに追いつく。父親の死体を置き、ベンに島の秘密を教えろと迫る。自分はリーダーではなく、ジェイコブに従っているだけだと答えるベン。ロックがそこへ案内しろといっても、あれこれいって嫌がるベン。そこへミハイルがやってきて、パラシュートで落ちた女の情報を教える。ベンはそっちのほうが気がかりだったが、ミハイルを殴りつける強気なロックの勢いに負けて、ロックをジェイコブのもとへ案内する。ベンしか知らないジェイコブが本当に存在するのか、私はかなり疑問に思っていたけれど、確かにジェイコブは生きていた。椅子とテーブルしかない小屋のような家。ロックには見えないのに、ベンは暗闇に向かって話しかける。ロックが茶番だと怒って小屋から出ようとすると、突然、小屋が激しく揺れだす。そして、一瞬見えたおでこの広い男。ロックだけが聞いた「助けてくれ」という言葉。ナゼ「助けて」なんだろう?

帰途、ベンはロックをある場所に連れて行く。そこの穴の中には、ダーマの多数のミイラ化した遺体が放り込まれていた。ここが出発点だというベン。先住人と共存できなかった結果だ、自分は生き残るために元の仲間を殺した。そういって、いきなりロックを撃ち、ロックは穴の中へ。ロックに父親を殺させてまで仲間にしたがったのに、なぜかここで始末しようとするベンの気持ちが理解できない(もっとも、ベンのやることは最初から理解できないけれど)。ジェイコブの言葉をロックだけが聞き取ることができたことへの嫉妬? ベンは、ジェイコブがなんといったのかとロックに聞く。「助けてくれ」といったというと、その言葉にショックを受けた様子のベン。撃たれたまま置き去りにされたロックさん、どうなるの?

ビーチ組は、ナオミの存在やロックから渡されたテープの件で、侃々諤々。サイードたちは、スパイ行為のジュリエットに不審の念をあらわにするが、ジャックはジュリエットから話は聞いた、対策を考えているというのだった。ジャックの信頼を得たジュリエットは、ビーチ組につくことにしたようだ。
by mint-de | 2007-10-23 15:46 | 海外ドラマ(LOST)

「LOST」 第68話(3-19)

「報い」

ソーヤーのテントで、夜を共にするケイトとソーヤー。ケイトの本心はよくわからないけれど、二人とも楽しんでいるようだ。ソーヤーが外に出るとロックが近づいてくる。ベンを捕まえた、ソーヤーの手で殺してほしいという。人殺しはしないというソーヤーに、話を聞いたら殺したくなるはずだというロック。

ベンたちと行動を共にしていたロックは、アザーズの人々に特別な力をもった人間だと思われていた。歩けなかった男が歩けるようになったことを、みんなは知っていたのだ。そして、その特別な力で何かをしてくれることを、みんなは期待していた。ベンの足の感覚も、ロックが現れただけで戻ってきたという。すごい力だ、ロックさん(^^)。しかし、ベンは、ロックが父親の支配から未だに脱していない今の状態では、ロックを仲間として迎えることはできないという。ロックに、木に縛り付けた父親を、今殺せと迫るベン。父親を殺せなかったロックに、リチャードが声をかける。父親を殺してくれるはずだといって、ソーヤーのファイルを見せる。あの父親は、ソーヤーが探していた詐欺師だった。リチャードは、ベンの今のやり方に納得していないので、ロックの力を借りたいようだ。

渋々ロックの後をついていったソーヤーが目にしたのは、ベンではなく見知らぬ男だった。ソーヤーは、その男が探し続けていたトム・ソーヤーだと知って驚く。そして、両親を死に追いやった詐欺師に読ませるつもりだった手紙を、父親が破り捨てたとき、ソーヤーの怒りが爆発する。父親の死体を見て、ありがとうというロック。

ロックは、ジュリエットはスパイだ、アザーズが妊婦を誘拐にくるとソーヤーに伝えるが、自分は父親の死体を持ってアザーズに合流するという。それが仲間になるための条件だったからだ。ソーヤーには、始めは「潜入」だといっていたが、今度は「自分の旅をしている」と答えるロック。ロックはどこにたどりつくのだろう? こんな形でずっと抱いてきた目的を果たしたソーヤーに、何か変化はあるのだろうか。

デズモンドたちが助けたナオミのことを、デズモンドは信頼できる人間にしか話せないという。それを聞いたハーリーが助言を求めたのは、サイード。デズモンドも納得の選択だったということは、リーダーはジャックより彼のほうがふさわしいのでは? サイードは、ナオミにいくつか質問をする。サイードは不審に思っているようだったが、いざというときにはあなたは助けないからねといってナオミが出した無線電話で、サイードはナオミを信じた様子。私はナオミはペニーに頼まれたと思っていたけれど、確かにヘリは見ていないし、サイードに対するナオミの態度に、ちょっと疑問を感じ始めた。ナオミは一体何者?
by mint-de | 2007-10-23 15:37 | 海外ドラマ(LOST)

札幌周辺

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         (登別温泉の川は温泉の色)


兄の納骨を済ませてから、支笏湖の湖岸を走り札幌へ。
支笏湖は、湖というより海のような広がりを感じてしまう湖だ。周囲の森は、自然がそのまま残されていて、どちらかというと原始的なイメージの湖で、すっかり観光地化している洞爺湖に比べると、とても静かで落ち着いた雰囲気がある。
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札幌では、夫も私もそれぞれの友人と会うので別行動。私は、友人とロープウェイに乗って藻岩山へ。夜景がとてもきれいだと聞いていたので、楽しみにしていた。眼下に広がる札幌の街のあかりは、いろんな色の宝石が光っているようだった。キラキラ輝く夜景を見ながら、展望レストランで食事とおしゃべり。友人は高校の修学旅行で一緒に撮った写真を引き伸ばして、それを素敵な額に入れてプレゼントしてくれた。なんだろうと思いながらあけると、昔の写真がでてきて、懐かしいやらおかしいやら(^^)。何十年もたっているのに、考えていることはお互いあんまり変わっていない。人生はあっという間にすぎていく気がする。
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札幌のホテルは、クライマックスシリーズでやってきたロッテの選手たちの宿泊所だったので、何人かの選手たちと偶然同じエレベーターに乗るといううれしい体験もあった。

帰る日は、飛行機に乗るまで時間があったので、たまたま地図で見つけた社台スタリオンステーションという所へ行った。夫がただ「社台」という地名に興味をもっただけで訪ねた所だったけれど、行ってみてよかった。有名な種牡馬が放牧されていて、とにかく、ものすんごく、ひ~ろ~い、のである。北海道らしい雄大な景色の中で、のんびりできる所だった。
馬は1頭ずつ違う囲いに入れられていて、かつて競馬ファンを熱狂させた栄光のサラブレットたちが、今は気の向くままゆったり草を食んでいる。白樺の葉が、風に揺れる音しか聞こえてこないような静かな場所。馬たちにとっては、どちらの世界にいる方が幸せなのだろうか。ディープインパクトは、競馬場を疾走した日々を思い出したりするのだろうか…。
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by mint-de | 2007-10-19 15:22 | 旅する風

墓地からの眺め

私の実家の墓地は、かなり高台に位置しているので、そこからは市街地や海、湾を隔てた向こうに連なる山並みが一望のもとに見渡せる。
天気のいい日は気持ちのいい眺めだが、悪天候のときは、霧で墓の場所がわからなくなったり、風が強いとローソクに火をつけるのも大変だ。

父の一周忌できたときは、ひどい雨と風の強い日だったが、
兄の納骨の日は、秋の日差しが柔らかく注ぐ、いい天気だった。
2月に危篤に陥った兄は、半年間入院して永久の眠りについた。
手しか動かせなくなったやせ細った体で、病にじっと耐えていた兄。
そんな兄を前にして、他愛無いことばかり話していた私。
私はいったい何をいえばよかったのだろう…。
食事以外で唯一口にできた氷を、おいしそうにカリカリかんでいた音を、
私はときどき思い出す。その音は、12年間病を抱え、さらに妻を亡くし、
思い通りに生きられなかった人生への、ささやかな抗議の声のようにも聞こえた。
カリカリ、カリカリ…。

去年の父の納骨では、杖で体を支えながら懸命に墓地を歩いていた兄。
父親を最後まで見届けることが、長男としての兄の最後のつとめだと思っていたのだろう。

墓地の端から見える、どこまでも続く蒼い海、雄大な山の姿。
人の一生のはかなさ。
命には必ず終わりがある。
「死に縁取られた生」という作家の言葉が胸をよぎる。
いま生きている命より多い、無数の魂が眠る大地。

私は、虚しい思いを抱きながらも、遠く広がる風景を美しいと思った。
時折白く光るのが、土にかえった人々の魂のかけらのように見えたのは、
墓地からの眺めのせいだったのだろうか。


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by mint-de | 2007-10-18 15:56 | 記憶の鞄

「LOST」 第66・67話

(3-17) 「ジグソーパズル」

デズモンドは、例のビジョンをまた見る。ジャングルを歩いていて矢が刺さるチャーリー、木に引っかかっている人、ペニーと一緒に撮った写真…。
デズモンドは誰かがやってくるといって、ビジョンにでてきたジン、ハーリー、そしてチャーリーには誰も死なないとウソをいって誘い、4人ででかける。ヘリが墜落し、確かに誰かが島に落ちたようだった。矢をよけるために、デズモンドがチャーリーをかばったため、ビジョン通りにすすまなくなり、落ちた人を見つけられなくなる。だが、ジンがすぐにパラシュートを見つける。デズモンドは、それがペニーだと思い込んでいたが、全然違う女だった。しかし、その女は、デズモンドを見て「デズモンド…」というのだった。この女はデズモンドの写真をもっていたから、多分ペニーに頼まれてやってきたのだろう。第2シーズンの終わりに、ペニーが場所がわかったという連絡を受けていたから、彼女が依頼したことは間違いないと思う。ただ、この島から外には連絡できない状況だから、彼女がやってきてもあまり希望はもてない気がする。

フラッシュバックは、デズモンドがペニーと知り合う前の話。結婚式を1週間後に控えたときに婚約者の前から姿を消し、修道院に入ったデズモンド。何でも、神のお導きに従った行動だったらしい。こういう場合は、神より婚約者に誠意を見せるべきだと思うけれど、デズモンドは結婚に迷いがあったということなのだろう。正直にいえばいいのに、修道院に入ってごまかす男って嫌いだな。でも、結局、神に仕えるような人間ではなかったようで、また別の生き方を探るべく修道院をでることになる。デズモンドを指導していた修道士の机の上にあった写真には、あの宝石店の店員(デズモンドに未来は変えられないといった女)が一緒に写っていた。そして、デズモンドが修道院を離れる日にペニーに出会ったということは、何か運命的なものがあるということなのだろうか。ストーリーはともかく、私にはこんな優柔不断なデズモンドの、どこにペニーがひかれたのかが、最大のナゾだったりする(笑)。


(3-18) 「受胎の日」

サンのフラッシュバック。死んだと聞かされていたジンの母親は、娼婦だった。サンにそれを話して、口外しない代わりにお金を要求したのが、その娼婦の母親だというのは、なんともウンザリする話である。その母親に比べると、ジンの父親は、自分の子どもではないかもしれないジンを大切に育てた心の優しい人である。その父を、漁師であることを恥じて、死んだことにしてしまうジンはちょっと情けない。
サンは、ジンにはなにも言わずに自分の父親から金を借りて、その母親に渡すことにする。だが、サンの父はジンのために使う金と知り、ジンを自分の汚れ仕事のために使うことに決めたのだから、サンのとった行動がジンのためになったかどうかは疑問だ。

サンは、ケイトから、アザーズが妊婦を研究するためにクレアを狙ったと聞き、心配になる。ジュリエットにことの真相を迫ると、妊婦はいずれ死ぬといわれる。その夜、ジュリエットは、サンに医療基地で超音波検査をしてやる、力になってやるといって、サンを医療基地へ連れ出す。

島の外で妊娠した場合は問題ない、島で妊娠した場合は妊婦は5か月で死ぬという。子どもは作れないジンのような体でも、島の力で妊娠が可能になるらしい。サンにとっては、自分が生き続けるには、愛人との関係の結果の妊娠であったほうがよいけれど、ジンとの子どもであるなら自分は5か月後には死ぬ運命にあるということになる。検査の結果、53日前の妊娠とわかる。涙を流して喜ぶサン。サンにとっては、自分の命よりもジンとの子どもであったことが何よりもうれしかったのだ。まあ、このドラマが終わる頃は5か月になる前だと思うので、サンが死ぬことはないと楽観している私です。

気になるのは、ジュリエットがベンに録音した内容。ケイトを妊娠させるために、ソーヤーとケイトを連れ出し、檻に入れたのかもしれない。

デズモンドたちが救った女は、怪我をしていたが、たまたま通りかかったミハイルに手当てをしてもらって助かる。ミハイルは死んではいなかった。この島には傷を負っても治してしまう不思議な力があるようだ。ミハイルはそのことを知っていた。デズモンドは、ミハイルに女を助けてもらう代わりに、ミハイルを逃すことにしたけれど、その判断は甘すぎないだろうか?彼の情報は貴重なのに。サイードがそこにいなかったのが残念だ。

話せるようになった女は、ハーリーに意外な事実を告げるのだった。
815便は、機体が見つかった。全員死んでいて、生存者はいないと。何故?
by mint-de | 2007-10-10 16:09 | 海外ドラマ(LOST)