碧草の風

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「SPIRAL~連鎖~」 第5話

エリナの妹ソフィアは、遺体で見つかった。持ち主不明の冷凍庫に吊るされていたのだ。冷凍庫の中なので、死亡日の特定は困難だった。検死の結果、縛られ性的な暴行を受けていたが、直接の死因は手首からの出血で、浴槽で自殺し、死後、吊るされたということがわかる。ソフィアのポケットに入っていたキャッシュカードの明細が、唯一の手がかりだったが、水に濡れていて判読は難しかった。その情報をジルから聞くミシェル。見返りにジルは、ヤクをもらう。

ベルトは、父親からレイプされていると訴えている娘の話から、父親を尋問するが、父親はそんなことはしていないと怒り出す。ベルトは家にいき、母親に知っているか尋ねるが、その母親はテレビを見続け、夫にも娘にも関心がない様子。娘は、妹も同じ目にあっているというが、妹は事実を話そうとしない。検事の前で、父と娘一緒に話を聞くことになるが、父親は娘のでまかせだというばかり。娘は、自分を苦しめている父親への怒りから、パパは窓から銃で人を殺した、強さを誇示して私を逆らわせないようにしたと、突然いいだす。驚いたベルトが、その事件を調べると、黒人の作業員が事故死していた。頭に銃弾のあとがあったのに、黒人だったせいか、いいかげんな検死と捜査だったようだ。結局、妹も姉と同じ証言をしたが、この父親は黒人を殺したことは認めても、娘はレイプしていないと言い続ける。黒人を殺したことより、娘をレイプしたことのほうが許されないことだと彼は思っているのだろう。とんでもない父親である。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン
カールソンは、クレマンから自分の離婚の弁護士になってほしいと頼まれる。クレマンに、自分のクールな仕事振りを評価してもらって、満更でもない様子のカールソン。赤ちゃんを殺されたアンドルーが訴えられている件で、ルロワから話題づくりのために記者を紹介されたカールソンは、依頼人を見世物にするのかと反対するが、結局、アンドルーを記者に会わせる。アンドルーは、記者の質問中にも酒を飲み、精神状態はどんどんおかしくなっている様子。

判事フランソワ・ロバン
アンドルーは、ナイフをもってロバンの部屋にやってくる。自分の首にナイフをあて、あんたは冷酷で意地の悪い男、子どもが殺されたのは私のせいだなんて、私を苦しめたいだけだと、今までの憤りをロバンにぶつける。ロバンもさすがに慌てて、裁判ではっきりするのだからとなだめる。表沙汰にしなかったのは、彼なりの罪悪感の表れか? しかし、裁判の結果は、アンドルーの思いとは逆だった。予想できないことの結果だったのに、有罪になってしまったのだ。刑罰は免除になったものの納得できないアンドルーは、絶望して、橋の上から身を投げる。その場所にでかけたロバン。彼は、何を思ったのだろう。

警部ロール・ベルト
ベルトは、ソフィアのカードの明細が解読できたことをクレマンに報告する。そのカードはフェイのものだった。クレマンと一緒にフェイを尋問中、フェイは誰もソフィアと面識があるかと聞かなかったとうそぶく。その言葉に切れたクレマンは、フェイに殴りかかり、取っ組み合いになってしまう。呆れた表情のベルト。

検事ピエール・クレマン
クレマンは、ロバンから、フェイがソフィアを知らないはずはない、何故手帳を盗んだ、友だちには気をつけないと経歴に傷がつくぞといわれるが、未だにフェイを信じているクレマンは、経歴より友だちが大事だという。しかし、フェイがソフィアを知っていたとわかり、愕然とする。そして、事実を自分で調べようとしたクレマンは、ソフィアの写真をもって、ソフィアが買物をしたモロー美術館にいく。クレマンが、係員に写真を見せて聞いているところを、たまたま館内にいたラボルドが見てしまう。

ラボルドは、フェイにそのことを話し、何とかしろという。フェイは、クレマンをかばい、断ったらというと、さあなと、不気味に返すラボルド。フェイにも、クレマンに対するそれなりの友情があったらしい。友だちに裏切られても、フェイのことを憎みきれないクレマン。友情とはそういうものなのかな?
by mint-de | 2009-03-30 14:14 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

お花見には寒いです

公園の桜は、まだ二分か三分咲きといった程度だが、今朝、散歩をしていたら、花見用の青いシートが何枚か敷かれていた。こんなに寒くて、それほど花が咲いていなくとも、とにかくお花見をしたい人たちがいるのだなあと、ある意味で感心する(笑)

この間、新聞にライオンズの渡辺久信監督のインタビューが載っていた。
「チームのためと、選手のためになることの、どちらかを選べといわれたら、
選手のためになるほうを選ぶ。選手のためになることが、あとでチームの
ためになる」(言葉は正確ではありません) 
ここまで言い切れるって、すごい人だなあと思った。
自分なりの信念に基づいた言葉なのだろうね。
この「チーム」を「会社」に置き換えると、社員のためになることが会社のためになるということ。そうして利益を生み出せたら、暮らしやすい社会になる気はする。
会社のためといって、個を見失わせるような働かせ方をしている経営者に、聞かせたい言葉だ。

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by mint-de | 2009-03-28 10:35 | 木陰日和

「リリィ、はちみつ色の秘密」

「リリィ、はちみつ色の秘密」(2008年 アメリカ映画 監督ジーナ・プリンス・バイスウッド)

心に傷をかかえた少女が、黒人3姉妹との触れ合いを通して成長し、再生していく姿を描いている。
リリィ役のダコタ・ファニングの繊細な演技と、黒人の長女オーガスト役のクイーン・ラティファの優しくて包容力に溢れた演技が、とてもよかった。

アメリカで公民権法が制定された1964年、リリィは14歳になった。リリィには、4歳の時に母を殺してしまったという過去がある。家から出ていこうとした母は、引きとめようとした父に向けて銃を取り出した。その銃がリリィのところに転がってきて、リリィが銃を母に渡そうとしたときに暴発してしまったのだ。その後、父は、親としての愛情を注ぐことなくリリィを育ててきた。冷酷な父との暮らしで、リリィの、母を想う気持ちは募るばかりだったが、父は、母親はお前を捨てて逃げようとしたというだけだった。

ある日、リリィは黒人の家政婦のロザリンと町にでかけた。公民権法によって、黒人は差別から解放されたはずだったが、まだまだ白人の中には、その法律を快く思わない人々もいて、白人の男たちに言いがかりをつけられたロザリンが反抗的な態度をとったことから、ロザリンは袋叩きにあい逮捕されてしまう。自分の使用人なのに、ロザリンをかばおうとしない父に、すっかり嫌気がさしたリリィは、ロザリンを連れて、母の思い出を探すため、母の故郷へと向かう。母に愛されていたのか、ずっと確かめたかったのだ。

母のいた町で、リリィは母の遺品にあった黒い聖母像のラベルがついたはちみつのビンを見つける。それは、黒人の養蜂家が作ったものだった。その家を訪れ、強引に、家においてほしいと頼むリリィ。リリィの話を聞いていた黒人の3姉妹の長女オーガストは、寛大な笑みを浮かべながら、働くならいいといってくれる。そうして、リリィとロザリンは、新しい環境のなかで暮らしていくことになる。

オーガストは、リリィに、ハチの育て方やはちみつの作り方を教えていく。
ハチに愛を送るのだと、やさしくいうオーガスト。次女のジューンは、気の強い女性。三女のメイは、とても繊細だ。
黒人であるというだけで差別を受けていた時代に、彼女たちは、凛として生きている。
ずっと罪の重荷を背負ってきたリリィだったが、彼女たちと過ごすことで、少しずつ変化が起きてくる。
そして、オーガストや父から母の真実を聞いたリリィは、自信をもって生きていくことができるようになる。母の愛と、オーガストのすべてを優しく包みこんでくれるような温かさ。
誰かに大切に思われていることを知ると、人間は強くなれるのだ。

思うように生きられないときでも、オーガストのように大らかな笑みを浮かべていられたら、困難なことも少しずつ乗り越えられそうな気がする。メイの繊細さはあまりにも哀しい。重荷に耐えられないなら、重荷を軽くするしかないのだから、「嘆きの壁」は、いい方法だと思ったのだけれど…。そのシーンだけが残念だった。
by mint-de | 2009-03-26 14:38 | シネマ(ま~わ) | Trackback(2)

春いろ 白いろ 花の色

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昨日、公園で、腰が曲がり背中に大きなこぶがあるおばあさんを見かけた。
おばあさんは、息子さんらしい人に手を引かれ、
杖をつきながら、ゆっくりゆっくり歩いている。
その姿を見て、私は、大変だなあ、すごいなあと感心する。
おばあさんは、そのささやかな歩みを、嫌がりもせず、ただひたすら歩いている。
息子さんらしい人は、そのおばあさんのペースにあわせて、
同じようにゆっくり歩いている。
ゆっくり歩くことが、こんなにしんどく見えるなんて…。
でも、二人の姿からは、そんな風に歩くことが、嫌になっているようには見えない。
とても美しい光景だと思う。
私は、追い抜いてしまうのが申し訳ないような気持ちになる。
でも、追い越してしまったけれど…(^^)

WBC、キューバに勝ってよかった。
決勝にいくためには、1位通過でアメリカと戦うほうがよさそう。
今度こそ、韓国に勝ってほしい。
でも、こんなに韓国とばかり戦うなんて、組み合わせがちょっとヘンだと思う。

ミスチャンの先取り情報で、ヘニング・マンケルの「クルト・ヴァランダー・シリーズ」のドラマが夏に放送予定と載っていた。うれしいな。本のほうは、去年出なかったので、次作を早く読みたいな。

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by mint-de | 2009-03-20 06:51 | 木陰日和

「SPIRAL~連鎖~」 第4話

ロバンは、クレマンとベルトに、エリナの手帳にでてくる「ブル」という名前は、経済財政産業省の大臣政務官アルノー・ラボルドではないかと話す。彼の別荘がヴィラ・ブルだからと。本名が載っているのに、何故あだ名で呼んでいるのかと疑問を口にするベルト。エリナがあだ名で呼んでいたことに、意味はあったのだ。でも、その時点では、3人にわかるはずもなかった。

クレマンのもとへ、失踪した兄を捜してほしいとトニーという少年がやってくる。父は死に、母は病気なので、家族を支えてくれていた兄がいなくなって困っているという。麻薬の密売に関わったことがあるので、警察にいっても話をきいてくれない、検事のところへ行ってみたらといわれたという。少年に同情したクレマンは、ベルトに捜査を命じる。ベルトは、少年の兄オメールの仲間二人を強引に連行して、事情を聞くがなかなか正直に話してくれない。その後、地下で縛られたまま死んでいたオメールが発見される。仲間の話から、ベルトが麻薬の隠し場所を張り込んでいると、そこに現れたのはトニー。お金が欲しかったというトニーだったが、妹から話を聞いたベルトはトニーを疑う。オメールは家族のためにやむなく麻薬の密売に関わっていたけれど、本当は学校にもいきたがっていた。そんな兄の苦労も知らず、トニーは、悪い仲間と付き合う兄が許せなかったらしい。トニーは、仲間が兄を殺すように仕向けたのだ。トニーが仲間と話しているのを聞いたと妹が証言する。しかし、何の証拠もなかったので逮捕は難しかった。校長がトニーは模範生だと手紙まで寄越し、クレマンもトニーを助けたいと思っていたのに、トニーは、冷酷な弟だったのだ。

警部ロール・ベルト
ベルトは、裁判に出廷しなければならなかったが、気が重かった。警部に昇進した直後の強盗事件の裁判で、警官の発砲で犯人の2人の若者が死んでいた。弁護士はカールソンだった。カールソンは、犯人たちが持っていた銃は使えない銃だった、暗くて銃は見えなかったはず、犯人の車は、警察が封鎖していた場所で止まらざるをえなかったのに、発砲する必要性があったのかと聞く。ベルトは、その時点では銃が使えないことはわからなかったと反論するが、若者を死なせてしまったことで、平常心ではいられない様子。そのあとで、クレマンの部屋にいったベルトは、クレマンに、非難されるいわれはない、合法だったと慰められる。

弁護士ジョセフィーヌ・カールソン
カールソンは、ルロワに小さな強盗事件を目立たせろ、依頼人を犠牲者に仕立てて、警察幹部を責めまくれと、はっぱをかけられ、その通りベルトを攻めまくって、減刑に成功する。ルロワに完璧な仕事だと賞賛され、得意げなカールソン。

判事フランソワ・ロバン
ロバンは、裁判所の所長にアルノー・ラボルトを召喚したいというが、所長は、権力に立ち向かう自分に陶酔しているだけだ、一般人だったら気にもとめないだろうなどといわれてしまう。それでも、ラボルドを呼ぶことができたロバンは、ラボルドに手帳のことで質問する。しかし、ラボルドは、すでにフェイから手帳を盗んでいることを知らされているので、逆に、ロバンに手帳を拝見したいという。何もいえなくなるロバン。ラボルドの調査によると、ロバンは結婚後、妻に愛想をつかされて離婚したのだそう。確かに、そんな感じがする(笑)

検事ピエール・クレマン
クレマンは、ベルトに自分と関係をもったことで落ち着きがなくなったといわれる。でも、深刻に考えないでほしい、あなたは既婚者で検事、立場をわきまえているというベルトの言葉に笑顔を見せるクレマン(←どっちが上司?)。

トニーの件で、トニーの言葉を鵜呑みにしたクレマンは、次はだまされないとベルトにいう。その言葉に「かまえないで」と返すベルト。柔軟な心がなかったら、彼らの痛みは理解できない。頭の固い刑事や判事と同じになってほしくないというベルト。ベルトの気遣いに、ありがとうというクレマン。ベルトは、クレマンの法律家らしくない優しさが好きなのだろう。そういうベルトが私は好き。

クレマンは、ロバンからラボルドを召喚できたがハッタリはきかなかったといわれる。そのときになって、手帳が盗まれたことを知ったクレマン。ロバンは、手帳が家にあるのを知っていたのは君だけだといい、友だちは選べという。フェイが関わっていることがはっきりして、愕然とするクレマン。でも、クレマンが真実を話せといっても、フェイはしゃべらないだろう。今頃そうするなら、もっと前にしているはず。クレマンの妻は、そんなフェイでも、父の会社が危なくなった時に助けてくれたので、クレマンよりフェイを信頼している様子だ。

ラボルドは、ロバンがフェイにねらいをつけているので、フェイから自分に嫌疑がかかるかもしれないと心配する。フェイは、あなたを売ったりはしないと約束する。そして、ラボルドは、ミシェルから盗んだ手帳を受け取る。さらに、少女もプレゼントされる。このラボルドが、一番悪いヤツということかな。フェイは、なんでこんな男をかばうんだろう? 悪いことに手を染めると、引っ込めるのは難しくなるのだろうな。
by mint-de | 2009-03-19 12:15 | 海外ドラマ(S~U) | Trackback

「ホノカアボーイ」

「ホノカアボーイ」  (監督 真田敦)

ハワイの青い海と空の色、風のそよぎに癒やされる映画。
原作が小説ではなくてエッセーだったことを、観終わってから知った。
ファンタジーのような話だと思ったので、登場人物たちが実在したということに驚き、とても素敵な映画に思えた。著者の吉田玲雄さんも映画に出演されていたと知り、そのことにもビックリ。

ハワイ島にある日系移民の小さな町ホノカア。
その町で、映像技師の見習いとして働き始めたレオ。
ある日、ビーという女性の家に届け物をしたレオは、ビーがなかなか現れないので、家のキッチンで鍋の蓋をあけ、思わず料理をつまみ食いしてしまう。その姿を見たビーは、猫のエサなのにうまいうまいというレオを可哀想に思ったのか、それとも一人暮らしの寂しさからか、毎日ご飯を食べにこいという。それからビーとの心温まる交流が始まる。

エロ雑誌を見るのが唯一の楽しみの老人コイチ、映画館の経営者で食べることが趣味のエデリ、暇なときは寝てばかりいるような町の人々。レオは、そんな町で恋をし、月の虹を見たいと思ったり、別れを経験したりする。ゆったりとした時間の流れのなかで、食べて、恋をして、よく寝る。生きていくということは、ただそれだけでいいと思えるような日々。
おいしそうな料理がいっぱいでてくる。まるで、おいしいものを食べることが、人生の栄養になるといわれているよう(^^)

冒頭は、ハワイ島のゴツゴツした岩場の灰色のシーンから始まるが、ラストが、緑の草の風景で終わるのは、レオの豊かになった心を表現しているのだろう。
by mint-de | 2009-03-18 08:03 | シネマ(た~ほ) | Trackback

「WITHOUT A TRACE」  第83話 (4-13)

「怒り」

教師のクレアが失踪した。
前日、スポーツジムで男を殴っていたことがわかり、その男が疑われるが、彼は、駐車場でクレアが男を乗せて走り去るのを見たという。
学校でのクレアの評判はよかったが、クレアと付き合っていた男の話から、彼女の家に体に傷あとだらけの少年がいたことがわかる。調査の結果、少年は教え子のレイとわかる。ジャックたちは、クレアとレイの関係に疑いをもつ。しかし、事実は違った。レイは、父親に暴行されていた。クレアは、レイを救おうとしていたのだ。

クレアには、警官の父親がいた。クレアが小さい頃、父は母を殺した。誤って銃を暴発させたことになっていたが、実際は、怒りにまかせて母に銃を向けたのだ。クレアはそのことを誰にもいっていなかった。
クレアは、レイが暴行の事実をはっきりいわないので、刑期を終えて家にいる父親のところへ行き、レイに怒りに任せた結果どういうことになったか話してほしいと頼むが、父はそれを拒否する。結局、この父親は反省してないんだよね。
クレアが、レイに本当に起きたことを話すと、レイは、実際は母親に暴行されていたと話す。クレアは、レイの母親のところへいく。母親の態度に怒りを覚えたクレアは、彼女を殴ろうとする。そのとき、クレアは気付いたのだ。これでは、父と同じだと。

再び父に会いにいったクレアは、怒りに支配された父のように人生をダメにはしないと告げる。許しを求めた父に首を振るクレア。クレアの父への怒りは、ずっと消えることはないのだろう。クレアが家を出た直後、父は自殺する。父が生きていたときは、すべてを父のせいにできた、でも今は淋しいという彼女に、ビビアンは、そういう経験があったからレイを助けることができたと、クレアを慰める。

レイの母親は、罪の意識がないようで怖い。こんな人がお医者さんだなんて…。子をもつ母として、ビビアンが一言いいたくなった気持ちはわかる。母親への「気に入らないわ」というセリフが気に入った(^^)。

今回のテーマは、なかなか深い。
怒りを爆発させたクレアの父も、レイの母も罰を受けたわけだけれど、その行為によって傷ついた心は、癒えることはないように思う。
一瞬の「怒り」、思うようにいかないことへの「怒り」、いつまでも消えることのない「怒り」。心を平静に保つことの難しさ。「怒り」という感情は、なるべく遠ざけておきたいものだ。
by mint-de | 2009-03-17 15:43 | 海外ドラマ(V~Z) | Trackback

桜が咲いた

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いつも早く咲く桜の並木を見にいったら、すでに咲いていた。
花の咲き方は、まだまだ蕾もあれば、五分や七分咲きなど、いろいろだったが、
今年初めての桜見物。青空に桜色の花びらが映えて、とてもきれいだった。

右端に鳥(多分メジロ)が見える
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今日は、6時頃からWBCの野球観戦。
見始めたときが、ちょうど日本のチャンス!
西武の片岡が、いいところでヒットを打てて、うれしかった。
これを見て、今日は勝ちそうだと思った。
松坂は、調子がいいときは、いいよね(笑)
次も勝てたらいいけど、韓国とメキシコ、どっちになるかな?
それにしても、TBS実況アナの「侍ジャパン、侍ジャパン」の連呼には、ウンザリ。
相手チームを、普通にキューバとか韓国とか呼ぶなら、「ニッポン」と呼べばいいんじゃないかと思うけど…
by mint-de | 2009-03-16 15:11 | 木陰日和

春の花

このところいいお天気が続かない。
午前中は晴れ間が見えたけれど、今は灰色の雲と強い風が吹いている。

庭では、春の花が咲き始めた。
この間、ヒカンザクラにメジロがきていた。
ウグイス色で目の回りが白い。メシロじゃなくて、何故メジロ?(笑)
カメラを取りにいっている間に飛んでいってしまった。残念!
鳥を撮るのは、難しい。

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by mint-de | 2009-03-13 14:22 | 木陰日和

星野道夫特集

火曜日のNHK教育テレビ「知るを楽しむ」(午後10時25分から)では、
先週から、星野道夫さんの特集をやっている。
全4回の2回目だった今週は、星野さんのエッセーを中心にした話。
私は、写真ももちろん好きだけれど、星野さんのエッセーも好きなので、
星野さんの担当編集者だった湯川豊さんのお話は、とても興味深かった。
星野さんは、写真家でありながら、冒険家、文筆家でもあったわけだけれど、
自然を伝えるには写真が一番だが、そこに住む人々の様子を伝えるには、
文章が必要だったという話。
星野さんは、極北の地に暮らす、先住狩猟民族の生活に触れることで、人間と自然とのかかわりの原点ともいうべきものを見た。そして、そこから人間や動物の命というものを、いつも考えていたのだ。
彼の写真やエッセーに感じる、「切なさ」と「ぬくもり」は、命のはかなさを語りながら、生き物たちの命のつながり、「命の循環」を、私たちに教えてくれていたからなのだ。
湯川さんは、星野さんの本を世界中に広めたいともいわれていた。
私も、いろんな国の人々が、星野さんの写真やエッセーに共感してくれると思う。

「私たちが生きていくということは、だれを犠牲にして自分が生き延びるか、という日々の選択である。生命体の本質とは他者を殺して食べることにあるからだ。それは近代社会が忘れていった血のにおいであり、悲しみという言葉に置き換えてもいい。その悲しみをストレートに受け止めなければならないのが狩猟民なのだ。人々は自らが殺した生き物たちの霊を慰め、再び戻ってきて犠牲になってくれることを祈る。<略>
クジラと共に生き、クジラと共に大地へ帰ってゆく人々。ベーリング海から吹き寄せる霧が大地から突き出たクジラの骨を優しくなでてゆく。美しい墓の周りに咲き始めた小さな極北の花々をながめていると、有機物と無機物、いや生と死の境さえぼんやりとしてきて、あらゆるものが生まれ変わりながら終わりのない旅をしているような気がしてくる」

    (『長い旅の途上』から 文春文庫)
by mint-de | 2009-03-12 14:32 | 観て☆聴いて☆読んで