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水の都ヴェネツィア

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あまりにも有名な水の都ヴェネツィア。
作家たちが夢の話のように語る作品を読んでいたので、船上から遠く町の様子が見えはじめると、自分がヴェネツィアに来たことが、なかなか現実のことのようには思えなかった。
しかし、船から降りて町に入ると、ものすごく暑くて人も多く、ロマンを感じるより、単なる観光名所に来ただけという気持ちになってしまったのが、我ながら情けない。
昔日の栄華を今に残す町並みを見ていると、スゴイナアと感心する半面、どれだけ他国をイジメ、庶民を搾取してきたのかと思ったりもする…。

ヴェネツィアの守護神聖マルコの象徴、翼をもったライオン像。
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やたら大きな建物や高い塔があり、その上に彫像がのっている。力を誇示したかったのかな。
どうやって作ったんだろう。
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サンマルコ寺院
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ゴンドラに乗った。水はきれいとはいえない。
今にもこわれそうな建物もあった。修復も大変だろうな。
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海に面している建物はきれいだった。
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by mint-de | 2009-07-31 15:28 | 旅する風

シエナ歴史地区

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シエナは、フイレンツェの南約60キロに位置する町。
金融業で繁栄した町で、歴史地区は13~14世紀頃の面影をとどめているという。
コントラーダと呼ばれる地域共同体が特徴で、17のコントラーダには、それぞれシンボル
(貝殻や動物など)の旗がある。毎年夏にカンポ広場で行われるパリオ(競馬)では、
10のコントラーダが、それぞれの旗の下で競い合うという。

ものすごく広いカンポ広場
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マンジャの塔
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大聖堂。ゴシックとロマネスクの建物。
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フイレンツェへの対抗意識が強く、
フイレンツェのドゥオモ並みの大きさにしようとしたが、
結局土地が足りず途中で増築を諦めたと聞き、笑ってしまった。
広場にしても、権勢を誇るために、なんでも大きなものを作ろうとしたようだ。
壁だけ残っている↓
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古い町並み
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by mint-de | 2009-07-29 15:01 | 旅する風

海と崖の家アマルフィ

d0129295_20424959.jpgアマルフィへは、ナポリから南下しソレントを通り、断崖絶壁の細い道を行く。
見上げれば、崖の上に家が並び(どうやって暮らしているんだろう?)、はるか眼下には青いサレルノ湾が広がっている。
景色はものすごくいいのだけれど、対向車がやっとすれ違えるほどの狭い道を進んでいくので、とても怖い。
道には、ガードレールと呼ぶには頼りない低い石のガードがあるだけで、ミラーもない。
こんなんで大丈夫かと思ったけれど、運転は上手なドライバーさんだった。
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こんな狭い土地でも、リモンチェッロ(レモン酒)のレモンを栽培しているそうだ。
アマルフィ海岸に着いて町を眺めると、崖にへばりつくように建っているホテルや家々が、何だか模型のように見える。



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こういう暮らしが、今も続いているということに驚く。昔は外敵の侵入を防ぐのに役立った地形をそのまま利用し、こうして過去の遺産を守りとおしているということは、大変な努力がいることだと思う。
きっと住民たちには、この土地への愛着と誇りがあるのだろう。

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アマルフィは貿易の拠点として栄え、9世紀に独立し海洋都市国家として11世紀にその最盛期を迎えたという。大聖堂にはイスラムの面影もある。

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鮮やかな色彩の天井画よりも、すっかり色あせてしまった壁画に、時の流れを感じる。
時によって消された色が、何かを物語っているようだ。
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回廊からの眺め。南国の雰囲気。
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地中海を眺める。
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by mint-de | 2009-07-28 21:22 | 旅する風

イタリアのサービス&トイレ

私がイタリアに旅行中、日本ではイタリアへの旅行者が減っているという記事が載ったそうだ。
確かに、日本の過剰気味なサービスに接している身には、イタリアのホテルや店員のそっけなさには、驚かされた。男性は知っている片言の日本語を話してウケをねらっている風だったが、女性は呆れるほど愛想がない。何故なんだろう? 
記事には「殿様商売」とあるが、過去の遺産で十分食っていけるなら、ほかのことに金を使うことはしたくないということなのか。ぼったくりのレストランがニュースになったが、私は、ひどい対応のレストランで食事をするハメになった。コップとフォークがプラスチックだったのである。
ツアーの団体客ではあるけれど、ほかの店ではこんなことはなかった。他の人の話では、ワインもそのコップで飲むことになったので抗議をしたら、ちゃんとしたグラスをもってきたという。
言われなければわからない鈍感さが不快だ。娘が友人といったときもそういう店があったと聞いた。
その友人は、いろんなことが重なってイタリアには二度と行きたくないといっているそうだ。
私は、気に入ったところにはまた行きたいと思っているけれど…。
こういう国だと分かれば、そういう覚悟で行けばいいのだと思う。

私が、イタリアで一番驚いたのはトイレ。日本のようにココを押せば水が出るという表示は一切ないのである。
最初に泊まったホテルでは、どうやって水を流してよいか分からず困った(^^;)。結局、友人や隣室の方のお世話になって、やっと分かったのだけれど、それ以後は、トイレに入るとまず水を流すところを確認するようになった。大体、便器のかなり上のほうにあるボタンを押すといい。
そして、一番嫌だったのが、トイレに紙を流してはイケナイといわれたこと。
最初に「?」と思い、「ハァ~」である。古い建物は昔のままの下水管らしく、団体客がいっせいに紙を流すと詰まってしまうのだそうだ。トイレに入ると、大きなポリバケツが無造作に置かれていて、蓋もないところが多かった。そこに使用済みの紙が入っているのを見ると、ますます嫌になった。
そして、便座のない所や個室が少ない所、汚いトイレ(ナポリの港はひどかった)など、トイレの不満はかなりあった私。しかし、帰ってから調べてみたら、こんなトイレブログを発見。ここにでてきたトイレはみんなきれいで驚いた。場所が違うと、トイレのタイプも違うのかな。
ただ、トイレの個室が完全に密室状態で、手を洗うところには石鹸と手をふく紙が用意されていたのは、かなり便利だった。

ホテルには、便器の横に必ずビデがあった。d0129295_1525514.jpg
このビデを洗濯するところといっていた人がいて笑ってしまった。
日本のように一つにしてしまうと便利なのにね。












カプリ島には大勢の人がいたが、公衆トイレ(0.50ユーロ)の女性用個室はたった2つだった。
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by mint-de | 2009-07-27 15:09 | 社会畑

塔の町サンジミニャーノ

今回のイタリア旅行で一番気に入ったのが、フィレンツェの南にあるサンジミニャーノ。
城壁に囲まれた小さな町で、石畳の道沿いには古い家並みが続いている。
塔のある町として有名で、なんでも13~14世紀頃、冨を築いた貴族達が権勢を誇示するために、塔の高さを競い合って、70以上もの塔が林立していたとか。今は14本残されているらしい。

右側に城門がある
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門を入ると中世の面影を残した町並みが続いている
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この聖堂の前には13世紀頃の古い井戸が残されている
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聖堂の横を上ると、町の向こうにトスカーナの風景が広がっていた
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by mint-de | 2009-07-24 22:02 | 旅する風

ボンジョルノ ITALY

アマルフィの大聖堂
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行ってきました!
初めての海外旅行、イタリアへ。
歴史ある建造物の素晴らしさに圧倒され、今もなお古い住居に暮らす人々に感心し、
ものすごい暑さに息切れしながらも、貴重な異文化体験。
これからしばらくは、今回の旅行関連の記事になります。

アマルフィでは、こんな崖にいっぱい家が建っている。暮らすのは大変だと思う。
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by mint-de | 2009-07-24 08:32 | 旅する風

少しお休みします

みなさま、こんにちは。
いつも見にきてくださって、ありがとうございます。

少しの間お休みします。
2週間後くらいから再開したいと思っています。
暑い毎日ですが、どうぞご自愛くださいね。


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by mint-de | 2009-07-10 14:43 | 木陰日和

「リンリー警部 捜査ファイル2」 第15・16話

「盗まれたページ」
今シーズンの最終話。事件の捜査と、ヘレンと別居しているリンリーの不安定な精神状態が絡み合い、
ラストで、思わぬ展開が待っていた。でも、あの程度の捜査で逮捕されるかな?って思ったりもする。

コンテナの中から遺体が発見された。所持品と思われるものの中に、羊皮紙に古代アラビア語で書かれた
古文書が一枚とパスポートがあった。パスポートは偽造されたものだったので、移民局も不法滞在者の捜査にのりだし、リンリーは、移民局と仕事を奪い合うように捜査をするはめになる。

古文書を専門のブラックウェル教授にみてもらうと、それは、7世紀のコーランの一部で非常に価値のあるものだった。そのコーランを狙った犯罪を疑うリンリー。また、被害者の腎臓が一つだけで、残された腎臓も透析を受けているような状態だったことから、臓器移植絡みの事件かとも思われたが、被害者アンサリの弟は、コーランの一部を見てもらった業者からそのコーランが価値のあるものだと知ったアンサリが、神聖なコーランを売るのではなく、取り戻したがっていたと話す。そして、弟の話から、古いコーランを狙っていたのは、何とブラックウェル教授だとわかる。美しいものは人の心を惑わすとかいっていたけれど、コーランを手に入れたくて、殺人まで犯すなんてね…。

リンリーは、アンサリの妻ナリマが妊娠していたことから、ヘレンのことを思い出したようで、ナリマへの同情心が普通じゃない。ナリマの夫への愛に、自分とヘレンの関係を比べたりする。そして、前回登場したクリスティーンとデートをしたり家を訪れたりするけれど、その先へは進めず、向かった先がヘイバースの家。ヘレンとの関係で悩むリンリーに、姉のように話すヘイバース(笑)。孤独に耐えられる心が、人間を強くすると思うけれど、リンリーは、柄にもなく寂しがり屋さんなのかも。

リンリーは、アンサリの担当医を、証拠もないのに臓器売買に関わっているような発言をし、ブラックウェル教授を逮捕するときには、暴力的になり、そういった態度が上層部に知られるところとなり、逮捕されてしまう。
はたして、リンリーはどうなるのか?
公私混同したリンリーの態度にはあきれてしまう。でも、見ているぶんには、こういう展開の方が面白いかも。
by mint-de | 2009-07-08 16:04 | 海外ドラマ(英G~L) | Trackback

お買物

夏のバーゲンが始まったので、早速、お買物。
歩きやすい靴をさがして、いろんなお店にでかけているけれど、
なかなか私の足にあった靴がみつからない(外反母趾のせいもあるけれど)。
それで思ったのは、靴選びって、服のようには選べないのがつらいということ。
「これだせ、あれだせ、このサイズ」って、店員さんに頼まなきゃいけないから。
さんざん店員さんにお願いして、結局、足に合わず、やっぱり結構ですというときの、
あのなんともいえない気まずさ。
店員さんは、笑顔で構いませんと言ってはくれるけれど、
「何この人」と、その態度がいっている…。
売り場は広くとも、自分にあったものがないなんて、何だか寂しい気持ちになる。
お金をかければみつかるのだろうけれど、安くていいものをと望む
一石二鳥的欲(意味不明かも^^;)じゃダメなのかも。

最近は、自分が身につけるものを買うのがヘタになっている気がする。
多分、自分が望んでいるものが売り場に置いていないので、妥協して買っているせいだと思う。
流行って、作り手が考えているものだから、使う側の意見が反映されていないのじゃないだろうか。
丈が短くなったり、長くなったり。利益が最優先されたモノばかり見せられると、買う気もうせる。
お買物も楽じゃないのです。

ルドベキアの花びら 長さが違って個性的
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by mint-de | 2009-07-05 08:49 | 木陰日和

「扉をたたく人」

「扉をたたく人」 (2007年 アメリカ映画 監督トム・マッカーシー)

コネティカットに住む大学教授のウォルターは、妻を亡くしてからは、淡々と仕事をこなし孤独な日々を送っている。あるとき、学会でニューヨークにでかけたウォルターは、自分の別宅であるアパートに、見知らぬ人間が住んでいて驚く。
若いシリア人のタレクと恋人のセネガル人ゼイナブ。
二人は、騙されてそこを「借りて」いたのだという。
慌ててでていく二人を見送ったウォルターだったが、行くあてのない二人に同情して、しばらく一緒に住むことにする。

タレクは、ジャンベ(アフリカン・ドラム)奏者。ジャンベの素朴で力強い音色に興味を持ち始めるウォルター。
タレクはウォルターに、ジャンベのたたき方を教える。戸惑いがちに、心を開いていくウォルター。
ぎこちなかった三人の関係が深まった頃、突然、ある出来事が襲う。
タレクは地下鉄の改札バーを飛び越えただけで、逮捕されてしまったのだ。
そして、ウォルターは、そのときはじめて、タレクもゼイナブも不法滞在者だったことを知る。
自分のせいで逮捕されてしまっタレクを何とか救おうと、入管の拘置所に面会にいって、タレクを励ますウォルター。その後、息子を心配したタレクの母モーナが、ウォルターを訪ねてくる。
次第に惹かれあうウォルターとモーナ。ウォルターはモーナに、今までは仕事をするフリをしていただけ、これからはタレクのために何とかしたいと話すのだったが…。

アメリカの移民対策は、9・11以後厳しくなったという。タレクがイスラム圏の人間ではなかったら、逮捕されることはなかったかもしれない。移民が築き上げた国は、今では移民を選別する国になってしまった。拘置所の対応に憤ったウォルターが、こんな扱いが許されるのかと怒るシーンが印象的だ。
モーナは、難民の申請を途中でやめてしまったことを悔やんでいたが、その国にいたいと思っても許されない人々は、一体どこへ行けばいいのだろう。
法の下では情は通用しない。でも、人間から情をとってしまったら、一体何が残るだろう。

ウォルターは一人で、地下鉄の構内でジャンベをたたくようになる。
構内に響く音色は、やってくる車両の轟音にかき消される。
まるで、巨大な権力はすべてを奪えるとでもいうように。
それでもウォルターは、ジャンベをたたき続けるのだった。

タレクのお陰で心を開くようになったウォルターだが、こんな経験をしたら、さらに孤独が深まるような気もする。
でも、ジャンベをたたくことで気持ちは癒やされるのだろう。自らの手で演奏することによって、また生きることにかすかな喜びのような感情がわいてきたのかもしれない。
by mint-de | 2009-07-01 16:23 | シネマ(た~ほ) | Trackback

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


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