碧草の風

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示準化石

ひどい雨だ。
朝、どうしようか迷ったが、行かないわけにもいかないのでカッパを着て犬の散歩へ。
これだけ雨が降っていても、晴れた日と同じように歩く犬。
オイラ、雨なんて関係ねぇ~、といっているかのようにズンズン歩いていく。
その元気のよさに感心、感心。
ときどきブルブルッと体を振って水を飛ばし、いつもより短いコースで帰ろうとする私に逆らいながら、お散歩終了。
帰ると、もうやることがないので、小屋の中に入って丸まっている。

犬の頭をなでながら、何を考えているのかなあと思うことがある。
早く散歩に行きたい、ごはん食べたい、寝たいとかそんなことを思っているのかな?
少なくとも飼い主が気に入らないとか、犬小屋をもっと住みやすくしろとか、そんなことは思っていないだろうな。比べるものがないから。

犬のことを考えていたら、先日読んだ記事が頭をよぎった。
名古屋で開かれた生物多様性に関する会議(国連地球生きもの会議)に関連したもので、福岡伸一さんの「多様性は人間だけのものか」(10月28日付朝日新聞「あすを探る(科学)」)という記事。
それによると、生物には持ち場があって、その中で食うか食われるかの緊張関係にあったり、ある物質を還元したり浄化したりする相互依存関係にあったりして、生物はすべての動的平衡を支えるプレーヤーなのだそう。その多様性をかく乱したのは人間であり、進化の歴史が膨大な時間をかけてつくりあげた多様性を独り占めにしようとしている。その行為は、ヒトという種を滅ぼすことにつながるのではないかと警鐘を鳴らしているのだ。
三葉虫やアンモナイトのように、短期間のみ栄えたものを示準化石というのだそうだが、そのように、急速に専有を目指した種は急速に滅びに向かうだろうと述べている。
はたして、何億年か先の未来に人が示準化石になった場合、犬はどうなっているだろう、などと考えてみたりするのだった。
by mint-de | 2010-10-30 16:45 | 社会畑

「隠された日記 母たち、娘たち」

「隠された日記 母たち、娘たち」 
  (2009年 フランス・カナダ映画 監督ジュリー・ロペス=クルヴァル) 

母と娘。実の母に捨てられた母は、娘に対して愛情をうまく表現できない。娘はそういう母に素直になれない。まるで透明な板を通して接しているような母と娘。そんな二人だったが、ある事実を知ることによって、その関係に変化が起こる。
親と子の関係というものは、自分が親になって思うのだけれど、親は自分が育てられたように子どもを育ててしまうのではないだろうか。無意識のうちに、親が「教科書」になってしまうのだ。親に似たくはないと思う部分があっても、結局、似たようなことをしていて笑ってしまうことがある。

カナダで働いているオドレイは、休暇でフランスの片田舎に住む両親のもとへ帰ってきた。父は優しく迎えてくれるが、医者の母マルティーヌの態度はとてもクールだ。オドレイは散歩にでて、海辺に立つ祖父の家を眺める。今は無人のその家は、かつて母の家族が暮らしていた家だ。大きな仕事を任されていたオドレイは、集中して仕事をするために、その家を使うことにする。台所を片付けていたオドレイは、そこで古い日記帳を見つける。それは祖母ルイーズの日記だった。

料理のレシピ、子どもへの愛、社会にでたいという願望、夫への不満がつづられた日記を、オドレイは興味をもって読み始める。ルイーズは、夫や子どものもとから突然いなくなった身勝手な女だと聞かされていた。実はオドレイは妊娠していた。子の父親は恋人でもない男。産むことにためらいがあり、自分と母とのことを考えると子の親になるなんて信じられないことだった。迷っていたオドレイにとって、祖母のその日記は、女の生き方や母になることについての参考になった。読み進めていくうちに、オドレイには祖母への印象が変わってくるのだった。

ルイーズは働きたい、自立した女になりたいと願っていたのに、夫がそれを許さなかったのだ。ルイーズは、マルティーヌに勉強して自立した女になることをすすめた。マルティ-ヌは医者として成功したが、母に捨てられたという過去からまだ脱け出せず、誰に対しても辛らつで横柄な態度をとっている。ルイーズのことを話したがらなかったマルティーヌだったが、彼女がその日記を読んだことである真実が見えてきたのだった…

ルイーズの生きた時代は、女性たちにとって自由に生きるには生きづらい時代だったかもしれない。今は普通のことでも、その時代では奇異な目で見られたことだろう。何でもありの今の世の中を生きるオドレイには、選択肢はいっぱいある。それでも、母になること、妻になることは、昔からもこれからも女性にとっては生き方を左右する一大事だ。海を眺めながら考えるオドレイの姿に、いつの時代にも迷う女の普遍的な姿を見る思いがする。

父のせいで辛い思いをしてきたマルティーヌが哀れに思えるが、過去にこだわることなく生きていれば、自分の娘に対してもっと違った態度をとることができたのではないだろうか。
それにしてもマルティ-ヌの父は恐ろしい人だ。

カトリーヌ・ドヌーヴの貫禄あるオバサン化にビックリ。
もっとおやせになると、あの美しさが戻る気がするのですが…
by mint-de | 2010-10-28 14:24 | シネマ(あ~そ) | Trackback

手塚雄二展

広告にでていた「雨明」という絵と「一瞬と永遠のはざまで」というタイトルにひかれ、横浜のそごう美術館へ。
手塚さんの絵は、「斬新な発想と独自な美意識」とパンフレットに書かれているように、いわゆる日本画のイメージとはちょっと違う世界観をもった絵だった。油絵を観ているような感じというか。どの絵も「静寂」と「孤独感」に満ちた絵ばかり。
日本画のほうは、どちらかというと暗いイメージだったが、花や風景を描いた素描は明るくて素敵なタッチだった。素描の絵はがきもほしかったけれど、売ってなくて残念だった。
残念といえば、ガラスの入った額縁の絵に、照明のあかりや観ている者の姿が映っていて、絵そのものがよく見えなかった。もっと工夫していただきたいものです。

帰りは中華街に足をのばし、周富徳さんの経営するレストランへ。
ランチが1500円くらいで食べられた。とってもおいしゅうございました(^^)
by mint-de | 2010-10-27 19:12 | 観て☆聴いて☆読んで

「LOST」 第117話(6-14)

「候補者」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
ジャックはベッドの上のロックに声をかける。空港で会ったジャックがそばにいて驚くロックに、手術は成功したと話すジャック。そしてジャックは、昔の傷跡を見たが新しい手術法で麻痺した足を治せるかもしれないと切り出す。しかし、ロックは治ることにはまったく興味を示さず、結構だと断るのだった。そこへヘレンがやってきて、やたら感謝されるジャック。

ジャックは、歩けるようになるかもしれないのにロックが話にのってこないのが不思議で、ロックが3年前に怪我をしたときに緊急手術をした歯科医師を訪ねる。医者はバーナードだった。同じ飛行機に乗っていた、奇遇だというバーナード。話を聞いたバーナードは、一緒に怪我をした男の名を書いてジャックに渡す。そこにはアンソニー・クーパーと書かれていた。
ジャックが介護施設にいくと、ちょうどへレンがやってきた。そこでジャックは、クーパーがロックの父で脳に障害があることを知る。

ジャックが病院に戻ると、クレアが訪ねてきた。クレアは、父から渡されたオルゴールのことを知りたがったが、そのオルゴールがどういうものなのかは、ジャックにもわからなかった。クレアがモーテル暮らしと知ると、ジャックは家にくるようにという。

ロックが退院する日、ジャックは再度手術をすすめる。ロックは自家用機の免許を取ったばかりのとき、嫌がる父に同乗を頼み事故を起こした。父親はそれ以来歩くことも話すこともできなくなってしまったのだ。自分のせいで父が障害者になったのに、自分だけ歩けるようになりたいとはロックは思わないのだろう。そんなロックに、ジャックはいう。自分を罰しても過去は戻らない、君を助けられる、信じてほしいというジャック。失礼するよといいながら、ロックはジャックの言葉に不思議な表情を浮かべるのだった。

ロックと父親の関係は、それまでの世界とは逆だった。もっとも父親には、ロックに申し訳ないという気持ちはなかっただろうけれど。この世界では、ロックがジャックの「候補者」。脚本家のこだわりなのね(^^)。ジャックとロックは、いつ島の記憶が戻るのかな?

<島>
ジャックが気がつくと、そこはハイドラ島。サイードがカヌーで連れてきたのだ。黒ロックがやってきて檻に入れられたソーヤーたちを救出するという。ジャックは、黒ロックに自分は島からでないと宣言するも、島から出たがっているソーヤーたちの救出は手伝うことに。黒ロックはあの煙でウィドモアの部下たちを襲い、ジャックが檻を開ける。皆は、そこからアジラ航空機の場所へ向かう。

飛行機のそばに着くと、黒ロックが先に来ていて飛行機には爆弾があった、まだほかにもあるかもしれないし危険なので潜水艇で脱出しようという。今度は潜水艇に向かうが、ソーヤーはジャックに黒ロックを桟橋から落とせと指示。潜水艇にはソーヤーとフランクたちが先に乗り込んだが、見張っていたウィドモアの部下たちの銃撃でケイトが負傷してしまう。ジャックは黒ロックを海に落とし、クレアは乗り遅れてしまう。自分を乗せずに出航してしまった潜水艇に驚くクレアに黒ロックはいうのだった。乗らないほうがいいと。

艇内に入ったジャックは、ケイトを治療するために自分のリュックを開けて驚く。あの時限爆弾が入っていたのだ。それを見てジャックはひらめいた。黒ロックは皆を一か所に集めて殺すつもりだった。皆が死なないと黒ロックは島から出られない。直接手を下さないのは、それが黒ロックには許されないことだからだ。だから爆弾を解除せずに何もしなければ、何も起こらない。大丈夫だ、信じてくれというが、ソーヤーはそんな考えを信じることができない。ソーヤーが線を抜くと一瞬時間はとまった。しかしまたカウントダウンが始まった。

意を決したサイードは、本島の井戸にデズモンドがいる、黒ロックが殺せといったから彼は重要だ、次はジャックが狙われているというと、爆弾をつかんで駆け出した。そして、爆音が響き衝撃で中には水が入ってきた。サンは機械にはさまれてしまう。ジャックは怪我をしているケイトをハーリーに頼み上がるように指示。機械をどかそうとするが今度はソーヤーが頭をぶつける。ジンは、ジャックにソーヤーを連れてでていくようにいい、自分はサンと残ることを決意。サンは必死にジンに逃げるようにいうが、二度と離れないというジン。水の中で二人はしっかりと手をつなぐのだった。

ビーチに戻ったハーリー、ケイト、ソーヤー、ジャック。サイード、ジン、サンを失ったことを知って泣くハーリー。ジャックも海に向かって涙を流すのだった。

潜水艇が沈んだという黒ロックに、クレアは皆死んだのかと聞くと黒ロックは、皆じゃない、片をつけるというのだった。黒ロックは見なくともわかるらしい。

黒ロックが皆一緒じゃないと脱出できないといっていたのは、ウソだった。皆が死なないと自分が脱出できないということだった。
サイードに良心が残っていたということは、クレアも元に戻ることができるのかな。
サイードとサンは死ぬために戻ってきたようなもの。ジンは子どもに会うより、サンと死ぬことを選んだわけだ。それも愛の形っていうことかな。
しかし、黒煙が人を襲うたびにガッカリ度が増してくるなぁ…
黒ロックは昔生まれて島から出てないわりには、爆弾の知識があるんだね!
by mint-de | 2010-10-25 15:27 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「ルイーサ」

「ルイーサ」 (2008年 アルゼンチン・スペイン映画 監督ゴンサロ・カルサーダ) 

人並みの人生とはどの程度をいうのかはわからないけれど、苦労したり悲しい出来事があったとしても、並みの人生だといえる人もいれば、不幸の連続で、陰鬱な日々を送らざるをえない人もいる。
ルイーサは、後者の女性だ。
ブエノスアイレスのアパートで一人孤独に暮らすルイーサは、夫と娘を随分昔に亡くし、今は猫のティノがたった一人(匹)の「家族」だ。
毎日バスで霊園の事務の仕事場にいき、ほかにも女優のクリスタルの世話係という仕事をしている。時折、幸せだった家族の夢を見つつ、規則正しい生活をしていた。
ところがある日、愛するティノが死んでしまった。
そして悲しむルイーサに、さらに追い討ちをかけるような事態が起きてしまう。
霊園の社長が近代化を理由に若い娘を雇い、ルイーサは解雇されてしまったのだ。
女優のクリスタルも引退して田舎に引っ込むことになったので、その仕事もなくなってしまう。
社長は退職金もだしてくれない。
せめてティノの火葬の費用だけでも捻出したいと思うルイーサだが、お金がない。
そこでルイーサは、初めて乗った地下鉄で見た光景から「あること」を思いつく。
人にお金を恵んでもらうのは、窮余の策とも最低の手段ともいえる。
ルイーサは、足が不自由なふりや目が見えないふりをして、人からお金をもらうことにしたのだ。
本当に足が不自由なオラシオは、そんなルイーサをたしなめる。
アパートの管理人のホセは、ルイーサを心配しているのに、社交的でないルイーサは本当のことをいえないでいる。オラシオやホセに心を開き、ある方法でティノの火葬を済ませたルイーサは、遺灰を埋めながらつぶやく。
夫や娘といた日々は過去のこと。自分はちゃんと生きていかなければ。
たとえお金がなくとも、心配したり見守ってくれる人がいるのはとても幸せなこと。
ラストの「元気?」と聞くギターの音色が、ずっと殻に閉じこもっていたルイーサの明るい今後を予感させる。
逆境にもめげずに生きていくには、「元気」と「仲間」と「少々のお金」があればなんとかなるのかもしれない。
by mint-de | 2010-10-21 15:35 | シネマ(ま~わ) | Trackback

ホワイトアスパラ

スーパーでホワイトアスパラが安かったので買ってきた。
缶詰では食べたことがあるけれど、生はあまりない。
皮むきで表面を薄くむき、5分くらいゆでてそのまま少しおいたほうがおいしくなると載っていたので、そうして食べてみる。
サクサクしていて、缶詰の触ったら折れてしまうようなグジュグジュしたものとは大違い。
グリーンよりはサッパリしていて、とてもおいしい。
産地は、なんとペルーだった!
随分遠くからやってきたのだなあと思うと、ちょっぴり異国の香りが(においはないけれど^^;)
ほんの数本を食べただけだけれど、なんだかぜいたくなものを食べたような気がするのは、ペルーからはるばる運ばれてきたと思うからかも。


夏からずっと咲き続けているランタナ
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by mint-de | 2010-10-19 19:32 | 木陰日和

「LOST」 第116話(6-13)

「合流」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
ひき逃げされたロックは救急車で病院へ。ロックが病院に着いたとき、レストランで流れ弾が当たったサンも運ばれてきた。サンは、ロックを見ると「あの人だ」といって脅えた様子を見せる。
警察署では、ソーヤーに調べられるケイト。ソーヤーは、ケイトが放火や殺人を犯したようには見えないといい、空港で会って今度は車をぶつけられるなんてと友好的な態度を示すが、ケイトは空港で手錠姿の自分を見逃したのは、ソーヤーがオーストラリアに行ったことを知られたくなかったからだろうと素っ気ない。そこへマイルズがやってきて、キーミーたちがレストランで殺された、犯人(サイード)は監視カメラに映っていると知らせにくる。
サイードは、ナディアのところへ戻り、もう心配ないといって逃げようとしたが、マイルズとソーヤーがやってきて逮捕されてしまう。

クレアは、養子斡旋の事務所へいこうとするが、そこへデズモンドが現れる。デズモンドは空港で会っただけなのに、クレアに斡旋の話には代理人がいたほうがいいといって、知り合いの弁護士のところへ連れていく。弁護士はイラーナ。イラーナはクレアの名を聞き、クレアが捜していた女性だったことに驚く。
ジャックは、息子を連れて父の遺産の件でイラーナの事務所へ行き、そこでクレアを紹介される。クレアが父の娘と知り困惑するジャック。そのとき、病院から緊急手術の電話が入る。病院に駆けつけたジャックは、手術台の男の顔を見て驚いた。それは空港で会った車いすの男だった。

デズモンド大忙し! クレアにイラーナを紹介したのは強引すぎるけれど、最終回に向けてしょうがないか(笑)
今後は、病院と警察署に皆が集まってきそう。

<島>
黒ロックと話そうとしたのはハーリーだったが、黒ロックは、ジャックと話がしたかった。二人きりになると、黒ロックは、ジェイコブの死によってずっととらわれていた島から解放されたのだから、皆そろって島から脱出しようとジャックにいう。ジャックは、ロックは島を信じ島から去るのをとめていたと反論。そしてジャックは、島で見かけた父が黒ロックだったことを知る。

二人が皆の所へ戻ると、突然ゾーイがやってきた。奪ったものを返せといい、返さなかったらこうなるといって近くを爆破させて帰っていく。黒ロックは急いでハイドラ島へ向かうことに。サイードにデズモンドの始末を命じ、ソーヤーには先にヨットの係留場所へ行くよう指示。
ソーヤーはケイトを連れていくことにして、ヨットには、ジャック、ハーリー、サン、フランクを乗せてその後潜水艇で島を出る計画を実行することに。そのことをこっそりジャックに伝える。

サイードは、井戸に落とされたデズモンドに銃を向ける。見返りは何だと聞くデズモンド。死んでしまった愛する女に再会できたとしても、どうやって会うことができたか説明できるのかとサイードに問うデズモンド。

皆と歩いていた黒ロックは、なかなか戻ってこないサイードを見に行くため、列を抜ける。そのすきにジャックたちは抜け出し、ソーヤーとケイトが待つヨットの場所へ。

サイードを見つけた黒ロックが遅かったなというと、丸腰の男を撃ったのだから心の整理が必要だったと答えるサイード。

ジャックたちはヨットの場所へ着いた。しかし、つけて来たクレアに銃を向けられる。ロックが怒るというクレアに、ケイトは昔のロックじゃないといい、一緒に帰ろうと誘う。アーロンはクレアが育てるべきだというケイトの言葉に、クレアは銃を下ろした。
ヨットでハイドラ島に向かいながら、ソーヤーは、舳先に座るジャックに声をかける。ジャックが人の命令に従ったのは意外だったというソーヤーに、ジャックは島を出るのは間違いなのではないかといいだす。島をでてから体の一部を失ったような気がした。島はわれわれを必要としている。出て行こうという黒ロックにとっては、われわれが残ることで困るはずだと。それを聞いたソーヤーは、ヨットから降りろという。ジャックは海に飛び込んだ。

ハイドラ島に着くと、ゾーイたちが銃を向けてお出迎え。その後ろにはジンが。サンは3年ぶりに夫と会うことができた!そして声も戻った。しかし、幸福な時間はちょっとだけ。ボスからの連絡を受けたゾーイは、銃を構え全員ひざまずけと命令。ウィドモアとソーヤーの取引はなしになった。

ビーチに戻ったジャックを迎えた黒ロック。そこに爆弾が投げ込まれる。黒ロックはジャックを抱え移動すると、大丈夫だというのだった。

クレアは元のクレアに戻れるのだろうか? 
サイードはデズモンドを殺さなかったような気がする。ダークなままのサイードだったら、「心の整理」なんて言葉はでないはず。
島から出ることばかり考えていたジャックだけれど、ここにきて自分の使命に気付いたようだ。
by mint-de | 2010-10-18 15:50 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「女検察官アナベス・チェイス」 第10話

「血塗られたバット」

少年野球チームでプレーする少年が、試合に負けた相手チームの少年をバットで殴り殺してしまった。スティーヴは殺人罪で起訴すべきだというが、アナベスは暴行で4年が相当だと考える。
アナベスは、二人の意見の中間をとり8年で話をすすめようとするが、犯人の少年サムの父親は取引はしないと主張。サムは殺すつもりはなかったのだから、こんな子どもを刑務所なんかに入れるのは間違っているといい、裁判で無罪に持ち込もうと考えたようだった。

アナベスは、サムになぜ被害者のベンを殴ったか聞いても、サムは負けてキレただけ、自分が悪いというばかりで真実が見えてこないので、証言を集めようとする。しかし、サムの母親に同情してなかなか証言が得られない。そこで、アナベスは子どもの試合だったら親がビデオで撮影しているはずだと考え、親たちからビデオを借り、そこから当日の様子を探ることに。

その中から、意外なシーンがでてきた。事件の直前に、チームの監督がサムに怒りながらバットを渡していたのだ。その監督は、ピッチャーだった少年に、ベンに打たれないようにするため球を当てろといっていたことや、過去にもチームに属していた少年が暴行で有罪になっていたことが判明する。

裁判でアナベスは、サムの弁護人に被告の弁護をするのかと驚かれながら、証人である監督の暴行教唆の罪を暴いていく。自分の立場を越えて、事実を検証しようとするアナベスの態度は立派。裁判の後で、サムと父親は少年刑務所で8年過ごすことに同意した。

少年野球なのに、勝つことにこだわりすぎた監督。試合で勝負するのに、負けた悔しさをバットで殴って晴らせといったのかどうかはわからないけれど、少年たちを追い込んだのは事実。
14歳くらいだったら、監督の考えが行き過ぎだと判断できるだろうから、サムの行為はやはり理解に苦しむけれど、突然キレてしまう子というか人って、結構いる。加害者の家族も混乱するだろうね。こういう被害者、加害者、その家族も、とてもつらいだろうなと思った。

審判をやっていた人が、昔は純粋に野球を楽しんでいたという言葉が印象的だった。今は奨学金や契約のためにやっているからと。確かにそういう面もあるだろう。アナベスの夫が父親とキャッチボールしたのを懐かしんでいたように、相手とのコミュニケーションやプレーすることの喜びは、今の少年野球にはないのかもしれない。

モリーンの妹キャシーが万引きで逮捕された。心に問題を抱えているらしい。保護観察と奉仕活動ですんだものの、その後すぐにモリーンの財布からお金を盗んでいた。優しそうな夫もいるのに、なぜなんだろう?
by mint-de | 2010-10-15 15:07 | 海外ドラマ(A~G) | Trackback

生還

チリの鉱山事故で地下に閉じ込められていた作業員たちは、皆、無事に救出された。
昨日はきれいだった救出用のカプセルが、今朝のニュースで見たときは、かなり汚れが目立っていた。専門家の方が救出中に何らかの事故が起こることもあるというようなことをいわれていたので、最後の人と救出を手伝った人たちが無事に地上に出るまで心配だった。
救出作業員の最後の人は、たった一人であの地下に何分間か残ったことになる。どんな気持ちになっただろう?

それにしても、69日間もああいう場所でよく耐えることができたと、感心するばかり。
精神力、仲間、地上にでるという希望。いろんな思いが、生き抜くという強い力になったのだろう。
最初のころの救出の可能性はたった2パーセントだったらしい。その数字からこのような結果をうんだのだから、素晴らしいの一言だ。
この鉱山は事故も多かったという。今後は閉鎖されるそうだが、昔の炭鉱事故を思い出すと、無事の生還は、本当に喜ばしいことだ。
そして、思う。
危険と隣り合わせの資源の採掘。はたしてどれだけ人間にとって必要なのかと…
by mint-de | 2010-10-14 14:57 | 社会畑

「LOST」 第115話(6-12)

「ヒューゴの導き」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
ハーリー(ヒューゴ)は、チキンの店を世界展開しつつ慈善活動も積極的にやっていて、寄付をした自然史博物館からは「今年の顔」に選ばれる(授賞式の司会がマイルズの父のチャン博士)。社会的には立派な息子でも女性とは縁遠いことを心配した母親は、ある女性とのデートを計画。ハーリーがお店で待っていると、相手はなかなか現れなかったが、一人の女性が声をかけてくる。

ハーリーは会った覚えがないのに、リビーと名乗るその女性はハーリーの手を握り、以前会った、心が通じあう運命の人の存在を信じるかと聞くのだった。ハーリーは、リビーが精神病院の患者だったことから、彼女の言葉を信じる気にはなれなかったが、なぜか彼女のことが気になるのだった。あるとき、ハーリーが自分の店に入り席に座っていると、デズモンドが話しかけてきた。デズモンドは、同じ便に乗っていたといい、ハーリーが頭のおかしな女性の話をすると、気になるのだったら確かめたほうがいいいと会うことをすすめる。

ハーリーは、最初はリビーの病状から面会できないと断られたが、10万ドルを寄付することにしたらOKがでた。なんて高い面会料金!(^^)
リビーはハーリーに話し始める。チキンのCMを見ていたら思い出した、今の人生とは違う人生の話。飛行機が墜落して島にいた、お互いに好きだったと。そして、ハーリーもこの病院にいたことがあるというのだった。ハーリーにはまったく覚えがなかったが、女性と話すのが怖かった自分がリビーとなら話せたことから、彼女にデートを申し込む。

ビーチにいったリビーは懐かしい気がするといい、ハーリーにキスをする。その瞬間、ハーリーは以前こうしてリビーと会っていたことを思い出した。その様子を車の中から見ていたデズモンドは、今度はベンとロックが勤める学校へ向かう。デズモンドは、車いすで移動中のロックを見ると、車をぶつけて逃げてしまった。なぜ?

デズモンドは、815便の乗客たちに、島での記憶を思い出させるために行動しているのだろうけれど、ロックさんへの対応は乱暴すぎ!
ハーリーとリビーの再会はうれしいな。愛する者同士でしか思い出せないというのが、製作側のこだわりらしい。愛する人がいない場合、たとえばフランクはどうなるんだろう?

<島・ハーリー>
ハーリーがリビーの墓の前にいると、あのささやき声が聞こえてくる。現れたのはマイケル。飛行機を爆破したら皆が死ぬことになるので、止めにきたという。リビーを殺されたハーリーには、マイケルのいうことを信じる気にはなれない。しかし、爆破用のダイナマイトをとってきたイラーナが、そのダイナマイトで皆の目の前で爆死してしまったことから、ハーリーは考えを改める。

アジラ航空機の爆破にこだわっているリチャードは、またダイナマイトを持ち出そうと皆を連れてブラックロック号へ。ハーリーは爆破をやめさせるために強硬手段にでる。先回りして、船のダイナマイトを爆発させてしまったのだ。怒ったリチャードは、ダイナマイトがあるダーマの宿舎へ向かうといい、ベンとマイルズがついていく。ハーリーは黒ロックと話してみるといい、ジャック、ケイト、サン、フランクがついていくことに。

ハーリーは、本当はジェイコブからの指示ではないと話すが、ジャックは、今まで自分の考えにこだわってきたけれど、人に任せるべきときもあるとわかったといい、ハーリーの考えに従うという。ハーリーは、またささやき声を耳にする。マイケルは、リビーを殺したことを謝り、ささやく声は島に閉じ込められた罪を犯した死人のものだという。

黒ロックは、サイードが連れてきたデズモンドと話す。デズモンドは、黒ロックを以前のロックと思っているようで(芝居?)、一緒に古い井戸へ。ハイドラ島で電磁気を照射されたというデズモンドに、黒ロックは、この井戸は磁石がぐるぐる回る原因を探るために、古い時代に作られたものだと話す。そしていきなりデズモンドを井戸に突き落とした!

黒ロックは、最初からウィドモアが連れてきたデズモンドを始末する気だったようだ。悟った人のようにふるまっていたデズモンドは、このことを理解していなかったのだろうか?

黒ロックたちのキャンプに着いたハーリーたち。ハーリーは黒ロックに、穏便に話し合いたいといい、黒ロックも同意したようだが、果たして結果はいかに?
by mint-de | 2010-10-12 15:27 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback