碧草の風

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「しあわせのパン」

なつかしい洞爺湖が舞台になっているということで、楽しみにしていた映画。
洞爺湖の風景を期待していた身には、湖が一方向からしか描かれていないのでちょっと物足りなかった。
観光PRの映画じゃないのでこんなことをいうのはおかしいけれどね。
映画のカフェは、実際にあるんだね。法事で帰ったときはぜひ訪れてみたいな。
お店の雰囲気も、湖の眺めもとてもよかった。

映画はメルヘンチック。絵本の世界そのままの原田知世の雰囲気と衣装。
若い夫婦が営むカフェマーニ。そこにやってきたちょっぴり不幸せな客たちが、夫婦や常連客と触れ合い、おいしいパンとコーヒーを飲んで、また少し元気になっていく。
太陽に照らされた月がその光で夜の闇を明るくするように、人も誰かを支えたり支えられたりして生きている。メッセージはよくわかる。
でも、悩む姿が割愛されていて、起承転結の始めと終わりだけを語られているような気がする。上澄みを飲まされている感じというか。パンがおいしそうで、見終わったあと、無性にパンは食べたくなったよ(^^)
by mint-de | 2012-01-31 14:29 | シネマ(あ~そ)

お天道様

寒い毎日。
こんなに寒いと、太陽のぬくもりが本当にありがたく感じられる。
朝、冷たい手で玄関を掃いていたら、次第に日が差してきて、その暖かさに感謝したくなった。
マイワンコも寒さに体を蛇のように丸めているけれど、日が差してくると、ゆったり足をのばしてゴロンとしている。頭をなでるととっても暖かくなっている。
太陽を、お天道様とかお日様とか様をつけて呼ぶのも、太陽をありがたく思っているからなのだろうな。
お天道様、早く暖かい季節にしてください。
by mint-de | 2012-01-30 15:53 | 木陰日和

スポーツ少年

休日に公園をウォーキングしていると、平日とは違う光景を目にすることになる。
なかでも感心するのは、懸命に練習しているスポーツ少年たち。
こんなに寒くとも、サッカーボールをけったり走ったり、コーチの指示を真剣に聞いている少年たち。
家でのんびりテレビやゲームを楽しんでいる子どももいる休日。
こんな風に体を動かしている子どもたちは、精神的に鍛えられるだろうなあ。
歩いている私の後ろから、ハアハアという子どもたちの息づかいが聞こえてくる。
冷たい風が吹く冬の日。
少年たちのがんばる姿に元気をもらう。
by mint-de | 2012-01-29 15:08 | 木陰日和

寒い日々

寒い毎日だ。
先日降った雪がまだ残っている所があって、そこがツルツルすべるので慎重に歩いている。
歩きながら、雪の多い地方は大変だなあと思う。
東京地方はちょっと積もって、雪で滑って転んだ人がいっぱいいたとニュースになっていた。
それを聞きながら、そんなニュースをトップから2番目くらいに入れるなんて恥ずかしくないのかと思った。
ローカルニュースのネタじゃないの?
ニュースの公正さというものを考えてしまう。

年が明けたと思っていたら、来週はもう2月だ。
早く暖かい季節になってほしいな。
庭の土をじっと見ていると、いろんな芽がでてきている。
こんなに寒くても、植物はせっせと命をつむいでいるのだな。
by mint-de | 2012-01-27 15:42 | 木陰日和

犬の幸せ

一昨日のNHKBSプレミアム「旅のチカラ」で、ドイツの犬事情を知って驚いた。
「犬の幸せって何だろう」と題し、浅田美代子さんが犬の殺処分ゼロの国ドイツを訪れた。
浅田さんは、自らもずっと犬を飼っていて、殺処分に反対する活動に関わっている。自分は犬に癒やされているけれど、犬は果たして幸せなのだろうかと考えることがあるという。
ドイツでは、ティアハイムという飼い主のいない犬を収容している施設が国内に何か所かあり、すべて寄付金で運営されている。一頭の部屋が6畳くらいもありそうな広さで、リハビリセンターまである。
ドイツでは飼い主は犬税を年1万5000円払い、ほとんどの犬がドッグスクールに通い、電車にも子ども料金で乗れる。レストランに入ることもでき、しつけがしっかりしている犬はリードなしで散歩もできる。
虐待されている犬は、飼い主から取り上げこのティアハイムが引き取る。
ドイツにはペットショップがないので、犬を飼うにはブリーダーかこのティアハイムで探すことになる。
番組を見ていて「へぇ~」と驚くばかり。ここまで徹底して犬と暮らしているなんて、すごいと思う。
ドイツでは、犬は人間のパートナーという意識が強いのだろう。
そして、犬をしつけることも大事なことだと思った。ドッグスクールは犬だけでなく、飼い主も勉強する場なのだ。
どんな環境が犬にとって幸せなのかはわからないけれど、殺処分のないドイツが日本よりも生きやすいことは確かだ。
by mint-de | 2012-01-26 11:54 | 観て☆聴いて☆読んで

『空白の五マイル』

『空白の五マイル』 (角幡唯介 集英社)

ミステリのような味わいもあり、面白い冒険の記録だった。
著者は大学の探検部に所属していたとき、チベットの探検史を読んで、謎に満ちたツアンポー川のことを知る。ツアンポー川はアジア有数の大河で、昔はヒマラヤの山に挟まれた峡谷の大屈曲部が山に消えてしまうため、川の全容がつかめないでいた。
探険家たちによって解明されてはきたが、地理的にあまりにも険しく、まだ踏破されていない部分がある。そして大滝が存在するするかもしれないという伝説。
探検がしたいと渇望していた著者は、このツアンポー峡谷の謎に魅せられ、ここを探検することが人生の目的になった。
この本は、大学を卒業してから単独で人跡未踏の五マイルを踏破した記録と、その6年後に会社を辞めてまたでかけた、目的を果たせなかった冒険の記録でもある。
著者は、「命の危険があるからこそ冒険に意味がある」と語る。何度も死にそうな目にあいながら、生きるか死ぬかという瀬戸際に、生きる意味がわかるような気がするという。
私は、そこまでして生きる意味を求めようとは思わないけれど、未知のものを見たい知りたいという気持ちが、死をも恐れない好奇心となってその人を突き動かし、実際に行動してしまう人には、淡い憧れがある。
自らの考えと行動がすべて。誰にも頼れない場所で懸命に道を探し、死なないために歩き続ける。
とても悲壮だけれど、高貴な人間の姿にも思える。
もっとも、単独といっても現地の人の協力があったのとない場合で、ずいぶん違った結果になった。すべてを一人でやり遂げるというのは、難しいことなのだろう。
あえて危険な場所に挑む冒険の記録は読んでいて面白いが、くれぐれも命を大切にして行動していただきたいと思う。
by mint-de | 2012-01-24 14:31 | 私の本棚 | Trackback

思いがけないお金

銀行から定額が満期になるというお知らせハガキがきた。
金額を見て「?」
思い当たらないので、古い貯金通帳をひっぱりだした。
昔の郵政省の通帳で、もう全部貯金を使ってしまったと思っていた中に、一件だけ生き残っていた。
自分のお金なのに、なんだか宝くじに当たったような喜びを感じるのはなぜ?(笑)
あると思っているお金と、あることを知らなかったお金。
少ない金額ながら得をした気分になる自分がおかしい。

思いがけないお金ということで、額は桁違いながら、「ミレニアム」シリーズの作者スティーグ・ラーソンの遺産をめぐる話を思い出した。
急死したスティーグの印税はすべて、32年間も生活を共にしたエヴァ・ガブリエルソンには渡らずに、父と弟が受け取ることになったという。
結婚届を出していなかったとはいえ、父親は彼女が息子にとってどういう人かわかっていたはず。それにスティーグは9歳まで祖父母に育てられ、弟とはあまり親しくはなかったという。
エヴァは『ミレニアムと私』という本の中で、弟から、形だけ父と結婚すれば遺産を相続できるだろうといわれたと書いている。あれだけの本を書いた人の弟って、こういうレベルの人だったのかと、私はガッカリした。
スティーグ・ラーソンと肉親を同じように考えるのは間違っているけれど、本の価値までおとしめられた気がする。
本は世界中で売れているから、印税は莫大な金額だ。3人で分けたって十分すぎるだろうと思うけれどねえ。自分たちが稼いだお金でもないのにねえ。
まったくの他人事ながら、この話を思い出すと不快になるのだった。
by mint-de | 2012-01-22 15:18 | 木陰日和

『真鍮の評決』

『真鍮の評決』 (マイクル・コナリー 古沢嘉通訳 講談社文庫)

弁護士ミッキー・ハラー・シリーズの2作目。
前作のハラー弁護士にはボッシュ刑事のような魅力を感じず、内容そのものにもあまり感情移入できなかったが、今回は、ハラーがこういう人なんだと割り切ることができ、加えてボッシュがゲスト出演していることもあって、前作より面白く読むことができた。
怪我がもとで休業していたハラーが復帰して取り組むことになったのは、世間から注目を浴びていた映画会社のオーナーが被告の事件。ハラーと親しかった弁護士の事件だったが、その弁護士が殺害されたことからハラーに仕事が回ってきたのだ。
オーナーは妻と愛人を殺したとして起訴されていたが一貫して否認している。オーナーは犯人ではないのか、弁護士を殺害したのは誰なのかという謎と、裁判制度への疑問も浮かび上がらせる展開。
日本でも裁判員制度が始まったが、日本の場合は、裁判員候補者と面接するのは裁判長だけらしいが、アメリカの陪審員は、裁判官のほか検察官、弁護士も同席して、それぞれ自分たちにとって不利な判断をしそうな人を何人か除外できるという。
人を裁くには、まず裁く人を選択しなければならない。そこからもう裁判は始まっているのだ。すべては陪審員の気持ち次第という裁判。弁護士も検察官も陪審員の心証をよくすることに懸命になる。
弁護士は被告人の利益だけを考える。ハラーは金のために。でも、「悪い人たちを助けている」という娘の言葉が、ハラーの胸に突き刺さる。
結果的には、ハラーの行動が罪を犯した者に相応の報いを受けさせることになる。
「真鍮の評決」とは自警行為の殺人をいうのだそう。
罪を犯しても裁判で無罪になった者に対しては、被害者側からすると真鍮の評決をしたくなるかもしれない。人が人を裁くということは、本当に難しいことだと思う。
by mint-de | 2012-01-21 14:31 | 私の本棚 | Trackback

石も嘆いてます

二本松市の賃貸マンションに使われたコンクリートから高い放射線量が計測されたという。
業者の方が「放射能の知識がなかった」といっていたけれど、土が問題になっていたのに石は大丈夫とどうして思えたのだろう?
管轄する役所の対応もお粗末。「どうしたらいい?」とただ右から左へ疑問を投げかけただけ。
本当に心配なら、必死に何とかしようと思うはず。結局、汚染された石は、あちこちで使われてしまった。
こんな対応では、これから先が本当に心配だ。
役所って何のためにあるんだろう? ガッカリすることのほうが多いな。
by mint-de | 2012-01-18 15:19 | 社会畑

犬ぞりレース

昨日の夜、BSプレミアムで放送されたアラスカの犬ぞりレース「ユーコンクエスト」を見た。
アラスカの厳冬の大地を10日間かけて走る1600キロのレースだ。
一人の人間と14匹の犬たちの過酷な冒険。
なんでそこまでするかなあ、犬が可哀想だなあと思ってしまうけれど、現地ではそりをかる人たちは「マッシャー」と呼ばれ、メジャーリーガー並みの人気があるのだそう。アラスカならではの楽しみなのかもしれない。
犬って走るのが好きなんだとは思う。でもそれを強制されて走るわけで。
怪我をした犬は、途中でヘリで連れ戻され、7匹まで減ってもいいという。
疲れきった犬の様子を見ていると、そのレースに意味はあるのかなどと複雑な気持ちになる。
でも、以前、北極圏の地域ではパトロールするには犬ぞりが最適だと新聞で読んだ記憶がある。
犬ぞりは、雪や氷の大地では人間にとって大切な移動手段なのだ。
そのためには、こうしたレースも犬ぞりの訓練としての価値があるのかもしれない。
雪の原野を犬たちがひたすら走る光景は、雄大な自然の眺めのように美しい。
人間のために懸命に走る姿も感動的だ。
犬って、いろいろと人間の役に立つ動物だね。
by mint-de | 2012-01-17 15:46 | 観て☆聴いて☆読んで