碧草の風

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秋晴れ

台風が去り、さわやかな秋晴れの日。
こんなにいいお天気なのに、ほんの2日前はものすごい台風だったのだ。
被害に遭われた方々は本当にお気の毒です。
竜巻、台風、洪水、昔はこんなに災害があったかなと考えてしまうくらい、最近は、災害が多い気がする。
我々が住む地球、大丈夫なのかな?

大丈夫じゃなくて心配な、東電福島第一原発。
やっていることが後手後手で、今まで何をしてきたのですかと問いたい。
でも、現場で働いている人たちは懸命に作業しているのだろうね。
仕事として命じられたら、あそこで働かなくちゃならない。
防護服を着ていても心配だろう。
実際に作業している方たちには、感謝です。

また出てきた学校の体罰問題。
夫は、13回だかビンタした動画を見たらしい。
とても嫌な気持ちになったといっていた。
でも驚いたのは、高校側の説明会では顧問の教師を擁護する意見が多かったとか。
実際にぶたれた子の親はそうは思っていないだろうけれど、自分の子どもがぶたれても、うちの子が悪いのですからどうぞ気のすむまでぶってくださいという意思表示なのだろうね。
そういう親は、自分も子どもをぶってもいいと思っているのだろうね。
私には、理解できないな。

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by mint-de | 2013-09-18 15:36 | 木陰日和

『小さいおうち』

『小さいおうち』 (中島京子 文春文庫)

昭和5年、山形から女中奉公のために東京にやってきたタキは、2度目の奉公先で若く美しい奥様、時子に出会う。
この本は、晩年のタキが、赤い三角屋根の洋館で暮らした時子たち家族との日々を回想する形で進み、回想記をたまたま読んだタキの甥の健史が、現代から戦前・戦中を見て、茶々を入れるという構成になっている。

私は、昭和のあの時代は、戦争の暗い影を背後に感じてしまい、あの時代を描いているということだけで、妙に哀しい雰囲気を感じてしまう。でも、あの時代を生きていた人々には、それなりの楽しみがあり、おいしいものを食べたりして、それなりに穏やかで幸せな日々を生きていたのだと、当たり前のことかもしれないけれど、後の時代を生きた人間が感じる世界と、その時代を生きた人々の思いとは、微妙に違うものなのだと、この本を読んで、あらためて気付かされた。

そして、感心したのは、作者の調査力!
ものすごい量の資料を調べたのだと思う。当時の行事や出来事などを、日常のなかにさりげなく散りばめていて、とてもリアルに感じた。1936年のベルリン・オリンピックの開幕時に、次回は東京と決められていたなんて知らなかった。タキのご主人の会社の玩具が売れるかもと期待したり、冬季オリンピックと東京オリンピックの違いに気づくまでの会話に笑わされたり、ほのかにユーモアもある。

タキが慕っていた時子の恋と、タキの思い。小さいおうちに秘められた謎。
「小さいおうち」のようにささやかだけれど、その中にあった幸せなひととき。
タキの回想のあとに、健史が登場するが、彼が時子の息子に会いに行くシーンがあるからこそ、タキと時子の姿がより印象的になったのだと思う。

山田洋次監督が映画化し、来年の1月に公開されるという。映画も楽しみだ。
by mint-de | 2013-09-13 16:17 | 私の本棚 | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 第10話

シーズン最終話。
国会の開会前の世論調査で、労働党が票を伸ばしていた。その勢いに乗じて、労働党は主要ポストである財務大臣の椅子を譲れという。
財務大臣のベントは、ずっとビアギッテを支えてくれた人物。でも、今は過去の女性関係がもとでゴシップネタになっていた。重要な予算案を可決するためにも、労働党の協力は必要だ。ビアギッテは、非情の決断をする。ベントを財務大臣から降ろすことにしたのだ。

そして、ビアギッテの私生活もマスコミに注目されていた。
夫との不仲説を一蹴するために、テレビの密着取材に応じることにしたビアギッテ。カスパーが苦労して、TV1の取材映像から仲のよい夫婦を演出させようとしたが、それは無駄に終わった。
フィリップが、ウソの生活には耐えられない、離婚したいといいだしたのだ。了解するビアギッテ。

国会が開幕する。カスパーが考えに考えて作ったスピーチを、力強く演説するビアギッテ。

結局、ビアギッテは首相らしくなってきたということかな?
仕事の面では、もっとも信頼をおくベントを切り、私生活では首相としての立場を優先させて、夫を犠牲にしたということで。私より公の立場の人になったということ? 
フィリップも、妻を大事に思っていたら、妻のために仕事を辞めるといえたはず。でも、そうしたくなかったということは、妻に対する思いがやはり足りなかったのかもしれない。ビアギッテも、すぐに別の女性に走ったフィリップに対しては、かなり失望してしまったのかも。最初の頃のフィリップは理想的なダンナ様だっただけに、この展開は残念。

カトリーネは、カスパーのおかげで仕事に復帰できたものの、カスパーや上司のやり方に納得できず、局を辞めることに。彼女は、フリーになったほうが仕事がやりやすいかもしれない。
by mint-de | 2013-09-12 14:40 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback

『先生!』

『先生!』 (池上 彰編 岩波新書)

いろんな批判にさらされている今の教育現場。そこで働いている先生について、さまざまな分野で活躍している人たちが、意見や思い出を語っている。
「先生」という言葉から、こんなにもいろんな話がでてくるのかと、その多様さに驚き、短いエッセーながら感動的な話もあった。印象深い先生に出会った人もいれば、文字通り反面教師としての先生がいたり、生徒も先生もさまざま。
私自身は、いい先生に出会ったという思い出はなく、先生に期待することもなかったので、保護者がこういうことも教えてくれとか、何でも先生に頼る親を見ていると、とても違和感を覚えたものだ。自分の子どもを教えるのは、まずは親なのだという自覚をもってほしいもの。
太田光さんがいっているように、学校は勉強を学ぶ場であるのに、生活指導とかほかのこともやらされる先生は、仕事が多すぎなのではないだろうか。
本書の鈴木翔さんによると、2011年に「心の病」を理由に休職した教員は5274人もいたのだそう。先生も大変だと思う。
本書で印象に残ったのは、戦争の影響で義務教育が受けられなかった人たちが学ぶ「80歳を超えた中学生」、少年刑務所で詩を教える「詩が開いた心の扉」、~正当に「憤る」こと、「問い」続けること、「NO」と言えること~と力強い言葉で綴る若い安田菜津紀さんの「抗う」こと、など。
この本を読んで思うのは、生徒の気持ちにどれだけ寄りそえるかが、先生にとっては大事なことだという気がする。
by mint-de | 2013-09-08 15:22 | 私の本棚 | Trackback

コペンハーゲン/首相の決断 第9話

防衛省が新たに購入を決めた戦闘機があまりにも高額だったため、ビアギッテは異議を唱える。しかし、専門の部署が決定したことに首を突っ込んでも大臣たちがやりづらいだけだと忠告され、その件は了承することに。
しかし、戦闘機を作った会社から防衛大臣が接待やら高価なプレゼントをもらっていたことが判明。おまけに、その戦闘機の部品の一部は、フィリップが仕事をすることになっていた会社が作っていた。ビアギッテは、マスコミから攻撃を受ける前に、フィリップに仕事をやめてもらうように頼む。
納得のいかないフィリップは、TV1のインタビューで、夫の方からやめるといってきたと嘘をつくビアギッテの発言に堪忍袋の緒が切れ、家を出ることを決意する。

カトリーネは、ビアギッテにプライベートな質問はしないという約束を破って、フィリップの件を聞いたけれど、彼女のいっていることは正しいよね。罷免されるべきだった防衛大臣はそのままで、大臣のせいでフィリップは仕事ができなくなったわけで。
ビアギッテは、透明性を強調していたけれど、夫は戦闘機とは無関係だとキッパリいえばよかったと思う。そういう考えは甘すぎかな?でも、こんなことをいっていたら、フィリップはどこの会社にも入れないのでは?
ビアギッテは、内閣の評判も世間の目も気にし過ぎだね。自分の内閣を守るために夫を犠牲にしたわけで。夫からいってきたと嘘をついたビアギッテも嫌だな。
カスパーの父のことは、カトリーネにも理解できたようだ。謹慎処分のカトリーネ、でも、ただお休みはしていないだろうな。
by mint-de | 2013-09-05 14:19 | 海外ドラマ(北欧) | Trackback