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『羊飼いの暮らし』

『羊飼いの暮らし』 (ジェイムズ・リーバンクス 濱野大道訳 早川書房)

羊飼いの仕事に興味があるわけではないけれど、「イギリス湖水地方の四季」というサブタイトルにひかれて読んでみた。
著者の羊飼いという仕事への情熱と誇り、生まれ育った土地への愛着、そういった事柄が生き生きと描かれていて、読後はさわやかな思いに包まれる。
600年も続く牧畜を生業とした家の長男として生まれた著者は、幼いころから祖父や父の仕事を見てきた。羊飼いとして生きていくことに迷いはなかったけれど、父と衝突したことから、一時は家を離れオックスフォード大学で学ぶ。
卒業後は、ひたすら家業に励むけれど、やはり羊を育てるだけでは経済的に無理がある。そこで、ユネスコの仕事を手伝ったりしているという。
厳しい冬、羊たちの出産ラッシュ、穏やかな春、四季折々の自然の美しさ。
自然と動物が相手の仕事は、様々な困難が伴う。それでも、先人たちの知恵や周囲の協力で乗り越えていく。
大変な仕事だとは思うけれど、効率とか便利さとは無縁の世界に、私はちょっぴり憧れてしまう。

永遠の時が広がる山は、人間にぞくぞくするような喜びを与えてくれる。私がとりわけ好きなのは、自分よりも大きな何かに包まれているという感覚だ。自分以外の手や眼を通して、時間の深さに遡っていく感覚だ。山で働くことは、山を征服することではない。山は人を謙虚にさせ、人間の尊大さや勘ちがいを一瞬のうちに根こそぎにする。」(本文から)
by mint-de | 2017-10-30 16:11 | 私の本棚 | Trackback

黄葉

久し振りに、犬と朝の散歩に行く。
いつものコースとはちょっと違う道を歩いていたら、公園に入る前にUターン。
出かける前は飛び上がって喜んでいたのに、もうイイヤという気分になったらしい。
後ろ足が日に日に弱っているのだろう。最初の数分だけしっかり歩けるものの、すぐにトボトボ歩きになる。
悲しいなあ…
散歩があんなに好きだったのに。15分も歩けば充分だなんて。
人は老いを自覚できるけれど、犬は思うようにならない体をどうやって受け止めるんだろう?
陣地を、何をしたらいいのかなあと考えあぐねているように、ただゆっくり回っている姿を見ていると、可哀想だなと思う。命って切ないものだね。

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by mint-de | 2017-10-28 15:54 | 木陰日和

日光・戦場ヶ原を歩く

戦場ヶ原のハイキングコースを歩いてきた。
以前、テレビで見てぜひ行きたいと思っていた。
最近のハイキングでは、お天気に恵まれていなかったけれど、今回はいいお天気!
紅葉も見ごろで、とても満足した。

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by mint-de | 2017-10-13 12:17 | 木陰日和

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


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