「LOST」 第118話(6-15)
2010年 11月 01日
「白と黒」
やっとジェイコブと黒服の男の関係がわかった。二人は双子の兄弟だった。似てないけれど。
黒服の男がなぜ黒い煙になるのかが、ものすごく疑問だったけれど、彼は罰を受けたといっても、ジェイコブに光の洞窟に入れられなければあんな姿になることはなかっただろう。
黒服の男は、死んだ人間の姿を借りて生きているわけだけれど、リチャードに会ったときや前シーズンでジェイコブと話していたときも、あの昔の姿ででていた。ミイラになる前だったからあの姿になれたのかな?
<はるか昔の島>
船が難破し、一人の妊婦が島に流れ着いた。妊婦はクラウディアといった。クラウディアの前に突然現れた女は、クラウディアの出産の手伝いをするが、クラウディアが双子の赤ん坊を産むと、クラウディアを殺してしまった。赤ん坊は兄のほうがジェイコブと名づけられたが、弟の名はわからない。
女は二人の母となった。
二人が13歳になったとき、弟はビーチでボードゲーム(古代エジプトではセネトという最古のボードゲームがあったという)を見つける。弟は海を越えてきたものと想像したが、母は弟のために用意しておいたという。お前は特別だからといって。弟にはすでに海の向こうへの憧れみたいなものがあったようだ。あるとき、イノシシを追っていた二人は別の人間を見かける。島には誰もいないはずなので、戻った二人は母に尋ねる。母はいう。私たちには島にいる理由があるけれど、その人たちは島にいてはいけない人たちだと。そして、二人に目隠しをしてある場所へ連れていく。
人間は皆危険、彼らは来て争い滅ぼし堕落する。いつも終わりは同じ。見つかれば殺されるという母に、弟は聞く。「僕らも人間、殺しあうの?」 母は、大丈夫なようにしたと答えるのだった。
目隠しをはずされた二人が目にしたのは、川の先にある洞窟のなかで美しく輝く光。この温かくて明るい光を守るのが私たちの役目。この光は私たちの体の中にも少しはあるが、人間はもっとほしくなってここからとろうとする。そうしたら、すべての光が消えることになる。私が死んだら二人のうちのどちらかにこの光を守ってもらうと、母はいうのだった。
その後、弟は生みの母の亡霊を見る。母は、弟を、難破してこの島にやってきた他のものが住む場所へ案内し、海の向こうが弟の故郷であり、自分が母親なのだと告げるのだった。夜、弟はひそかに家を出る決意をして、兄にその話をして一緒に他のものたちと暮らそうと誘うが、兄はそんな話を信じられず、弟をなぐってしまう。その騒ぎに、寝ていた母は起き、あんたが母を殺した、いつか島からでていくという弟に向かって、母は、島からは出られないというだけだった。弟が出ていったあとで、母はジェイコブにいい人でいてほしいという。ジェイコブは、母が弟のほうを愛していたことを知っていたが、母のそばにいることにする。
30年後、弟の様子を見に行ったジェイコブは、弟から島を出る方法を見つけたと聞かされる。ジェイコブからそのことを知らされた母は、弟の所へいく。強力な磁場の地下で、光と水と歯車を利用して脱出するという弟に、母はある決断をする。弟の行動を止めるために、弟を気絶させ、地下をつぶし他のものたちを殺してしまったのだ。
死を予感した母はジェイコブを再び光の洞窟まで連れていき、あの洞窟は、生と死、再生、島の源、島の心臓なのだと話し、決して入ってはならないと忠告するのだった。入ったら死よりも恐ろしいことになるといって。そして、ジェイコブに後継者としての儀式を施す。
弟は、すべてを滅茶苦茶にされた怒りで母を殺してしまう(あの短剣で)。兄弟では殺しあえなくとも、母は殺せるのだね? 今度はジェイコブが母を殺されたことで怒り、弟を殴ってあの洞窟まで連れてくると、入ってはいけないといわれていた洞窟の中に弟を投げ入れてしまったのだ。その瞬間、あの黒い煙が洞窟の中から勢いよく流れでてくる。こうして黒煙が誕生したわけだ。
ジェイコブは、母と飛ばされてきた弟の遺体を並べて埋葬した。
ジャックたちが見つけたミイラは、この二人だったのだ。
今回のエピを見たら、弟のほうに同情したくなった。海を見ていたら、島から出たい、あの海の向こうには何があるだろうと思うのが普通。母は、光を利用しようとした弟を助けようとしたのに、その結果は最悪なことになってしまった。ジェイコブは、母が死よりも恐ろしいことが起きるといっていたのに、あの中に弟を入れてしまったということは、かなり、悪いヤツということにならないだろうか?
やっとジェイコブと黒服の男の関係がわかった。二人は双子の兄弟だった。似てないけれど。
黒服の男がなぜ黒い煙になるのかが、ものすごく疑問だったけれど、彼は罰を受けたといっても、ジェイコブに光の洞窟に入れられなければあんな姿になることはなかっただろう。
黒服の男は、死んだ人間の姿を借りて生きているわけだけれど、リチャードに会ったときや前シーズンでジェイコブと話していたときも、あの昔の姿ででていた。ミイラになる前だったからあの姿になれたのかな?
<はるか昔の島>
船が難破し、一人の妊婦が島に流れ着いた。妊婦はクラウディアといった。クラウディアの前に突然現れた女は、クラウディアの出産の手伝いをするが、クラウディアが双子の赤ん坊を産むと、クラウディアを殺してしまった。赤ん坊は兄のほうがジェイコブと名づけられたが、弟の名はわからない。
女は二人の母となった。
二人が13歳になったとき、弟はビーチでボードゲーム(古代エジプトではセネトという最古のボードゲームがあったという)を見つける。弟は海を越えてきたものと想像したが、母は弟のために用意しておいたという。お前は特別だからといって。弟にはすでに海の向こうへの憧れみたいなものがあったようだ。あるとき、イノシシを追っていた二人は別の人間を見かける。島には誰もいないはずなので、戻った二人は母に尋ねる。母はいう。私たちには島にいる理由があるけれど、その人たちは島にいてはいけない人たちだと。そして、二人に目隠しをしてある場所へ連れていく。
人間は皆危険、彼らは来て争い滅ぼし堕落する。いつも終わりは同じ。見つかれば殺されるという母に、弟は聞く。「僕らも人間、殺しあうの?」 母は、大丈夫なようにしたと答えるのだった。
目隠しをはずされた二人が目にしたのは、川の先にある洞窟のなかで美しく輝く光。この温かくて明るい光を守るのが私たちの役目。この光は私たちの体の中にも少しはあるが、人間はもっとほしくなってここからとろうとする。そうしたら、すべての光が消えることになる。私が死んだら二人のうちのどちらかにこの光を守ってもらうと、母はいうのだった。
その後、弟は生みの母の亡霊を見る。母は、弟を、難破してこの島にやってきた他のものが住む場所へ案内し、海の向こうが弟の故郷であり、自分が母親なのだと告げるのだった。夜、弟はひそかに家を出る決意をして、兄にその話をして一緒に他のものたちと暮らそうと誘うが、兄はそんな話を信じられず、弟をなぐってしまう。その騒ぎに、寝ていた母は起き、あんたが母を殺した、いつか島からでていくという弟に向かって、母は、島からは出られないというだけだった。弟が出ていったあとで、母はジェイコブにいい人でいてほしいという。ジェイコブは、母が弟のほうを愛していたことを知っていたが、母のそばにいることにする。
30年後、弟の様子を見に行ったジェイコブは、弟から島を出る方法を見つけたと聞かされる。ジェイコブからそのことを知らされた母は、弟の所へいく。強力な磁場の地下で、光と水と歯車を利用して脱出するという弟に、母はある決断をする。弟の行動を止めるために、弟を気絶させ、地下をつぶし他のものたちを殺してしまったのだ。
死を予感した母はジェイコブを再び光の洞窟まで連れていき、あの洞窟は、生と死、再生、島の源、島の心臓なのだと話し、決して入ってはならないと忠告するのだった。入ったら死よりも恐ろしいことになるといって。そして、ジェイコブに後継者としての儀式を施す。
弟は、すべてを滅茶苦茶にされた怒りで母を殺してしまう(あの短剣で)。兄弟では殺しあえなくとも、母は殺せるのだね? 今度はジェイコブが母を殺されたことで怒り、弟を殴ってあの洞窟まで連れてくると、入ってはいけないといわれていた洞窟の中に弟を投げ入れてしまったのだ。その瞬間、あの黒い煙が洞窟の中から勢いよく流れでてくる。こうして黒煙が誕生したわけだ。
ジェイコブは、母と飛ばされてきた弟の遺体を並べて埋葬した。
ジャックたちが見つけたミイラは、この二人だったのだ。
今回のエピを見たら、弟のほうに同情したくなった。海を見ていたら、島から出たい、あの海の向こうには何があるだろうと思うのが普通。母は、光を利用しようとした弟を助けようとしたのに、その結果は最悪なことになってしまった。ジェイコブは、母が死よりも恐ろしいことが起きるといっていたのに、あの中に弟を入れてしまったということは、かなり、悪いヤツということにならないだろうか?
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by mint-de
| 2010-11-01 16:25
| 海外ドラマ(LOST)