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「LOST」 第111話(6-8)

「偵察」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
驚いたことに、ソーヤーは、この世界では刑事だった。彼の言葉によると、ある時期に犯罪者か警察官になる決断を迫られ、後者を選んだとか。詐欺師だった男が、まったく逆の立場に身を置くという設定は面白いと思った。相棒はマイルズで、彼が世話女房並みにソーヤーのことを心配する様子がおかしかった。

ソーヤー(ジェームズ・フォード)は囮捜査中。ちょっと前にベッドを共にした女から銃を向けられるが、「ラフルア」の合言葉で部屋に入ってきた援護のマイルズたちに助けられる。ソーヤーは、署のデスクからアンソニー・クーパーの情報を得ようと電話をしているところに、マイルズがやってきて、デートの確認をする。マイルズは相手のいないソーヤーを心配して、父親が勤める博物館の女性を紹介してくれたのだ。ソーヤーがでかけると、待っていたのはシャーロット。考古学を研究している彼女とはすぐに意気投合して、ソーヤーの家のベッドへ。よいムードだったが、シャーロットがTシャツを借りようとして開けた引き出しに、父親が母を殺して自殺した記事と写真の入ったファイルを見つけたために、すべては終わってしまう。シャーロットにファイルを見られたことでソーヤーは怒り出し、家から追い出してしまう。

その後、ソーヤーはマイルズにオーストラリアに何をしにいったのかと聞かれる。カードを調べたというマイルズにビックリ。相棒でもそこまでするかな? 隠し事はするな、ウソはつくなと、島にいるときのマイルズとは違って、かなりなおせっかい男。お前には関係ないとソーヤーがいうと、相棒をおりるとまでいうマイルズ。ソーヤーは心配してくれるマイルズに本当のことをいえないことや、シャーロットに不愉快な思いをさせた自分が嫌になって、トイレの鏡を割ったりする。そして、テレビの番組で、人生は毎日の積み重ね、心配ばかりしていたら心配で人生が終わってしまう、笑ったり愛することが人生などというセリフを聞き反省したのか、謝罪するためにシャーロットの部屋を訪れる。ヒマワリとビールを持参したが、シャーロットはもう会う気はないとドアをしめる。

ソーヤーは、マイルズに自分がやろうとしていることを話す気持ちになり、車の中で、マイルズにあのファイルを見せる。両親を死に追い詰めた「ソーヤー」という詐欺師アンソニー・クーパーを捜していること、オーストラリアには手がかりを求めていったこと、そして殺したいと思っていると話す。今まで黙っていたのは話したらとめられるからだと。と、そのとき、車がぶつかってきた。
車から降りて逃げだしたのはケイト。パトカーに追われて逃げていたのだ。ソーヤーは車から降りて、逃げるケイトを追う。そして捕まえた。ケイトの顔を見て「あんたか」というソーヤー。

こちらの世界では、それまでや島でいろいろロストしてしまった人たちが、その失ったものを取り戻していく物語のような気がしてきた。同じような運命の者もいるが、ベンやソーヤーのように島での様子と違う話になると、結構、魅力的な人物像になっている気がする。

<島・ソーヤー>
黒ロックは皆を前にして、君たちを守る、ここから歩いて空き地で数日キャンプをすると話す。その言葉にいつ島を出ると聞くソーヤー。黒ロックは、ソーヤーを連れ出し、自分が黒煙だといい、自分は島を去りたいだけなのに、島の敵だとみなされているので、殺さなければ殺されていたと話す。そして、ソーヤーにカヌーでハイドラ島に偵察にいってほしいと頼む。不時着したアジラ航空機と乗客の様子を探るのが目的で、島をその飛行機で出るのだという黒ロック。

ケイトは、クレアが尋常ではないことに気付きだした。ガスマスクをつけたぬいぐるみ、子どものようにケイトの手を握るクレア。そうかと思うと、突然ナイフを持ってケイトを襲うクレア。ケイトが助けを求めてもうつろな表情のサイード。黒ロックがクレアを取り押さえたのでケイトは助かる。黒ロックは、ケイトに謝る。自分がアーロンはテンプルに連れて行かれたといい、それはクレアに生きる力を与えるためだったと話す。敵を憎むことで力がわくのだとか。自分は病んだ母に育てられたので苦労した、今も悩んでいると話すのだった。ケイトはクレアも病んでいると聞き、アーロンを心配する。クレアが謝って抱きついてきたとき、ケイトは最初はためらったが、クレアの背中にやさしく手を置く。ケイトはアーロンのために、クレアを守ろうと決意したのかもしれない。

ハイドラ島についたソーヤーは、以前監禁されていた檻の前を通る。ケイトが着ていた服がそのままあった。飛行機のそばに着いたソーヤーは、その先に乗客たちが殺されているのを発見する。そして、背後に人がいるのに気付き追いかける。彼女は唯一の生き残りだというので、ソーヤーは連れて帰ることにしたが、カヌーに乗る前にそのゾーイと名乗る女がウソをいっていることに気付き銃を向ける。しかし、周囲にゾーイの仲間がいてソーヤーは捕まってしまう。連れていかれたのはウィドモアの待つ潜水艇。ウィドモアが話す前に、ソーヤーは自分から取引を持ちかける。島は安心だといって黒ロックを連れてくる、その代わり、ほかの仲間たちを無事島から出してくれと。ソーヤーとウィドモアは、お互いが信じる程度の信頼度でお約束。

黒ロックのところへ戻ったソーヤーは、その約束をそのまま黒ロックに話す。音波フェンスもあると付け加えて。ソーヤーは、とにかくこの島からでたいのだ。黒ロックとウィドモアが戦っているすきに、潜水艇で島を脱出するとケイトに話すソーヤーなのだった。

乗客たちを殺したのは誰? あの潜水艇で施錠されていた部屋は何?
by mint-de | 2010-09-07 15:47 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第110話(6-7)

「ライナス博士」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
欧州史の教師であるベンは、授業でナポレオンがエルバ島に流された話をして、ナポレオンにとって権力を失ってしまったことは死んだも同然だったと話す。島でのベンも、権力をもつことがもっとも重要なことだったが、この世界では島でのベンとは違う人間のようだ。

授業を終えたベンは、校長のレイノルズから予算削減の折から、補習授業を受け持ってほしいと頼まれる。その時間は歴史クラブがあると断ったベンだが、逆らうことはできず、食堂で文句をいうのが関の山。ベンは自分は教育のことを考えているのに、校長は教育者ではなくただの管理者だと教師のアルツトに話していると、代理教員のロックが話しかけてきた。君が校長になればいいと。君の話を僕は聞くといわれ、ベンは満更でもない様子。

ベンは家で父と暮らしている。老いて病気の父は、こちらも島とは反対で息子思いの父。息子のためにダーマに行ったが、理由があって島からでてきたらしい。ベンは頭がよかったのだから残っていたら偉くなっていたかもしれないのだそう。ベンは、教え子のアレックスに、大学単位試験に向けての個人授業をしているとき、アレックスから校長についてある情報を得る。保健室で看護師と関係をもっていたというのだ。それを聞いたベンは、その情報を利用することを思いつく。

アルツトに看護師のメールを盗ませ、校長にその情報をネタに脅しをかけたのだ。校長にメールを見せて、自分を次の校長に推すようにといったベンに、校長はアレックスからのメールを見せる。イエール大学への推薦状を請うアレックスのメールに、ベンは表情を変える。ベンは、自分が校長になるかアレックスの推薦状を書いてもらうか、決断しなければならなかった。ベンは、アレックスのために校長になる夢を諦めた。推薦状をもらってうれしそうに帰っていくアレックスの姿を、じっと見つめるベン。

島でのアレックスの死に自責の念があるベンには、こういうエピは、ベンへの救済になっているように思える。

<島・ベン>
テンプルから脱出したベンは、イラーナたちと一緒になり、ビーチへ。ジェイコブの死に疑問をもっていたイラーナは、マイルズにジェイコブの遺灰を渡し、どうして死んだのか聞いてほしいと頼む。マイルズからベンが殺したと聞かされたイラーナは、ベンに足枷をはめ、自分の墓を掘れと命令する。サンは、イラーナから夫のジンと自分のどちらかが6人の候補者の一人だと聞かされる。

ベンが墓を掘っていると、黒ロックがやってくる。自分は仲間とこの島から去るが、島には管理者が必要なのでベンがそれにふさわしいという。ハイドラ基地で待っている、銃がこの先においてあるという黒ロック。ベンはそのときになって、足枷が外れていることに気がつく。そして走り出した。イラーナはすぐに追いかけてきたが、銃を手にしたベンを見て、降参。

ベンは銃を向けながらイラーナの気持ちがわかると話し始める。自分はジェイコブのためにいろいろ犠牲にしてきたが、彼は自分のことなど何も考えていてくれなかった。島での権力をもつために、大切なものをなくした。いまではそのなくしたものが、一番大切なものだとわかっていると。黒ロックしか自分を受け入れてくれないので、彼のもとへいくというベンに、イラーナは「私が受け入れる」というのだった。その言葉にイラーナの後ろについていくベン。イラーナはずっとジェイコブを信じてきたので、彼の命令に従ってきたベンの気持ちが理解できたのかもしれない。ベンは黒ロックよりもイラーナを選んだ。これからもイラーナと行動を共にするつもりなのだろうか?

<島・ジャック>
ジャックとハーリーはテンプルに向かっていたが、途中でリチャードに会う。リチャードはテンプルに案内するといいながら、ブラックロック号へジャックたちを連れていく。そこでジャックは、テンプルにはもう誰もいないと聞かされる。そして、リチャードは、自分はジェイコブに触れられてしまって、もう自分で死ぬことはできない身になったという。だから、ジャックにダイナマイトで殺してほしいと頼む。ジェイコブに仕えてきた、そうして生きていることに理由があると思っていたが、そのジェイコブが死んでしまった以上生きている意味がないというのだ。

導火線に火をつけるとハーリーは逃げ出したが、ジャックは灯台の鏡に自分の家が映ったことを持ち出し、ここで爆死するはずがないと自信たっぷり。案の定、導火線の火は消えてしまう。

ジャックとハーリーは、サンたちのビーチへ。そこでサンと久しぶりのご対面。
その様子を潜水艇で見ている者がいた。ウィドモアが島にやってきたのだ。

リチャードは、ジェイコブのせいで不老不死になったらしい。どのくらい生きているのかな?
ベンは、これから性格が変わるのかな?
イラーナはいつジェイコブと知り合ったのだろう?
by mint-de | 2010-08-30 15:33 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第109話(6-6)

「日没」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
サイードは花束を持ってナディアの家へ。幸せな二人を連想したが、こちらの世界でもすれ違い人生のようだ。ナディアはサイードの兄オマールと結婚していて子どもも二人いた。サイードはイラクで尋問官として拷問していた過去の自分がナディアへの愛の重石となり、ナディアの相手としてはふさわしくないと思っている。サイードは石油会社の通訳として各地を飛び回っているらしい。兄オマールはクリーニング店を経営していて2号店も出していたが、そのときの資金を銀行からではなく闇金融から借りてしまったばかりに、困った状況に追い込まれていた。お金を返しても更に要求してくる悪徳業者は、ついにオマールを襲って怪我を負わせる。オマールに何とかしてほしいと頼まれたときは断ったサイードだったが、仕返しを決意。しかし、それをナディアにとめられサイードは何もせずにいたが、その業者に脅されて一味のもとへ連れて行かれる。

そこにいたのはあの殺し屋のキーミー。キーミーはネチネチと話しかけてくるが、サイードは最初から話し合う気持ちはなかったようで、銃をとりだし全員を撃ちまくる。みなが倒れ静かになったが、どこからか物音がする。サイードが近づいていくと、そこで縛られていたのはジンだった。

サイードは、兄の家族を守るために殺人犯になってしまった。サイードのエピって、切なくなるエピが多いね。Flash sidewaysでは、不幸だった過去の人は幸せになるような気がしていたけれど、サイードは変化がなくて残念。

<島・テンプル>
サイードは自分を殺そうとした道厳に理由を聞きにいく。道厳がいうには、サイードが拷問を受けた機械は善悪の天秤のようなもので、サイードは悪に大きく傾いていたとか。そんなことをいわれても自分は変わっていないと思っているサイードは、道厳に襲いかかる。二人で格闘していたが、机から野球のボールが落ちると、道厳はわれに返ったかのように戦うのをやめ、サイードにここから去れと命じる。サイードがテンプルからでていこうとしたとき、黒ロックの使いでクレアがやってくる。黒ロックが壁の外で待っているので道厳に会いにいってほしいというが、道厳はそんなことはできないといって、逆にクレアをテンプルの穴の下に閉じ込めてしまう。

クレアがやってきたことで、道厳は出て行けといったサイードを呼び戻し、古い短剣をとりだして、これで悪の化身である男を殺してくれと頼む。囚われの身だった男はジェイコブの死で自由になり、島のあらゆる生き物を焼き尽くす悪の化身であり、クレアもこの男に繰られている、サイードに善なる心が残っているなら、この男を殺してくれとサイードにいう道厳。

サイードは黒ロックに会うと、すぐに短剣で一突き。しかし、それは黒ロックにとっては意味のない行為で、ピンピンしている。そして黒ロックは、道厳はサイードが黒ロックを殺せないことを知りながらそれを命じた、逆に黒ロックにサイードを殺させようとしたのだ、ジャックを使ってサイードを殺そうとしたようにというのだった。サイードは、この世で一番ほしいものを手に入れる(ナディア)という条件で、今度は黒ロックの伝言をもってテンプルへ戻る。

テンプルに戻ったケイトは、マイルズからクレアがここで閉じ込められていると聞き、クレアに会わせてもらう。自分がアーロンを育てていたとクレアに伝えると、クレアは不思議そうにケイトを見るのだった。クレアの今後の行動が心配だ。

サイードはテンプルに戻ると、黒ロックの伝言をみなに向かって話す。ジェイコブは死んだ、君たちは自由だ、島から去りたい者は、寺院の外にいる男と一緒にこの島から出よう、日没まで待つと。残っている者は殺されてしまうので、慌てて出ていく者や警備の者でテンプルは大混乱に。泉の前で道厳に会ったサイードは、なぜ自分で殺さないのかと聞くと、道厳は自分の話を始めた。道厳は大阪で銀行員として働いていたが、飲酒運転で事故を起こして少年野球をやっていた息子を失ってしまったこと、そのときジェイコブがやってきて、息子を生き返らせるという条件でこの島にやってきたことを話し、サイードも取引したのだと悟ったようだ。サイードは話を聞くと突然、道厳を泉に沈め殺してしまう。

イラーナたち一行も混乱の只中に到着。ベンはサイードを迎えにいくが、残るというサイードの態度に何かを察したようだ。サンはマイルズからジンが昨日までここにいたと知らされる。ついに黒煙がテンプルを襲い次々と人を倒していく。イラーナ、フランク、サン、マイルズは、イラーナが探し当てた壁の隠し扉から避難し、ケイトは穴の中で黒煙に巻き込まれずにすんだ。

テンプルの人々が倒れている中を、黒ロックが人々を従えて立っている。クレアとサイードは魅入られたように黒ロックのもとへ向かうが、ケイトは黒ロックの姿をいぶかしげに見つめるのだった。

ジェイコブが善なら黒ロックは悪ということになるけれど、アザーズってダーマの人々を皆殺しにしたんだよね。道厳のいう善悪の意味がよくわからないな。道厳にも悲しい過去があったんだね。先週のFlash sidewaysでは息子と一緒だったから、彼は仕事を果たしたといえるのかもしれない。
by mint-de | 2010-08-24 15:36 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第108話(6-5)

「灯台」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
ジャックは、自宅の鏡の前で不思議に思う。わき腹に虫垂手術の傷があるのに、自分には記憶がない。そのとき、父の棺がまだ見つからないことで母が電話をしてきたので、虫垂のことを尋ねると母は7、8才の頃に手術をしたと答える。確か、ジャックは島で虫垂炎になって手術をしたと思う。この世界は、ジャックがそれまで生きていた2004年の世界ではないといいたいのかな。

母との電話を切ると、慌てて家を出るジャック。着いたところは学校の前。ジャックにはデヴィッドという息子がいた。遅れて着いた父の車に不機嫌そうに乗り込むデヴィッド。ジャックは息子に1か月に一度しか会っていないというから、多分離婚しているのだろう。デヴィッドといろいろ話したいジャックだが、デヴィッドには父の存在が疎ましい様子。ジャックは母のもとへ行くことになったので、デヴィッドを家に残し食事の約束をして家をでる。

実家にいったジャックは母と、父の遺言書を探す。そこで母は、葬式のときにデヴィッドが動揺していたが大丈夫なのかと聞く。ジャックはその言葉に驚き、デヴィッドがあまり話してくれないのでよくわからないという。母に、ジャックも父と話していなかったといわれ、それは父が怖かったからだと答えるジャック。デヴィッドも自分のことが怖いと思っているとは信じられないジャックだが、母の言葉にハッとなる。母は遺言書を見つけた。じっと見ていた母は、ジャックに尋ねるのだった。クレア・リトルトンという名を聞いたことがあるかと。答えられないジャック。

家に戻ったジャックはデヴィッドがいなかったので、元妻の自宅へ。家には誰もいなかったが、デヴィッドの部屋で留守電を聞いたジャックは、デヴィッドが音楽学校の入試を受けにいったことがわかり、入試会場へと急ぐ。ジャックはデヴィッドがピアノを弾く様子を見つめ、息子さんは才能があると声をかけられたりするが、それが道厳でビックリ! 道厳に息子さんはいつからピアノを弾いているのかと聞かれ、答えられないジャック。息子を愛しているわりには、息子のことはよくわかっていなかったらしい。父の姿を見たデヴィッドは、失敗した姿を見られたくなかったから黙っていたのだと話す。その言葉を聞いたジャックは、自分は父に失敗した自分を受け止められないといわれトラウマになった、自分はデヴィッドにそんな思いはさせたくない、たとえ失敗してもそれがすべてではない、人生を分かち合おうと語りかけるのだった。ジャックの言葉に、デヴィッドの父に対するわだかまりはとけたようだ。ジャックにとって父親は反面教師。なりたくない見本があるけれど、デヴィッドのために、いい父親になろうと入れ込みすぎている気もする。

<島・テンプル>
元気になったサイードは、テンプルの人々の視線が気になる。そして、ジャックが渡された薬は毒薬だったと聞かされる。だが、ジャックはクレアも感染者だとはいえなかった。
ハーリーは、ジェイコブからある人物を導くために手助けをしてほしいと頼まれる。指示内容を腕中に書いて歩いていると、道厳に見つかってしまう。そこへジェイコブが助け舟をだしてくれ、候補者だから好きにするというと、道厳は渋々いなくなる。ジェイコブにジャックも連れていくようにいわれ、断られたら、「受け止められる」といえといわれ、その言葉を口にすると嫌がっていたジャックは、ついてくる。テンプルをでて歩いていくと、ケイトに会う。ケイトがクレアを探しにいくといっても、ジャックはクレアが感染者だとはいえないのだった。ケイトが危ないと思うけれど、ジャックはなぜ黙っているのだろう? 道厳の言葉を信じたくないのかな?

ハーリーとジャックは、古い灯台に着く。上っていくと、電球ではなく反射鏡をつかった古そうな機械がある。ハーリーは、腕のメモを見ながら鎖を動かし、目盛りが108になったら教えてとジャックに頼む。ジャックが反射鏡を見ていると、ときどき映像が現れる。そして、目盛りに数字と名前が書かれているのに気付くジャック。針が自分の名前を示すと、なんとジャックが住んでいた実家の映像が鏡に映っている。昔からジェイコブに監視されていたと気付いたジャックは、ハーリーがジェイコブは突然現れるのでどこにいるのかわからないといっても、なぜ見ていた、目的を言えと怒り出し、反射鏡を壊してしまった。

外にでたジャックは海を眺めている。ハーリーは、現れたジェイコブに任務が台無しになったので、今度からはもっと説明してと文句をいうが、ジェイコブは気にしていない様子。なぜなら、それはジャックに自分の使命に気付かせるためにやったことだったから。それとある人物がやってくるので、テンプルから二人を遠ざけたかったと語るジェイコブ。ソーヤーに次いで、ジャックも島に来た理由がわかったということになるけれど、小さいときから監視されていたなんて、信じたくないよね。こんなにいろいろひどい目にあって、ジェイコブに文句をいいたくなる気持ちはよくわかる。

<島・クレア>
クレアに助けられたジンは、あまりにも乱暴なクレアの態度に、違和感を覚える。監視役だった黒人の男を捕まえてきたクレアは、アーロンを返せといい、テンプルで拷問を受けたこともあり、アザーズに対する憎しみが凄まじい。ジンは、アーロンはケイトが育てているというが、クレアはその男を殺してしまう。その様子に危険を感じたジンは、男を助けようと思ってケイトが育てているといったが、アーロンはテンプルにいる、一緒に取り戻しにいこうと誘う。するとクレアは、ケイトじゃなくてよかった、本当だったらケイトを殺すことになったというのだった(恐ろしい!)。そして、クレアが友達だという男がやってきた。それは黒ロックだった! こんなに怖いクレアは見たくないね。元のクレアに戻ってほしいけれど、可能なのかな?
by mint-de | 2010-08-16 14:25 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第107話(6-4)

「代理」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
ロックは空港から車で自宅へ帰るが、車いすの調子が悪くて車から出られず、車いすごと芝生へ落ちる。そこへ芝に水をやるシャワーが顔にかかり、ロックは惨めな気分になる。家からでてきたのはヘレン。この世界では、二人はもうじき結婚式をあげる予定らしい。ヘレンは、ジャックの名刺に気付き、診察してもらえる運命かもしれないと口にするが、ロックはただの社交辞令だと返す。
ロックは、本当は仕事で出張していたのだが会議にでず、自然探検をしようとしていたことは誰にもいってなかった。しかし、会社にいくと会議にでていないことがバレて首になってしまう。ロックは荷物をまとめて退社しようとしたが、自分の車の横にとめている車がはみだしていて、車いすが通れない。怒ったロックの前に現れたその車の持ち主はハーリー! ハーリーは会社のオーナーでロックが首になったと知ると、親切にも別の会社を紹介してくれる。ハーリーは、こちらの世界でもいい人らしい。

ロックが、紹介された人材派遣会社にいくと、そこにはローズがいた。ローズは自分が末期がんであることを告げ、病気を否定したい気持ちを乗り越えて今があると話し、ロックも自分の体にふさわしい仕事を探すべきだと忠告する。家に帰ったロックは、ジャックに電話をする。しかし、ジャックは留守だった。ロックはヘレンに首になったこと、オーストラリアで自然に触れる旅をしたかったこと、でも参加は無理だと断られたことを正直に話す。ヘレンのために歩けるようになりたかったロックだったが、ヘレンのために治療をして奇跡をまつようなことはもうしたくないと話す。ヘレンは、ジャックの診察に期待していた自分を反省して、名刺を破り捨てる。そして、ヘレンはいうのだった。奇跡は存在する。自分が待ち望んでいたあなたと、こうして一緒にいられるのだからと。

ロックは、学校の代理教員になった。ロックにそんな資格があったなんて驚きだが、もっと驚いたのは、欧州史の教師としてベンがその学校にいたこと。二人の関係はどうなるのだろう?
結婚式にロックの父親は出席するらしい。この世界ではいい関係にあるのだろうか? それともロックは見栄をはって正直に父のことを話していないのか? 前の世界ではいいことがなかったロックが、ヘレンと幸せそうに暮らす様子は、見ているこちらもうれしい(^^)

<島・ロック>
イラーナは泣きながら、ジェイコブのことをベンに聞く。黒ロックに炉に投げ込まれたと聞くと、遺灰を袋につめるイラーナ。イラーナは、テンプルが安全なのでそこへいこうというが、サンは、イラーナを信じてはいないので拒否。しかし、ジンがいるとしたらテンプルだといわれ、ベン、フランクと4人で向かうことに。その前にロックを埋葬するが、ベンは自分が殺してしまってすまないと謝る。その言葉に白ける3人。

黒ロックは、リチャードを吊るしていた木から下ろし、自分の仲間になれという。ジェイコブの命令ばかり聞いていて何も知らされていないリチャードに、自分は君に敬意を払うといっても、リチャードは誘いを断る。そのとき、ロックは向こうに少年が立っているのを見る。しかし、リチャードには見えないようだった。リチャードを諦めた黒ロックは、ダーマの家にいるソーヤーのもとへ。

ソーヤーは、死んでいるはずのロックを見ても驚かない。ジュリエットを亡くして自暴自棄気味のソーヤーは、何が起ころうともうどうでもいい様子。ソーヤーは、ロックはいつも怯えていたが、今のロックは自信満々なので、あのロックではないと見破る。黒ロックは、ソーヤーがなぜ島にいるのかという最大の疑問に答えられる。一緒にきたらそれを証明するといって、ソーヤーをある場所へ誘う。ただ島に落ちたのではないと説明されたソーヤーは、その話に興味を覚え一緒に行くことに。

途中、黒ロックは、またあの少年を見かける。今度はソーヤーにも見えたので、幻覚ではないと思った黒ロックは少年を追う。少年は、ルールでは殺すことはできないといっていなくなってしまう。黒ロックも「できない」といわれるのが嫌らしく、その言葉に怒る黒ロック。そのとき、ソーヤーの前にリチャードが現れ、ロックは偽者で一緒にいると危険だからテンプルへ行こうというが、ソーヤーは黒ロックを選ぶ。

黒ロックとソーヤーが、海に面した断崖絶壁を縄梯子を使って降りていくと、洞窟があった。黒ロックは、白と黒の石がのった天秤から白い石をとって海に投げ飛ばした。そして、さらに洞窟の中を進むと、黒ロックは壁に書かれた名前を示す。それはジェイコブが島の守護者の後継者として考えた、候補者の名だった。例の数字のあとに名前が書かれていたのだ。4はロック、8レイエス(ハーリー)、15フォード(ソーヤー)、16ジャラー(サイード)、23シェパード(ジャック)、42クォン(ジンorサン)。ジェイコブはみんなに会いにいっていると聞き、驚くソーヤー。

黒ロックは、ソーヤーに選択肢は3つあるという。一つは何もしないこと、2つ目は島の後継者になること、3つ目はこの島から立ち去ること。黒ロックは、何もないただの島なのにジェイコブのせいですべてを失った、だから自分は帰りたい、一緒に帰ろうとソーヤーにいうのだった。

白と黒の石は、ジェイコブと黒服の男を意味しているのかな? 普通黒のほうが悪いイメージだけれど、アザーズっていっぱい人を殺しているし、島の後継者を探すために飛行機を墜落させるジェイコブっていい意味の白では決してないよね。でも、黒ロックは囚われの身だったらしい。なぜだろう?
by mint-de | 2010-08-09 15:14 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第106話(6-3)

「彼女の心情」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
ケイトは運転手を脅して、タクシーを強引に走らせる。しかし運転手は逃げ、クレアも車外へ。ケイトはそのままタクシーを運転して、車の修理工場でお金を払って手錠を外してもらう。クレアに渡さなかったバッグから服をだして着替えようとしたケイトは、荷物の中身を見て驚く。入っていたのはベビー用品ばかり。シャチのぬいぐるみを見て、ケイトは何かを思い出したのだろうか。タクシーを運転してクレアを降ろした場所に戻ったケイトは、クレアが子どもを養子にだすつもりでいること、でも約束した夫婦が迎えに来ていなかったことを知る。不安に思っているクレアは、ケイトに夫婦の自宅まで一緒にいってほしいと頼む。仕方なく同行するケイト。その夫婦の家にいくと、妻は、夫がでていってしまったので養子の話はなかったことにしてほしいというのだった。そこで突然産気づくクレア。ケイトはまたしてもしょうがなく、クレアを病院へ。担当の医師はイーサン。今度は普通のお医者さんなのかな?
クレアは、産める状態だったけれど、まだ36週なのと心の準備ができていないので薬で様子を見ることに。ひとりぽっちで不安なクレアは、ケイトが犯罪者でも面倒をみてくれたことで、ケイトを信頼する気持ちがおき、追われているケイトを案じてカードを渡してくれる。感謝するケイト。この世界でもケイトとクレアは、子ども通して関係が生まれるんだね。

<島・テンプル>
意識を取り戻したサイードは傷が治り、ジャックに感謝する。しかし、治したのは泉の力。日本語を話す男は道厳といい、サイードに話があるという。ジャックが指図ばかりされるのを嫌がり、ちょっとした混乱になったとき、ソーヤーが皆に銃を向ける。ジュリエットを亡くしたことで悲しみの底にいるソ-ヤーは、島のいざこざにうんざりしたのか、一人で生きることにした様子で、ここからでていくと宣言して脱出。しかし、彼らはここにいなければならないので、道厳の部下二人とケイトとジンがソーヤーを連れ戻すことに。

サイードは、道厳の「テスト」を受ける。それは、拷問のような診察で、サイードは一応パスしたと聞かされるが、それはウソだった。ジャックは、薬と称したカプセルをサイードに飲ませるように渡されるが、道厳がちゃんと説明してくれないので、自分が飲もうとする。慌てて吐き出させた道厳は、仕方なく、それが毒薬だと告白する。道厳は、島に連れてこられた人で、わざと日本語で話すのは、「客」と距離をとり冷静に物事を判断するためだとか。そして、サイードは召された状態で、汚されているのだとか。元のサイードではなくなってしまうらしい。黒ロックみたいになるのかな?ジャックの妹と同じということは、クレアも感染しているということらしい。
ジェイコブは、サイードが死んだら災いが起こるといった手紙を渡したのに、道厳はなぜサイードを殺そうとするのかな?それは、感染していないことが前提だったから?泉が濁っていたことから、おかしな方向にいってしまったのかな。すべては黒服の男の復讐ってことかな。

ソーヤーを追っていたケイトは、最初から逃げるつもりだった。部下を倒して、逃げるケイト。ジンは、サンを捜しにいくことに。ケイトは、ダーマの住居でソーヤーを見つける。桟橋で話をする二人。ケイトは、島に戻ったのはアーロンのためにクレアを捜そうと思ったからだと打ち明ける。ソーヤーは、ジュリエットが潜水艇で島から脱出しようとしていたのに、一人でロックを待つのが嫌で、ジュリエットに残ってもらったと自分を責める。ソーヤーは、かつて暮らした家に一人で残ることにしたようだ。その姿を見て、そこから去るケイト。ケイトはどこに行くのかな?

ジンは、道厳の部下に見つかってしまう。逃げるジンに銃を向ける部下。しかし、どこからか銃弾が飛んできて、部下は倒れてしまう。ジンが見上げると、そこにいたのはクレアだった! クレアに昔の可愛らしい面影はなかった。
by mint-de | 2010-08-02 16:11 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第105話(6-2)

「テンプル」

<ロサンゼルス・Flash sideways>
空港に着いたケイトは、保安官にトイレにいきたいという。嫌がった保安官、結果はやはりの展開!個室に入ったケイトは、ペンで手錠をとろうと必死。保安官は気配を察し扉を開けようとしたが、ケイトが扉を思い切り蹴飛ばしたので床に倒れてしまう。保安官の上着で手錠を隠し銃を奪い、逃げるケイト。エレベーターに乗るとソーヤーが乗っていた。ソーヤーは手錠に気づきながらも、同乗の警備員からケイトをかばってエレベーターがつくと降ろしてくれる。ケイトは暗証番号を盗み見て、係員用のドアから外にでる。タクシー乗り場で、必死に捜す保安官に見つかったが、客が乗っていたタクシーに強引に乗り込み運転手を脅して車を出させる。乗っていた客はクレアだった。こちらの世界でも、ケイトはとことん逃げまくる女らしい。

ジンは、1万ドル以上の持込は申告義務があるのにしていなかったことから、事情を聞かれることに。何も知らないサンは、夫の行動を不審に思う。そして、別の係官から英語がわかるならちゃんと説明したほうがいいといわれても、ノーイングリッシュと答えるだけだった。

ジャックは放送で呼ばれる。積み込んだはずの父の棺がないといわれる。調査中という答えに、唖然とするジャック。ジャックは母に電話をかけて事情を説明する。それを聞いていたロックは、ジャックに声をかける。ロックはナイフが入っていたバッグがないのだそう。父をなくされたというジャックに、遺体がないだけで、お父上はどこにもいってはいないと慰めるロック。ジャックは、車いすのロックに、自分が脊椎外科医であることを告げ、無料で診てやるといって名刺を渡す。足のことは諦めていたロックだったが、その名刺を興味深そうに見つめるのだった。二人は、なくしたものによって出会ったということらしい。

<島・テンプル>
ジャックたちは、サイードを担架にのせてテンプルへ。ソーヤーはジュリエットを埋葬する。ソーヤーはマイルズに残ってもらって、ジュリエットが話したかったことを聞こうとするが、死者の話を聞いたマイルズの返事は「成功した」。がっかりするソーヤー。

ジャックとジン、ケイト、ハーリーは、テンプルの壁の下にある穴から入り、サイードを慎重に運ぶ。やがて4人は銃をもった男たちに捕まり、日本語を話す男の命令で撃たれそうになる。ハーリーがジェイコブにいわれてきたと話し、ギターケースを見せると男はやっと警戒心を解く。ジェイコブからの伝言(サイードが死ぬと災いが起こると書かれていたらしい)をみた男は、サイードを泉に運べという。泉は何故か濁っていたが、そこへサイードを沈め、砂時計で時間を計る男。サイードの意識が戻っても、なおも水につけているので、ジャックやケイトはやめてくれというが、男は砂時計を見るばかり。時間になってサイードを引き上げたときは、サイードは死んでいた。男は、クールに死んだというだけ。ハテナでございます。

その後、ソーヤーとマイルズもテンプルにつれてこられる。怪我をしているソーヤーにケイトは声をかける。ジャックはみなのためにしたことだと。ソーヤーは殺しはしない、この島で苦しませると答えるのだった。こんなときに、恨みをつのらせてもしょうがないと思うけどね。

ハーリーは男に呼ばれ、ジェイコブはいつ来るのかと聞かれる。死んだので無理だと答えると、慌てる男。男は、全員配置につけ、壁に灰をまけと命令。そして、危険を知らせるのろしをあげる。それは「彼」を入れないためにしていることらしい。驚いたことに、サイードは死んではいなかった、意識を取り戻したのだ!

<島・ロック>
ベンは、君は怪物なのかとロック(以降黒ロックと表記)に聞く。利用されたと怒るベンに、黒ロックは殺されたロックの話をしてベンに怒る資格がないことを思い知らせる。黒ロックは、みじめな人生だということをわかっていたのはロックだけだと語り、自分の望みは故郷に帰ることだと語る。

外にでた黒ロックは、テンプルからの合図で危険を感じたリチャードに向かって「鎖がはずれてよかった」といい、リチャードは「お前か」と聞く。黒ロックの答えは強烈パンチ。黒ロックはみなに失望したといいながら、倒れたリチャードをかつぎ、ロックの遺体の横を通って歩き始めるのだった。

ロックが黒煙に襲われなかったのは、最初から彼のお気に入りだったということだね(^^)
黒ロックは、囚われていたのかな? 故郷ってどこなんだろう? アザーズは人が多いのに、黒煙が一匹狼なのはなぜ?
by mint-de | 2010-07-27 12:46 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第104話(6-1)

「LA X」

「LOST」のファイナルシーズンが始まった。
突然、孤島で生きることになったジャックたちの運命がどうなるのか気になり、見始めたドラマ。
見知らぬ他人でしかなかった人々が、数々の困難を乗り越えて理解しあい、助け合って生きていく様子に、また、それぞれが過去に悩みがあったり傷ついていたりする姿に、深い人間ドラマが描かれていて、そこに一番興味があった。でも、島のナゾが増えるにつれて、なんでもありの展開に、かなり興ざめしている。以前のように、次回はどうなるのかといった期待感はまったくない。それでも、ここまで見てきたので、このシーズンの感想も書くつもりだけれど、かなり簡単なものになってしまうかもしれない。

<Flash sideways>
雲が流れている。ジャックは飛行機に乗っていた。落ち着かない表情で周囲を見るジャック。突然、機体が激しく揺れた。硬くなるジャックに、女性が大丈夫よと声をかける。ローズだった。揺れがおさまってから、トイレにいっていたバーナードが席に戻ってきた。ローズとバーナードの仲のよさに、ジャックの表情がやわらぐ。トイレに立ったジャックは、鏡をみて不思議に思う。首に血がついていたのだ。なぜついているのか、ジャックにはわからなかった。

ジャックが席に戻ると、それまで空席だった横の席に男が座っていた。その男はデズモンドと名乗り、彼の挨拶である「兄弟」を口にする。その言葉と彼に、ジャックは以前会ったことがあるような気分になったが、デズモンドは知らないと答える。ジャックがまたトイレにいったとき、でてきたケイトとぶつかりそうになる。ケイトは、保安官と一緒だった。ソーヤーはケイトの横を歩いていたときに、ケイトが手錠を隠すのを見てしまう。

ハーリーは、アルツトにチキンの店のCMソングを歌えとからかわれていた。ハーリーがオーナーになれたのはクジにあたったからだというと、アルツトは不機嫌そうに戻っていった。それを聞いていたソーヤーは、クジのことは悪いヤツがよってくるのでいわないほうがいいと忠告する。でも、ハーリーは強運だから平気だという。悪いことばかり起こるといっていたハーリーとは少し違うようだ。ソーヤーも皮肉屋さんのイメージとは違っているみたい。

サンは、仲のよいバーナード夫妻の様子に、笑みを浮かべる。横にいたジンは、そんなサンの気持ちにはお構いなしで、服のボタンをちゃんと上までしめろという。ブーンは、横の席のロックが非常時の説明書を読んでいるのに気付き、読んでも意味がないというが、水上着陸できる場合もあると答えるロック。ブーンは、ロックがサバイバル術にたけていることを知る。

ジャックは客室乗務員のシンディにトイレから30分もでてこない客がいるので、見てほしいと頼まれる。カギがかかっていたトイレの扉を蹴りであけてくれたのはサイード。そして、トイレで倒れていたのは、チャーリーだった。ジャックがチャーリーの口に手をいれると、ドラッグが喉に詰まっており、それを取り出すと息を吹き返したチャーリー。「クソ」がチャーリーのお礼の言葉。死ぬつもりだったのかな?

飛行機は着陸した。デズモンドはいなくなり(本当は飛行機には乗っていなかったよね)、サイードはナディアの写真を見つめ、ジンは義父からもらった時計を手にし、ブーンはロックに別れの握手。チャーリーのもとには、警官がやってくる。ジャックは、ロックに目をやり出口に向かう。ロックは車いすに乗せられた。もしも、815便が墜落しなかったら、彼らは、彼らの日常に戻れるはずだった。ケイトとチャーリーは別にしても、普通の生活が待っているはずだった。もしも、あの島に落ちなかったら、彼らにはどんな暮らしが待っていたのだろう? それが、このフラッシュ・サイドウェイなのかな? 島のナゾより、こういう展開のほうがわかりやすい気がするけれど、どんな感じになるのだろう?

<島・ジャック>
ジュリエットが穴の底に落ちて爆発させた後、ケイトは木の上で気がつく。あたりは暗くなっていた。なんとか下におりたケイトは、そこでマイルズに会う。ケイトは、ハッチがデズモンドが爆発させた後の状態になっていることに気付く。そして、周りにはジャックとソーヤーが倒れていた。ケイトがジャックにハッチが作られた後だと話しているときに、いきなりソーヤーがジャックを蹴飛ばす。うまくいかなかったのは、ジャックのせいで、そのためにジュリエットが死んだのだから、ソーヤーが怒るのも無理はない。ケイトがジュリエットの声に気付き、みなで穴をふさいでいる機械や鉄骨をどかす。

一方、ハーリーは、血がとまらない瀕死のサイードのそばにいたが、そこにジェイコブが現れる。自分にうんざりした友に殺されたので、ハーリー以外の人間には姿が見えないのだそう。サイードをテンプルに連れていけばなんとかなる。ジンが場所を知っている。ギターケースも忘れずにというジェイコブ。ジンは、ハーリーとサイードを車に乗せ、ジュリエットを救うためにハッチのそばにいき、車にチェーンをつなぎ、鉄骨をどかす。ソーヤーに抱かれたジュリエットは、爆発させたのに戻れなかったことを悔しがる。大事な話があるといいながら、ジュリエットは息絶えた。
何をいいたかったのかな?ジャックがサイードを助けられないとわかったハーリーは、テンプルへ連れていこうとみんなに話す。ジェイコブの言葉から、この時代はロックがまた島にやってきた2007年と考えていいのだろう。

<島・ロック>
ロックは、ベンにリチャードに話があるので、連れてこいという。しかし、外に出たベンは、リチャードたちに、ロックの遺体を見せられる。イラーナの仲間の男たちは、ベンを連れてまた石像の下へ。そこで、ジェイコブが殺されたと聞かされた男たちは怒り、ロックを撃つが、ロックは消えてあの黒い煙が現れる。男たちはあっという間に、黒煙に殺されてしまう。「とんだ姿を見せた」と笑うロックに、ベンは、ただ驚くばかりだった。
島に戻ったロックは黒煙だった!あのロックさんは、本当に死んでしまったということ?
by mint-de | 2010-07-20 15:49 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第103話(5-17)

「運命の午後」
ジェイコブは、ジャックにも会いにいっていた。ジャックがはじめて手術をした後で、声をかけるジェイコブ。ハーリーは、自ら逮捕されるように仕組んで島に戻れないようにしたのに釈放されて、拘置所からタクシーに乗り込んだとき、先客として乗っていたのがジェイコブ。ナゼ、島に戻らないのかと尋ねるジェイコブ。自分はのろわれていると話すハーリーに、死人と話せるのいいことだと答えるジェイコブ。ハーリーはジェイコブにアジラ航空の飛行機に乗れといわれたんだね。あのギターに意味があるのかな。
ロックは、父親に突き落とされて意識を失っているときに、ジェイコブがやってきてロックの体をつかみ、それで気がつく。ジェイコブが生き返らせたのかな。心配ない、大丈夫、気の毒だったねというジェイコブ。彼はロックが落ちてくるのを待っていたようだ。ナゼ?

ケイトとソーヤーは小さい頃に、ジャック、サンとジンは大人になってから、サイードとハーリーは島から脱出後にジェイコブと会っている。そのことに意味があるのだろうか?

<島・1977年>
ジャックたちが乗っている車を止めたソーヤーは、ジャックと話し合う。ソーヤーは、自分の両親が、8歳のときに詐欺師に騙されたことが原因で亡くなったことを話し、去年、潜水艇で帰って両親に会っていれば、父が母を殺して自殺するのを止めることができた。それをしなかったのは、過去は過去だから。ジャックのしようとしていることは間違いだというが、ジャックは、3年前にロックにいわれた運命論をもちだす。島にきたのは理由があるからだと。そして、ケイトを手に入れ失った今は、その運命に従うのに何の迷いもない。ソーヤーは、ケイトがまた手錠姿になるのだといっても、しょうがないと返すジャックにぶち切れる。ジャックたちがくるまでは、うまくいっていたのに、メチャクチャになってしまったことへの怒りもあって、ジャックを殴るソーヤー。

2人の殴り合いを止めに入ったのはジュリエット。彼女は、意外なことをいう。ジャックが正しいと。その言葉に絶句するソーヤー。ジュリエットが戻ったからついてきたソーヤーは、怒り心頭。ジュリエットは、ケイトを見るソーヤーに気がついていると告げる。関係ないと答えるソーヤーに、愛し合っていても一緒にいられない場合もあると、自分が小さい頃に離婚した両親の言葉をもちだすジュリエット。そして、知り合わなければ失うこともないと、あった過去をないことにするジャックの案に賛成する側にたったことを宣言する。

ケイトがアーロンのために島に戻ったことを知ったジャックは、自分達が乗っていた飛行機が墜落しなければ、クレアはロスで出産できる、自分がしようとしていることはクレアとアーロンのためになる、信じてほしい、自信があるという。それを聞いたケイトは、ジャックの意見に従うことに。

ジャックは、コアを背負い、スワンへ。ジャックがでかけたあとで、マイルズが疑問を口にする。防ごうとしている事態の原因をジャックがつくるのでは? あの爆弾が問題で、何もしないのが一番ではと?その言葉にみんなも??

そのとき、フィルたちがスワンに向かうのを見たみんなは、ジャックを援護するためにスワンへ。
スワンでは、すでに異変が起き始めていた。そして、ジャックは見つかり、銃撃戦に。ソーヤーたちも間に合い、ソーヤーがフィルを捕まえダーマの連中を制して、ジャックが掘削した穴の中にコアをいれる。

覚悟を決めたみんなは、爆発の瞬間を待つ。しかし、なぜか爆発しない。そのうちに、地上のものが穴のなかに引っ張られ始める。機械がのみこまれ、人も引っ張られそうになり、いろんなものがぶつかり、ジュリエットは鎖が足に絡まって、穴の中に落ちてしまう。必死にジュリエットの手をつかむソーヤー。しかし、力つきてジュリエットは落下してしまう。かわいそうなジュリエット…。

穴の底で気付いたジュリエットは、そばにあったコアを石でたたく。爆発させようと、傷ついた体で力を振り絞るジュリエット。果たして、うまく爆発したのだろうか?
サイードが手を加えたといっていたので、そのことが原因ですぐには爆発しなかったのだろうか。
それにしても、あった過去をないことにするなんて、やはりうまくいかない気がする。
ファイナルシーズンは、また違った年代になりそうな予感がする。

<島・2007年>
ロックたちは、足だけが残された彫像の場所へやってくる。ジェイコブはここにいるという。会うのは一人だけだというリチャードに、即席のルールじゃないかと口にするロック。すごい強気。ロックは、ベンを連れてジェイコブの部屋へ。そして、彼が消えれば事態は変わると、ナイフを渡す。

ロックたちを待っているリチャードとサンは和やかムードだったが、そこへ、イラーナの一行がやってくる。イラーナの質問にリチャードがちゃんと答えることができたので、イラーナは、例の箱を見せる相手がリチャードだと判断し、箱を開けさせる。それは棺に入っていたロックの遺体。サンは聞く。これがロックならジェイコブと会っているのは誰?

ジェイコブは、ロックに「抜け穴を見つけたか」と聞く。「そうとも。どんな思いをしてここに来たかわかるまい」と答えるロック。ベンは驚いて前に会ったのかと聞くと、ロックはある意味ではねというのだった。ロックがベンにやれというと、ジェイコブはベンに向かって、命令に従うか、ここを去るか選べるのだという。ベンは、やっと自分に振り向いた、今まで会いたいといっても会ってくれなかった。ずっと命令に従って生きてきたのに、何故、自分ではなくロックなのだと聞く。そしてベンは、尋ねても理由をいわないジェイコブをナイフで一突き。

倒れたジェイコブは、「来る、彼らが来る」とナゾの言葉を残す。ロックは、ジェイコブを火の中へと蹴飛ばした。ジェイコブは、ベンに刺されても抵抗していなかった。彼も死なないのかな?
ロックは、先週でてきた男と同じ言葉をいっていたから、彼の身代わりのような者?
ジェイコブは、彼の反対側につくことになるロックを、何故助けたのだろう?
更に、ナゾは深まる一方なのだ!
by mint-de | 2009-12-01 12:04 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

「LOST」 第102話(5-16)

「ジェイコブ」
やっと、ジェイコブが登場した。
時代はいつかわからないけれど、機織りのようなものを使っている男がいる。
海では、かごを仕掛けて魚をとり、火をおこしてその魚を焼いている。
海の向こうには、白い帆をはった帆船が見える。
そこへ、別の男がやってきて聞くのだった。「あの船は君が呼んだのか。間違いの証明に」と。「彼らは来て争い、滅ぼし、墜落する。いつも終わりは同じ」
魚を焼いていたのは、ジェイコブ。
ジェイコブは答える。「終わるのは一度だけ。その間の出来事は発展の過程だ」
別の男はいう。「どんなに君を殺したいか。いつか必ず抜け穴を見つけてやる」
ここで待っているといったジェイコブの後ろには、あの彫像が立っていた。
彫像は、ワニの口のような顔をもった立派な姿をしていた。

帆船は、時代が古すぎるけれど、ダニエル・ルソーが黒い岩と呼んでいた船だろうか?
男が、いつも終わりは同じといっていたのは、この島では、歴史が繰り返されているということだろうか?
この男は、ジェイコブに対抗しようとしているようだが、いったいどんな人物なのだろう?
ジェイコブは、ケイトとソーヤーが小さい頃に会いに来ていた。二人はジェイコブに呼ばれたということらしい。
そして、サイードがナディアと一緒のときにもジェイコブが会いにいき、そのときナディアは交通事故にあった。ジェイコブが仕組んだのか、単なる偶然か?
ジンとサンの結婚式にも訪れたジェイコブは、二人の愛は特別だなどといっている。サンが妊娠したのはジェイコブのお陰かも。この3人もジェイコブが必要とした者たちらしい。
意外だったのは、イラーナ。イラーナは、ジェイコブに頼まれてこの島に来たのだ。どういう知り合いなのだろう?ジェイコブは、島の異変をなんとか修正しようとしているのだろう。

<島・1977年>
ケイトは、ソーヤーとジュリエットに、ジャックの行動を止めたいというが、ソーヤーはいままでの幸せな時間にこだわり、島には戻らないという。しかし、ジュリエットはケイトと同じ考えで島に戻ってみんなを救う方を選ぶ。ジュリエットは、もうソーヤーとの暮らしは終わったと思っているみたい。潜水艇の艦長を脅して、ボートで島に戻る3人。ビーチに着いて出迎えてくれたのは、なんとビンセント!生きててよかった(^^) そして、ローズとバーナードの2人と久し振りの再会。事情を聞いた2人は、今までのように静かに暮らしたいので、ここに残るという。たとえ死んでも2人一緒ならそれでいいという言葉に、しんみりするソーヤーとジュリエット。

一方、スワンの建設現場では、チャン博士が温度が急上昇したので掘削を中止させていたが、ラジンスキーは6年も研究してきたのにここで止めたくないと、掘削の続行を命令する。

ジャックたちは、20トンの水爆の前で思案中。ファラデーの日記を読んだサイードが、コアの部分をはずして、それだけでも熱核兵器となると判断し、コアを抜き取ることに。サイードがコアを背負い、地下を出ようとしたところで、リチャードがエリーを殴って気絶させる。リチャードは妊娠中のエリーを守ろうとしたのだ。今までは仕方なく手伝ったが、これから先は2人で行ってくれというリチャードにさよならして、ジャックとサイードは上へ。出たところは、ホレスの家。外ではダーマの連中が警戒中。突破するには、ダーマの服を着て連中に紛れ込むしかない。しかし、歩いている途中でベンの父親に見つかり、サイードは腹に銃弾をくらってしまう。ジャックが銃で撃ち返しているところへ、マイルズ、ハーリー、ジンが乗った車が助けにくる。サイードを止血しながら車でスワンに急いでいたが、急に車が止まる。そこには、ケイト、ソーヤー、ジュリエットが待っていたのだ。

<島・2007年>
ロックたちは、ジェイコブに会うために移動中。ロックは、ジェイコブを殺しにいくとナゼリチャードにいわないのかとベンに聞く。ベンは、娘にロックに従えといわれたことを話す。それを聞いてニンマリするロック。ジェイコブを自分は殺さない。君が殺すからというロック。それを聞いたベンは、沈んだ様子。ベンは、会ったこともないジェイコブを知っているフリをしていたのは、焦っていたからだと話す。ロックは、君は島に尽くしてきたのに、がんになり娘を殺された。ナゼ、彼を殺したいと思わないのかと、ベンをそういう方へ誘導するように話す。ロックは、以前とは別人のようになってしまった。

イラーナたちはフランクを連れて、カヌーでビーチに着く。フランクは、大きな箱が気になって尋ねると、箱を開けて見せてくれた。嘘だろうと驚くフランク。フランクが何をするつもりなのかと尋ねると、ある人物に、この箱の中身を見せて、正体を教えるという。自分達はいい者だという彼らに、いい者だという奴ほど悪者だと返すフランク。彼らはジェイコブの小屋に着くが、そこにはジェイコブはいなかった。イラーナは、壁に残されていた布切れを取ると、小屋を燃やすように命じる。ナゼ燃やすのだろう? そして、イラーナがとった布きれには、あの彫像の絵があった。ジェイコブは、そこにいるということかな?

あの箱の大きさから判断すると、あれはロックの棺なのではないだろうか。ジェイコブの力で生き返ったと思われたロックだが、そのロックがジェイコブを殺すというのはどういうことだろう。生き返ったロックは、ジェイコブを殺したいといっていたあの男の影響を受けているのだろうか?
by mint-de | 2009-11-24 15:02 | 海外ドラマ(LOST) | Trackback

見たり聞いたり、日々思うことをあれこれと…


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