「SPIRAL3~連鎖~」 第3話

前回、セリアの睫毛が動いたように見えたのは私だけ?(^^;) 
クレマンは検事をやめて、カールソンと一緒に弁護士として働くという。彼女がどんなことをしてきたか知っているのに、一緒に活動しようとするなんて理解に苦しむ。ベルトもジルがチームを離れるというだけで、あんなに動揺するなんて、ちょっとガッカリな展開だ。

ベルトは、倉庫に遺棄されていたセリアの遺体がカリーヌと同じ殺害手口で、耳の後ろに火傷の跡があったことから、犯人は同一犯だと断定する。捜していたブーランは、倉庫にいた形跡はなかった。連続殺人ということで警視庁が再びやってくるが、ロバンの一言でベルトたちの「仕事」として続行。犯人は、売春街で被害者の持ち物を処分し、ピアスは持ち帰っている。指紋はなく証拠を何一つ残していない。ベルトは進展しない捜査に焦り、捜査をもっていかれると部下に怒鳴ってしまう。そんなベルトを見て、ジルは、自分たちがやるような仕事じゃないのに、ベルトがしゃしゃりでたからだとぼやく。

ブーランを見つけ、署に連行して事情を聞くと、メキシコ人で医者を名乗り犬を手術した男を知っているという。彼は白い車ももっている。その男はロナルド・フエンデスといって、医者の資格はなかった。ロナルドを逮捕して問い詰めるが、ロナルドは口を割らない。白い車の中は洗浄されていて、ロナルドは、家具を運んだ後は洗うのだと弁解する。車の中からは何も見つからなかった。セリアが誘拐された頃、白い車が監視カメラに映っていて、遺体の発見現場近くから見つかった帽子がロナルドのものだとわかった。ロナルドを更に尋問すると、ショックを受けたのか、ロナルドは口から泡を吹いて倒れてしまった。

ロバンがクルセル市長を呼び出したと知ったマシャールは、早速ロバンのもとへ。見当違いだ、出世できなくなるとマシャールが脅しても、ロバンは意に介さない。ロバンは、やってきた市長に、犬にかみ殺された少年の写真を見せいくつか質問する。飼い主の責任だという市長に、ロバンは、警備を警察ではなく民間の会社に依頼したのはなぜかと聞く。そして、入札で会社を選定するという市長に、選挙には資金がいりますねと、自分がいろいろ知っていることを匂わせる。市長は帰りの車の中で、ロバンが本気だと部下に告げる。何とかすると答える部下。

検事ピエール・クレマン弁護士ジョセフィーヌ・カールソン
カールソンは、ツァボの病室へいって、辞めることを告げる。ツァボは笑わせるなというが、カ-ルソンの決意は変わらない。クレマンは、マシャールの机の上に法律の本を投げつけ、読み直せといって、検事とはサヨウナラ。バッタリ会ったカールソンとクレマン。私と一緒に仕事をしないかと誘ったカールソンのアイデアを、最初はありえないというように笑って断ったクレマンだったが、カールソンのカンのよさを認め、検察を見返すために一緒に組むことに。クレマンは感情的になりすぎていると思う。今までの自分の仕事に対する誇りはどこにいってしまったんだろう。カ-ルソンに誘われたからといって、一緒にやることもないのに。二人が一緒にお仕事できるんですかねえ…。意見の食い違いで、いろいろもめそうですが。

警部ロール・ベルト
ベルトは、ジルの異動願と捜査がうまくいかなくてイライラ気味。運転中に後続の車のドライバーに切れて、警察に捕まってしまう。ジルのおかげですぐに釈放されたベルトは、ジルの家で休み、異動はつらいけれど、お互いの人生のために異動を認め、評価を書き直すと約束する。上司がこんなに情緒不安定だと、部下も困ると思う。ジュリー・レスコーを見習ったらどうだろう(^^)

判事フランソワ・ロバン
市長が来る前に、部屋のカーテンを気にするロバンがおかしい。彼なりに「効果」を考えているのだろう。しかし、市長を敵に回して大丈夫?でも、裁判所が権力におもねってしまっては困るので、しっかりやってもらいたいもの。
ロバンは、入院中の母を見舞って、母が手術を拒み死ぬことを望んでいると知る。ロバンに手伝う気がないなら、もうくるなという母。弟のマルタンがロバンを訪ねてくる。母のことを聞いたマルタンが、ロバンと話をするために食事に誘うが、ロバンは実習生のアルノー・ルドレの母イザベルと約束があった。古い友人だというロバンをからかうマルタン。ロバンの照れた笑みに、デートするレストランで髪を直すロバンに笑ってしまう。
やってきたイザベルは画廊をやっているらしい。昔はイザベルが愛していたが、ロバンがひどいことをいってしまったとか。ロバンには、息子もいたんだね。イザベルとアルノーがどうロバンに関わってくるのかな?
by mint-de | 2010-06-23 19:32 | 海外ドラマ(S~U)