村木厚子さん

歯医者さんの待合室で週刊誌を読んでいたら、郵便不正事件で無罪になった村木厚子さんのインタビューが載っていた。
逮捕されても意外と冷静でいられたようだ。眠れないかと思ったらちゃんと眠れたとか、食事ではおいしいものもあったといっていた。いっぱい読んだ本の言葉に勇気付けられたとも語っていた。「本」は、心の糧となる大切なものなのだね。
家族や友人、知人の支えがあったので乗り越えられたという。
面会が許されたら70人もの人が会いにきてくれたらしい。
それだけ人望があったということだろう。
私などがそんな立場に追い込まれたらすべてに絶望してしまいそうだが、村木さんは実に淡々としている。
人間としてのキャパシティが広い方なのだろう。
今日の朝刊には、担当の検事が押収資料を改ざんしたと載っていた。
こういう検事は人としてどうなんだろう。
罪を犯した者はきちんと罰してもらいたいが、罪のない人間に罪を被せることは許されることではない。
夕刊には最高検が捜査すると載っていたが、身内の捜査でどこまでできるのだろうか?
とにかく検察への不信感を払ってほしいものだ。
by mint-de | 2010-09-21 20:28 | 社会畑